前回は足回りの組み立てについて説明をしました。今回は泥の付着をします。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】1日1時間以内の作業で戦車模型を製作する(タミヤ 1/35 M4A3シャーマン75㎜砲搭載・後期型)~③2日目~
🐦️今回使用しているキットを下記に載せておくので参考にして下さい。
タミヤ(TAMIYA) 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.250 アメリカ陸軍 M4A3 シャーマン 75mm砲搭載・後期型 前線突破
=🐣3日目=
🐤泥の付着
泥の付着を行いますがこれはオプション的な作業なので、泥汚れを付着させたくない場合は省略して下さい。
タミヤテクスチャーペイントを使用して、泥汚れを付着させます。泥汚れは塗装後に加えた方が楽に思えますが、立体感のある泥は塗装前に付着させた方が気楽に作業ができます。
テクスチャーの含まれたペイントは土色の塗料の中に立体的な粒子が混ざっている物が多く、筆などで塗る場合テクスチャーの3D的な盛り付けと、土色の2D的な着色を同時に行う必要があります。これは意外と難しくて、実際にやってみたら思ったような泥汚れにならなかったという経験をした人も多いと思います。
ちょっと面倒ですが立体的な泥汚れは、3D的な盛り付け作業と2D的な着色作業を分けて製作した方が難易度は下がると思います。塗装前に泥汚れを加えてしまうと泥の塗装がちょっと気になりますが、泥汚れがモールドされたキットだと思えば意外と気楽に塗装ができます。立体的な泥汚れで悩んでいる人はちょっと参考にしてみて下さい。
🐔タミヤテクスチャーペイントについて詳しく説明した記事を下記に載せておきます。こちらも参考にして下さい。
タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.350 アメリカ陸軍 M10 駆逐戦車 中期型
タミヤテクスチャーペイントのダークアースを写真1のように泥汚れを加えたい箇所に塗ります。色を塗るというよりは、盛り付ける感じで塗っていけば、うまくテクスチャーの粒子が付着できるようになります。
後でブラシで表面を荒らすので、表面の状態はあまり気にせずに、とりあえずイメージ通りの厚さで粒子をのせる事だけに集中して作業をして下さい。
写真1
全体的に盛り付けた状態が写真2になります。全体が均一な厚さにならないようにして、土が溜まりそうな箇所は厚めに盛り付けるようにします。サスペンションパーツ側面の合わせ目にも、さりげない感じでテクスチャーペイントを盛り付けます。
写真2
テクスチャーペイントは厚さを付けて盛り付けた場合、時間が経過すると表面が滑らかになってしまいます。この時点で表面を荒らしても30分ぐらい経過したら滑らかになってしまうので、そのまま放置して30分後に表面を荒らす事にします。
テクスチャーペイントの付着は前後左右で15分程度の時間を使用しましたが、扱いに慣れていないともう少し時間がかかるかと思います。30分後に再び作業を行うので、1時間でキッチリ作業を終了させたい場合は、20分経過した時点で終了させて残りは次の製作日に持ち越すようにして下さい。
🐦️今回使用したテクスチャーペイントを下記に載せておくので参考にして下さい。
タミヤ メイクアップ材シリーズ No.109 情景テスクチャーペイント (土 ダークアース)
🐤キャタピララックの製作
テクスチャーペイントの表面が硬化するまで時間があるので、その間にちょっと作業を進めておきます。写真3は車体後部にあるキャタピララックのパーツなのですが、窪み部分に大きなピン跡があります。結構目立つ場所なので軽く処理をしておきます。
凹部分なのでちょっとヤスリがけで処理するのは難しそうです。ここは模型用のノミを使用してピン跡を目立たないようにします。ノミの刃を立てた状態でピン跡の回りを上下に動かして、カンナがけのようにピン跡と周囲を削って表面を平らにします。模型用のノミが無い場合は、デザインナイフなどで代用可能です。
写真3の赤丸で囲んだ部分がカンナがけをした箇所になります。未処理の状態よりもピン跡が目立たなくなりました。
写真3
キャタピララックのパーツは左右合わせて4個ありますが、内側は 後部のラックに隠れてピン跡は目立たなくなります。外側の2個だけ処理すればいいので、それほど面倒ではないです。予備キャタピラとラックを取り付けた状態が写真4になります。
写真4
🐤泥の表面処理
ラックの製作でちょうど30分経過したのでテクスチャーペイントの表面処理をします。盛り付けをしてから約30分経過した状態が写真5になります。厚く盛った箇所がちょっともっさりした感じになっています。このままでも良いのですが、もう少しザラザラした感じにしたいので表面を少し荒らしていきます。
写真5
ちょっと固めの筆や小さいブラシなどで表面を叩いて荒らしていきます。厚く盛った箇所の表面はある程度乾燥していますが、中は乾燥していないので柔らかいです。形を崩さないよう力加減に気を付けてブラシで軽く叩くようにして下さい。逆に薄く塗った箇所は硬化が進んでちょっと固くなっているので、少し力を入れて叩いて表面を荒らすようにします。
表面処理を終えた状態が写真6~8になります。
写真6
完全乾燥していない状態なので、ブラシなどにテクスチャーペイントが付着してしまいます。毛先にテクスチャーペイントが詰まってしまうと、うまく表面を荒らす事ができないので、こまめに詰まったテクスチャーペイントを水で洗い流しながら作業を行います。また、水気があると表面が逆に滑らかになってしまうので、ティッシュなどでしっかりブラシの水気を取ってから作業を続けて下さい。
写真7
ここで注意するのは転輪側面に付着したテクスチャーペイントです。ここはキャタピラと接するので、盛り上がった土があるとちょっと不自然です。少し付着した程度なら問題ないですが、こんもり盛り付けてしまった箇所は綿棒などで拭き取りようにします。乾燥後でもナイフなどで削れるので、この時点で行う必要はないですが気になる箇所はしっかり拭き取るようにして下さい。
写真8
結構大変な作業に見えますが、フラシで叩くだけなので10分程度で終了します。乾燥後だとこの作業はできないので、多少時間がオーバーしても表面処理まではしっかり行うようにして下さい。
今回はここで終了です。次回はキャタピラの取り付けになります。