【初心者向け】簡単!1/35フィギュア迷彩塗装のコツと方法(タミヤ 1/35 ドイツ歩兵)~⑥皮膚の塗装編その2~

前回は皮膚の塗装について説明しました。今回も皮膚の塗装について説明します。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】簡単!1/35フィギュア迷彩塗装のコツと方法(タミヤ 1/35 ドイツ歩兵)~⑤皮膚の塗装編その1~

=🐣皮膚の塗装=

皮膚塗装は製作した色に番号をつけて説明しているので、下記に番号一覧を載せておきます。参考にして下さい。

肌色①ー基本色

肌色②ー少しだけ暗い肌色

肌色③ー少しだけ明るい肌色

肌色④ー暗い肌色

肌色⑤ー最も暗い肌色

肌色⑥ー最も明るい肌色

前回、肌色⑤で最も暗い部分を塗装した状態が写真1になります。今回はここからの続きになります。

写真1

影の部分の塗装が終了したら、基本色の肌色①で影の部分が太くなってしまった箇所やはみ出してしまった部分を修正します。肌色①で修正塗装をした状態が写真2、3になります。

写真2
写真3

影部分の修正が終了したら、肌色③で鼻や頬、おでこなど光が当たりやすい箇所を塗装します。肌色③を塗り終わった状態が写真4、5になります。

写真4
写真5

肌色③に白または薄いグレーを加えて、最も明るい肌色⑥を製作します。鼻筋や頬など凸部分に塗装します。広範囲に塗るのではなく、強調したい箇所にピンポイントで塗装します。塗装終了した状態が写真6、7になります。

写真6
写真7

肌色⑥の塗装が終了したら、タミヤスミ入れ用塗料のピンクブラウンを使用して皮膚に赤みを付けます。明るい部分や影部分の境目を目立たなくする作用もあるので、仕上げ作業にお勧めです。

🐦️今回使用しているスミ入れ用塗料を下記に載せておきます。参考にして下さい。

スミ入れ塗料 (ピンクブラウン)

凹部に流し込むのではなく、普通の塗装のように全体に塗るようにします。一度では上手く色が着かないので、何度か重ね塗りをします。拡販したスミ入れ用塗料を、塗料皿に移してから塗装をした方が楽に作業ができます。

🐥エナメル塗料で皮膚の塗装をした場合は、この作業ができないので注意して下さい。

後で拭き取って明暗を調節するので、まずは自分好みの赤色になるまで重ね塗りをして下さい。スミ入れ用塗料を塗り終えた状態が写真8、9になります。

写真8
写真9

最後にエナメル溶剤を付けた筆で、凸部分や明るくしたい場所のスミ入れ用塗料を拭き取ります。一気に拭き取らないで、少しずつ拭き取るようにして明暗を調節します。

失敗してしまったら、スミ入れ用塗料を塗るところからやり直す事ができるので、気楽に作業をしてみて下さい。拭き取り作業が終了した状態が写真10、11になります。

写真10
写真11

最後に写真12のように大きく離れて見て下さい。50㎝程離しても明暗が解るようなら問題ないです。

写真12

ヘルメットを被るとほとんど見えませんが髪を塗装します。ブロンドヘアーは、XF60ダークイエローとXF64レッドブラウンの混色で表現しています。まずはレッドブラウンを多めにした塗料で下塗りをして、徐々にダークイエローの量を増やしながら髪の流れに沿って線を描くように塗装していきます。

髪の塗装が終了した状態が写真13になります。

写真13

これで皮膚部分の塗装は終了です。

今回はここで終了です。次回から服の塗装になります。