前回は汚し塗装について説明をしました。今回は汚し塗装の続きになります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】単色塗装車両の楽しみ方(タミヤ 1/35 JSU-152)~⑧汚し塗装編その1~
🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ(TAMIYA) 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.303 ソビエト陸軍 重自走砲 JSU-152
=🐣新しいオイル汚れやシミの表現=
前回はツヤを消したやや古めのオイルやシミ汚れの表現を行いました。今回はツヤのある比較的新しいオイル汚れやシミを表現します。
オイルカラーをそのまま使用しても問題ないですが、色合いの変化を表現したい場合は、クリアーオレンジなどを加えて調節してみて下さい。今回は車体色がグリーン系なので、色の変化は目立たないですが、ダークイエロー系の車両なら色の違いがより目立つようになります。色やツヤを変えて新旧のオイル汚れの違いを表現してみて下さい。
今回使用する新しいオイル汚れの塗料は、ガイアカラーのオイル用塗料とタミヤスミ入れ用塗料オレンジブラウンを3:1で混合した物を使用しています。原液のオイルカラーやクリアーカラーだとツヤがちょっとキツく感じるので、ほんの少しスミ入れ用塗料でツヤを抑えています。これは好みによって違うので、自分好みの色合いやツヤで調節してみて下さい。
🐔ガイアカラーのオイル塗料はエナメル系で、アクリルやラッカー系の下地なら塗膜に影響することなく塗装や拭き取りが可能です。タミヤのスミ入れ用塗料とも混合できるので、汚し塗装には便利な塗料です。下記に載せておくので、参考にして下さい。
ガイアノーツ ガイアカラー オイル 10ml 模型用塗料
調合した塗料をオイル汚れを加えたい場所に塗ります。縁がハッキリした方が新しいオイル汚れっぽく見えるので、あまり拭き取り作業は行わないようにします。オイル汚れっぽく見えるように形を意識しながら塗って下さい。
新しいオイル汚れを加えた状態が写真1~4になります。
写真1
写真2
写真3
新しいオイル汚れは車体後部に集中して付着させたので、車体前面にはほとんど加えてないです。新しいオイル汚れは全体に加えないで、燃料タンクやエンジンハッチ付近などポイントを絞って加えるようにして下さい。
写真4
オイル汚れ用塗料を泥部分に塗れば湿った泥の表現としても使用できます。同じ塗料でも塗る場所を変えれば、異なる状態を表現する事もできます。湿った汚れが溜まったような感じも表現できるので、いろいろな箇所で試してみて下さい。
足回りに塗装した状態が写真5、6になります。
写真5
写真6
縁をハッキリさせたいので拭き取りはなるべく避けたいですが、色の濃さや形、ツヤなどが気に入らない箇所は修正や調節をしていきます。
エナメル溶剤で拭き取りながら形を調節をしますが、ツヤ有りの塗料が流れた箇所は乾燥後にテカリが発生しやすいので、拭き取り作業で塗料を流す場合はつや消しの溶剤で行って下さい。ツヤを残したい箇所は通常の溶剤、ツヤを消したい箇所はつや消しの溶剤で修正作業を行います。
🐥つや消し溶剤については前回の記事で説明をしています。参考にして下さい。
新しいオイル汚れの修正や調節を終えた状態が写真7~11になります・
写真7
オイルや燃料が流れた状態は、流れ落ちるオイルの幅や形をエナメル溶剤で整えながら表現します。
写真8
過剰な部分は溶剤で全て拭き取っても問題ないですが、古いオイル汚れも一緒に拭き取ってしまう可能性があるので注意して下さい。 全て拭き取ってしまった場合は、古いオイル汚れの付着からやり直して下さい。
写真9
ツヤが出すぎた箇所は、表面に軽くパステル粉を付着させればツヤを少し落ち着かせる事ができます。微量のパステル粉を付着させた筆で、ツヤが気になる箇所を何度か撫でていけば、ツヤが落ち着いていきます。筆に付着させるパステル粉が多いと、ただ粉っぽくなるだけなので付着加減には注意して下さい。
写真10
写真11
エナメル塗料を使ったオイル汚れやシミの表現は、アクリル系やラッカー系の下地なら何度でもやり直しができます。失敗してもやり直しが可能なので、慣れていない人でも安心して作業ができます。気に入った表現になるまで、焦らずじっくり作業を繰り返してみて下さい。
今回はここで終了です。次回は汚し塗装の続きになります。