【初心者向け】フィギュアの製作と塗装法(タミヤ 1/35 アメリカ歩兵偵察セット)~⑮まとめ編~

前回は汚し塗装の説明をしました。今回は簡単なまとめになります。

=🐣キットについて=

今回は新旧キットを作り比べてみました。3Dスキャンを使用した新キットと、昔ながらの原型から作る旧キットは、同じ1/35のフィギュアでもかなり印象は異なります。

写真1

購入する際は新旧どっちのキットの出来が良いかというより、どっちのキットが好みかで考えた方がいいです。新旧キットの特徴を簡単に説明するので、どちらがいいか迷っている人は購入時の参考にして下さい。

1.新キット

新キットは自然なシワでパーツの合いもバッチリですが、実物を正確にスキャンしているのでポケットなどのモールドが弱い部分があります。正確に縮小するとポケットなどの凹凸はほとんど目立たないのですが、これが物足りないと思う人はパテで修正したり旧キットを使用した方がいいと思います。

実際の人物をスキャンしているので、3Dスキャンのフィギュアは全体的にスラッとした体格が多いですガッチリした体格のフィギュアと混同する際は違和感がないように注意して下さい。

服のシワが独特なので関節を曲げるなどの加工をした時に、改造した部分のシワを周りに合わせるのがかなり難しいので、ポーズを変更などは考えないで製作するのが一番だと思います。

銃を握る手は銃とバッチリ組み合うし、しっかり体に合うように装備品のガイドも付けられているため、握り手の修正や装備品と体の隙間埋めなどの作業が必要なくなります。旧キットのように装備品を自由な場所に付ける事は難しくなりましたが、装備品の接着場所で迷ってしまう人は新キットの方が作りやすいと思います。

写真2

シワの造形が素晴らしいので、ドライブラシをするだけでそれなりの完成度になると思いますが、彫りが若干浅いので襟元や上着とズボンの境目などの強調させたい部分だけでも暗い色で塗装すると、より見映えがよくなると思います。

2.旧キット

彫刻的なシワなのでリアルというよりは、力強い感じになります。不規則なシワではないので、関節を改造した時などのシワ付けは比較的簡単に行う事ができます。ポーズを変更させたい人は、作業に慣れるまで旧キットを使用した方がいいと思います。

3Dスキャンの新キットと大きな違いは動きのあるポーズが多い事です。新キットは実際に人物をスキャンするので、走っている状態やジャンプしている状態など静止できないポーズのフィギュアはやや難しいようです。

逆に旧キットは原型から手作りなので、ジャンプや走っている状態のフィギュアを作る事ができます。動きのあるフィギュアが必要な時は旧キットから探した方がいいと思います。

写真3

装備品を接着するガイドがないので一見不便に思えますが、簡単に装備品の位置や種類を自分好みにする事が可能です。

新旧キットを混同してジオラマや車両に乗せても問題ないですが、体格が違う場合があるので少し間隔を空けるなどの工夫が必要になります。旧キットのみでも、種類やメーカーが違うと体格がかなり異なる場合があるので同様の工夫は必要になります。

写真4
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=🐣塗装について=

フィギュア塗装はそれぞれ好みがあるので、自分が上手いと思ったフィギュアに似せるように塗装をするのが上達しやすいと思います。

できれば展示会やコンテストなどで、実際の作品を見る事ができる場所で探すのが一番ですが、雑誌などの作例でもいいのでとりあえず10個ぐらい自分好みのフィギュアを選びます。それぞれをじっくりと眺めて共通点を3つぐらい探してみて下さい。発見した共通点を意識して似せるように塗装をすると、自分好みのフィギュア塗装に近づくと思います。

🐥見つけた共通点が多ければ多いほど、理想の塗装に近づいていくので頑張って探してみて下さい。

写真6

塗装時は目線がフィギュアに近づいています。目線を近づけたまま作業をしていると、完成後に離れて見た時、ずいぶん違う印象になってしまう場合があります。近くで見るとメリハリがあったけど、離れてみるとボンヤリしていたり、失敗したと思っていたけど、離れてみるといい感じになっていたなどのケースを経験した人もいると思います。

このように近くで見るのと、離れて見るのでは印象が結構変化します。さらに照明の状態などによっても異なります。完成品を飾る予定の場所に近い照明状態や距離で上手く見えるように、意識しながら小まめに距離や照明の具合を変えてチェックしてみて下さい。

=🐣手軽なディテールアップ=

今回の製作記事で説明したスリングの取り付けは、簡単な割には効果の高いディテールアップなので是非やってみて下さい。

写真7

エッチングパーツよりも紙の方が扱いやすく、安価で塗装がしやすいのでお勧めです。留め具やバックルなどを再現するのはできませんが、スリングがあるだけでも充分雰囲気が変わるので、初心者向けのお勧めディテールアップです。

=🐣まとめ=

フィギュア塗装はいろいろな方法があって、どのように塗ればいいのか迷う人も多いと思います。まずはどのように塗れば自分好みのフィギュアを完成させる事ができるかを知って、それに合った塗装法を探して参考にするのが一番だと思います。

なかなか自分にぴったりの塗装法を探すのは難しいですが、いろいろな塗装法の使えそうな箇所だけを参考にしながら、自分にピッタリ合った塗装方法を考えてみて下さい。

写真8

🐦今回使用したキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ アメリカ歩兵 攻撃セット

タミヤ(TAMIYA) 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.379 アメリカ歩兵 偵察セット

🐔今回の記事はこれで終了です。記事一覧を下記に載せておくので目次代わりに使用して下さい。

【初心者向け】フィギュアの塗装法(タミヤ 1/35 アメリカ歩兵偵察セット)

~①準備編~

~②組み立て編その1~

~③組み立て編その2~

~④顔の塗装編その1~

~⑤顔の塗装編その2~

~⑥顔の塗装編その3~

~⑦顔の塗装編その4~

~⑧服の塗装編~

~⑨装備品の塗装編~

~⑩明暗の塗装編~

~⑪小銃の加工編~

~⑫仕上げ編~

~⑬汚し塗装編その1~

~⑭汚し塗装編その2~

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