【初心者向け】簡単!タミヤ最新キット 1/35 イギリス巡航戦車コメット製作方法~⑲まとめ編~

前回で製作は終了したので、今回は簡単なまとめになります。

=🐣キットについて=

今回製作したコメットは、タミヤの最新キットというだけあって、組み立てで苦労する箇所はありませんでした。合わせ目処理も砲身先端と雑具箱の一部に行うだけでほぼ問題なく完成します。

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塗装も単色塗装なので、初心者の方でも一定の水準で完成させる事のできるキットだと思います。デカールは砲塔上部の国籍マークがやや難易度高めですが、失敗しても荷物を乗せてしまえば見えなくなります。ちょっとマイナーな車両ですが楽しく製作できるので、初心者にもお勧めのキットです。

=🐣ディテールアップパーツについて=

ある程度製作に慣れてくると、ちょっとしたディテールアップを考えるようになってくると思います。伸ばしランナーなどで、アンテナやコードを製作するのもいいですが、別売りパーツも使用したくなってきます。そのような時にお勧めは今回使用したような、3Dプリンター製のディテールアップパーツです。

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精密なパーツはゲートから切断する際に注意が必要ですが、エッチングパーツのように、曲げたりパーツ同士を組み合わせたりする必要がほとんどないので、これからディテールアップを始めてみたいという人にはお勧めです。

写真3

3Dプリンター製パーツはパーツ自体の加工は必要ないですが、取り付ける側の加工が必要になります。モールドを削ったり、キットパーツの一部を切断する必要があるので注意して下さい。

写真4

慣れないうちはあらかじめ、ディテールアップパーツとキットパーツを見比べて、取り付ける際の作業も考慮して使用するパーツを選んで下さい。ついつい全部使用しないともったいないと思ってしまいますが、使用するパーツを選択する事で、失敗する可能性が低くなり結果として完成度が上がるので、慣れないうちは自分の技量と効果を考慮して選択して下さい。

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今回使用したディテールアップパーツでは、砲塔のライト、直接標準器、アンテナ基部、装備品のクランプ、エンジンハッチのフックの変更がお勧めです。

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=🐣まとめ=

作りやすいキットの場合、ある程度模型を製作した事があれば余程の事がない限り、一定の水準で完成させる事ができます。そういったキットを製作した場合は、ちょっと手を加えて素組み状態とは違った完成品にしてみるのもいいと思います。

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伸ばしランナーでコードを製作するだけでも、完成後の印象は変化するので是非やってみて下さい。もちろん別売りパーツを使用すると雰囲気がガラリと変わるのためお勧めですが、難易度が高い物を使用すると、逆に失敗して完成度が下がる場合があるので、効果や作業内容と自分の技量を考慮して別売りパーツを使用して下さい。

このキットは組み立て時のストレスが少ないので、その分ディテールアップに力を入れられます。そのため、ディテールアップを始めてみたい人にはピッタリのキットだと思います。

今回の記事はこれで終了になります。少しでも手を加えたキットは月日が経っても印象に残る事が多いので、是非挑戦してみて下さい。

🐦️今回使用したキットとディテールアップパーツを下記に載せておきます。参考にして下さい。

タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.380 イギリス軍 巡航戦車 コメット プラモデル 35380

パッションモデルズ 1/35 イギリス軍 巡航戦車 A34 コメット 3Dパーツセット (タミヤ MM35380用) プラモデル用パーツ 

🐦️今回使用していませんが、エッチングパーツも発売されているので参考にして下さい。

パッションモデルズ 1/35 イギリス軍 巡航戦車 A34 コメット エッチングパーツセット (タミヤ MM35380用) プラモデル用パーツ P35-174

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。

【初心者向け】簡単!タミヤ最新キット 1/35 イギリス巡航戦車コメット製作方法

~①準備編~

~②車体下部の製作編~

~③車体上部の製作編その1~

~④車体上部の製作編その2~

~⑤足回りの製作編~

~⑥装備品の製作編~

~⑦車体前部の製作~

~⑧車体後部の製作編~

~⑨砲塔の製作編その1~

~⑩砲塔の製作編その2~

~⑪泥の付着編~

~⑫下地塗装編~

~⑬基本塗装編~

~⑭デカール貼り編~

~⑮スミ入れ編~

~⑯汚し塗装編その1~

~⑰汚し塗装編その2~

~⑱仕上げ編~