【初心者向け】艦船模型用エッチングパーツの組み立てと塗装法(アオシマ 1/700 ワスプ)~⑭仕上げ編~

前回は艦載機の塗装を行いました。今回は仕上げになります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】艦船模型用エッチングパーツの組み立てと塗装法(アオシマ 1/700 ワスプ)~⑬艦載機の塗装編~

=🐣艦載機の接着=

艦載機を接着せずにコーティング塗装をすると、艦載機が小さいためエアブラシの風圧で飛んでいってしまうので、コーティング塗装の前に艦載機を接着しておきます。

接着には木工用ボンドを使用します。車輪部分にボンドを付けて写真1~3のように飛行甲板に接着します。艦載機の向きや位置は好みで問題ないですが、艦載機の順番には決まりがあります。

滑走距離が長い航空機は後方に配置されます。滑走距離が比較的短い戦闘機は艦首側、次に爆弾を搭載している爆撃機、最後尾は重い魚雷搭載している雷撃機になります。

重い機体ほど滑走距離が必要になるので、飛行甲板後部に配置されます。日本海軍の空母でも同じような配置になるので、艦載機を乗せる時は注意して下さい。

写真1
写真2
写真3

🐥格納庫外のエレベーターを使用している状態を製作する場合は、写真3のように艦載機をエレベーターの上に乗せます。

=🐣艦載艇の接着=

木工用ボンドを使用して、塗装済みの艦載艇を接着します。塗装面にパーツを接着する場合は、塗装面に影響が少ない木工用ボンドを使用する事をお勧めします。

木工用ボンドは乾燥すると透明になりますが、はみ出した部分は光沢した状態になるので付けすぎにが注意して下さい。はみ出した部分は乾燥する前に拭き取ります。

=🐣コーティング塗装前の準備=

コーティング塗装の前に、全体をチェックして塗り残しや、エッチングパーツの剥がれなどを確認します。

手すりなどで剥がれている部があったら、楊枝などの先に瞬間接着剤を付けて、エッチングパーツの接着面に付けてから接着していきます。瞬間接着剤が乾いたら接着部分を再塗装して修正します。

塗り残し部分は再塗装します。必要ならばもう一度再塗装した箇所にスミ入れをします。

=🐣コーティング塗装=

タミヤアクリルのXF86フラットクリアーをエアブラシで全体に吹き付け、コーティング塗装を行います。コーティング塗装をすると、ツヤが均一になり筆ムラや艦載機のデカールのツヤが目立たなくなります。

コーティング塗装をしなくても特に問題ないですが、筆塗りで迷彩塗装をした場合は、コーティング塗装をした方がきれいに仕上がります。コーティング塗装が終了したら完成です。

写真4
写真5
写真6
写真7

これで完成です。このまま飾っても問題ないのですが、せっかくなので海面を製作して洋上ジオラマ風のベースを製作していきます。

🐦今回使用したキットとエッチングパーツを下記に載せておきます。参考にして下さい。

青島文化教材社 1/700 ウォーターラインシリーズ アメリカ海軍 航空母艦 WASP プラモデル 715

青島文化教材社 1/700 ウォーターラインシリーズ ディテールアップパーツ アメリカ海軍 航空母艦WASP ワスプ 専用エッチングパーツセット プラモデル用パーツ

今回はここで終了です。次回は海面ベースの製作になります。