前回は下地塗装と基本塗装について説明をしました。今回は迷彩塗装になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】簡単!車両に合わせた歩兵フィギュア改造方法(ドラゴン 1/35 キングタイガー)~⑬車両の塗装編その1~
=🐣三色迷彩=
基本塗装が終了した状態が写真1になります。ここから迷彩塗装を加えていきます。緑部分はタミヤアクリル塗料XF58オリーブグリーン、茶色部分はタミヤアクリル塗料XF64レッドブラウンを使用して塗装をします。
写真1
三色迷彩のコツは最初に塗装する迷彩柄の間隔です。
面積のバランスで考えてみると基本色、緑色、茶色を1:1:1の比率で塗装する場合、最初に塗装する迷彩柄の面積が基本色の1/2になるように塗装をする必要があります。この後、2番目に塗装する迷彩柄を同じ面積で塗装すれば、1:1:1の比率で三色迷彩を行う事ができます。
最初に塗った迷彩柄の間隔が比率よりも少ないと、次に塗る迷彩柄と基本色の面積が窮屈になってバランスが崩れてしまいます。また、逆に間隔が比率よりも大きくなってしまうと、間延びした感じになってしまいます。
迷彩柄の形も重要ですが面積の比率が合っていれば、迷彩柄の形が多少悪くてもそれなりの三色迷彩に見えます。逆に比率がバラバラだと、迷彩柄が上手く塗れてもチグハグな感じがします。迷彩塗装で悩んでしまう方は、迷彩塗装の間隔に注目してみて下さい。
ドイツ戦車の迷彩塗装は大戦末期になると、ダークイエローの面積は少なくなり、緑と茶色の面積は広くなっています。そのため、今回の迷彩塗装は緑:茶色:ダークイエローの比率が1:1:0.5になるようにして行います。
タミヤアクリル塗料XF58オリーブグリーンを写真2、3のように塗装します。ダークイエローの面積がオリーブグリーンの1.5倍になるように意識して、迷彩柄の間隔に注意して吹き付け作業を行います。
写真2
しっかり計測して面積を合わせる必要はないです。目分量で大丈夫なので、ダークイエローとオリーブグリーンの面積比率を意識しながら迷彩柄の間隔を調節していきます。
写真3
次にタミヤアクリル塗料XF64レッドブラウンで写真4、5のように茶色部分を塗装します。緑部分と同じ面積になるように意識しながら吹き付け作業をします。
写真4
イメージした比率に近い状態になったと思います。
写真5
説明書などの塗装図を参考に塗装をして問題ないですが、塗装図に前後左右さらに上面の図面が載っているものは少ないです。大体は左右側面のどちらかだけで、前後の塗装図すら載っていない物もあります。塗装図に載っていない面は自分で想像しながら塗装する必要があります。比率を意識しながら塗装をすれば、塗装図に載っていない面にも対応できるようになります。
=🐣光と影迷彩=
大戦末期のドイツ戦車には、点々と塗料が付着している光と影迷彩を加えた車両も多くみられます。資料を見ると今回製作する車両も光と影迷彩を加えているので再現します。
まずは比基本色で使ったXF88ダークイエロー2を緑と茶色部分に塗装します。筆に付けた塗料で、点を付着させる感じで写真6のように塗っていきます。
写真6
次にXF58オリーブグリーンを使用して、写真7のように基本色と茶色の部分に点を加えていきます。
写真7
最後にXF64レッドブラウンで基本色と緑色の部分に点を加えていきます。
光と影迷彩の塗装を終えた状態が写真8~10になります。
写真8
緑部分に塗った茶色の点が目立たないですが、無理に強調せずにそのまま仕上げています。こういった部分を無理に強調させるとチグハグになってしまう場合があるので注意して下さい。
写真9
車体上面にも光と影迷彩を加えていますが、転輪や起動輪などの足周りには加えていないです。
写真10
🐦️下記に今回使用した資料を載せておきます。白黒写真が多いので塗装の参考にはならないかもしれませんが、巻頭にはカラーの塗装図なども掲載されています。細部の図解も載っていて、1~2は車体の解説、3は砲塔の解説がメインになっています。戦場写真も多いので、細部の資料としてだけでなくフィギュアを組み合わせる際やジオラマ製作の資料としても使用できます。興味のある方は参考にしてみて下さい。
重戦車ティーガーII(1)ウォーマシンレポートNo.154
重戦車ティーガーII(2)ウォーマシンレポートNo.155
重戦車ティーガーII(3)ウォーマシンレポートNo.156
今回はここで終了です。次回は仕上げ塗装になります。