前回で製作は終了したので、今回は簡単なまとめになります。
写真1
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】簡単!草地ジオラマの製作方法(モンモデル 1/35 ベルゲパンサー)~⑮車両とフィギュアの配置編その2~
=🐣キットについて=
今回は写真2のモンモデルから発売されているベルゲパンサーを製作しました。
写真2
🐦️今回使用したキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
1/35 ドイツ軍 戦車回収車 Sd.Kfz.179 ベルゲパンター A型
このキットは車体内部が再現されているので、塗装や組み立ての順番を考える必要があります。ただし、パーツ選択によっては内部が隠れるようになっているので、事前に操縦席天幕の開閉とウインチ部分の天板の有無を決めておいて下さい。
🐔下記にフルインテリアキットの製作記事を載せておきます。興味のある方は読んでみて下さい。
【初心者向け】フルインテリアキットを説明書の順番通りに製作する(1/35 タコム パンサーA型)①~準備編~
【初心者向け】フルインテリアキットの製作と見せ方(アミュージングホビー 1/35 フェルディナント)~①準備編~
【初心者向け】Ⅲ号突撃砲フルインテリアキット製作方法(ボーダーモデル 1/35 Ⅲ号突撃砲G型)~①準備編~
パーツ数が多いのでとても作りがいのあるキットですが、エッチングパーツなどの加工は難易度が低いので、何度か戦車模型を作った事のある人なら問題なく製作できると思います。作りがいのあるキットの製作に没頭したい時には、もってこいのキットなので興味のある方は是非製作してみて下さい。
写真3
🐦️下記に載せた書籍にはモンモデルとタコムのベルゲパンサーの製作記事が載っています。塗装などの参考になると思うので、製作の際には参考にしてみて下さい。
タンクモデリングガイド 3 (2024-06-25)
写真4
🐦️ベルゲパンサーは比較的マイナーな車両のためあまり資料がないのですが、下記に載せた書籍にはかなりのページを割いて紹介されています。現在は絶版ですがこれ一冊でかなりの資料になるので、資料等で困っている方は古本屋などでちょっと探してみて下さい。
パンター戦車(1) (ウォーマシンレポートWAR MACHINE REPORT No.112)
=🐣草地の製作について=
草地を製作で難点なのは、スタティックグラスの取り扱いだと思います。ボリューム感を出したり、しっかり固着させるので悩んでしまう人も多いと思います。
写真5
スタティックグラスを全体に撒いても、逆さにして固着できなかったものを落としたら、地肌が見えてしまいもの足りない感じになり困ってしまった人も多いと思います。ここで固着力が足りないのではと考えて、ボンドを濃い状態で使用したくなりますが、濃いボンドを使用しても固着するスタティックグラスの量はそれほど変わらないです。
写真6
🐦️スタティックグラスは様々や色や長さのタイプがあるので、ジオラマのイメージに合う物を用意して下さい。いくつか下記に載せておくので、参考にして下さい。
KATO 日本の草はら 雑草色
KATO Nゲージ 達人芝 老緑 (おいみどり) 4mm
GREEN STUFF WORLD グリーンスタッフワールド スタティックグラス2-3mm 春の草(200ml)
スタティックグラスにボリュームを出すコツは重ね撒きです。一度撒いたスタティックグラスの上にボンドを垂らすと、風呂上がりの髪の毛のようにペタッとした感じになってしまうので、躊躇してしまいますが、上から重ね撒きをすればボリューム感のある芝に見えるようになります。最初に撒いたスタティックグラスは下地だと思って作業をすれば、ペタッとなってもそれほど躊躇する事はないです。モサモサさせたい部分は、3、4回重ね撒きをすれば十分な量を固着させる事ができます。
写真7
写真8
今回は草を撒くのに繁茂ボトルを使用しました。これは静電気の力でボリューム感を出す道具ですが、安価で扱いが簡単なだけあってそれほどの効果はないです。茶漉しで撒くよりも何となくボリューム感があるような仕上がりになりますが、草が立つというほどではないです。
ただ、スタティックグラスを撒く道具としてはかなり優秀だと思います。ボトル上面の穴が大きいので均一に撒くのが難しいように感じますが、実際使ってみると茶漉しよりも強弱を付けやすく、見た目から感じるよりも均一に撒く事ができます。スタティックグラスがうまく撒けなくて困っている人はちょっと使ってみて下さい。
🐦️下記に今回スタティックグラスを撒くのに使用した道具を載せておきます。参考にして下さい。
KATO 繁茂 (はんも)・深雪 (しんせつ)ボトル 24-406 鉄道模型用品
スタティックグラスを撒いたら次の問題は固着です。ベースを逆さにして固着できなかったスタティックグラスを落としても、強い風を当てたり息を吹き付けるとスタティックグラスが舞ってしまい困ってしまったという人も多いと思います。
これは上から塗料を吹き付ける事で解決できます。塗料は乾くと固まるので、塗装をしてそのまま放置していたら、他のパーツや作業台とくっついてしまったという経験をした人も多いと思います。その性質を利用して整髪料のように、塗料を吹き付けて固めてしまえばしっかりとスタティックグラスを固める事ができます。
写真9
髪の毛で例えてみましたが、実際に髪の毛をセットするような感じで製作してみて下さい。草むらなどの形を整える際にハサミを使用しますが、普通に整えると日本人形の髪の毛のように、葉先が揃った感じになってしまいます。ハサミを斜めにいれたり、刃先が櫛のようになっているすきバサミを使用すれば、自然な感じの葉先になります。ちょっと床屋になった気分で作業を進めてみて下さい。
写真10
=🐣草地ジオラマについて=
草を撒いてしまえば地面は見えなくなるので、地表の表現を考える必要がないのは大きな利点です。それでいて手の込んだように見えるので、まさに一石二鳥のジオラマです。ただ面積が広いとかなり単調になってしまうので、そこは草むらや花などを加えて変化を付けてみて下さい。
写真11
キャタピラなどで掘り返された土の表現も、草地ジオラマの醍醐味です。車両の轍を製作する場合は、事前にスチレンボードなどで凹凸を付けておく事をお勧めします。2~3mm程度地面を窪ませるだけですが、周り全体もその分底上げしないと窪みが表現できないです。 粘性の高い粘土などなら問題ないですが、流動性の高い石膏やテクスチャーペイントを使用する場合は、その2~3mmの底上げがかなり難しくなります。使用する地面の素材に合わせて地面の凹凸を事前に付けるようにしてみて下さい。
写真12
写真13
=🐣まとめ=
草地ジオラマはついつい敬遠してしまいがちですが、やってみると思った以上に簡単です。スタティックグラスが飛び散るのが難点ですが、空き箱の中や新聞紙などを敷き詰めて作業をすれば問題はないです。ボンドを塗っていない箇所には固着しないので、一部だけ草地にする事も簡単にできます。
塗装の際に草色の塗料が地面にはみ出すのが気になる人もいるかと思いますが、はみ出した部分に土色の塗料を吹き付けたり、パステル粉を付着させれば目立たなくなります。草部分に土色が付着した方が草全体の色合いが落ち着くので、土色のはみ出しはとくにきにする必要はないです。最後に草全体に土色を吹き付けて色合いを整える作業をするなら、それほどはみ出しは気にならくなります。
写真14
今回の記事はこれで終了になります。草地を気軽に製作できるようになれば、ジオラマ製作の幅はかなり広がります。まずは深く考えないで、草地と草むらの製作から始めてみて下さい。そこで、もの足りないと感じれば、自然に草木や花など製作に興味が持てるようになると思うので、ちょっと草地のジオラマに興味のある方は是非挑戦してみて下さい。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次として使用して下さい。
【初心者向け】簡単!草地ジオラマの製作方法(モンモデル 1/35 ベルゲパンサー)
~①準備編~
~②車両内部の製作と塗装編~
~③車両の製作編~
~④フィギュアの製作~
~⑤地面の製作編その1~
~⑥地面の製作編その2~
~⑦地面の製作編その3~
~⑧地面の塗装編~
~⑨草の製作編その1~
~⑩草の製作編その2~
~⑪草の塗装編~
~⑫車両の塗装編その1~
~⑬車両の塗装編その2~
~⑭車両とフィギュアの配置編その1~
~⑮車両とフィギュアの配置編その2~