前回で製作は終了したので、今回は簡単なまとめになります。
=🐣キットについて=
今回はファインモールドから発売されている九七式中戦車「チハ」新車台タイプを製作しました。

キットの発売時期はちょっと古いですが、それほどパーツ数は多くないので、比較的作りやすいキットになっています。ちょっと車体の製作で隙間が発生しやすい箇所もありますが、仮組みとすり合わせをしっかり行えば大丈夫です。エッチングパーツの曲げ加工がありますが、ガイドパーツが付属しているので簡単に曲げ加工ができるようになっています。

フィギュアは付属していないので、戦車兵などを乗せたくなった場合は別途用意する必要があります。日本陸軍のフィギュアはあまり多くの種類が発売されていないので、選択肢が少ないのがちょっとした難点です。
🐔日本陸軍戦車兵が含まれているフィギュアセットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.341 日本陸軍 将校セット

近年のキットはやたらパーツ数が多い精密キットと、パーツ数を抑えた着色済み初心者向けキットの二極化が進んでいるような気がします。今回のキットはちょうど両者の中間で、ある意味最もプラモデルらしいキットだと思うので、精密キットに疲れた人や、ちょっと難易度を上げてみたいと思っている人は是非製作してみて下さい。
🐔今回使用したキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
ファインモールド 1/35 ミリタリーシリーズ 帝国陸軍 九七式中戦車 チハ 57mm砲装備・新車台
=🐣迷彩塗装について=
縁のハッキリした迷彩柄の塗装は、マスキングテープでマスキングをしてからエアブラシで塗装をする方法が一番きれいに仕上がります。
ですが、今回のように迷彩柄が曲線で複数の色を塗る場合はマスキングがかなり大変です。そういった場合は多少筆ムラが発生しても、筆塗りの方がストレスなしで塗装できると思います。逆に迷彩柄が直線で構成されているならマスキングテープを使用してエアブラシで塗装した方が楽だと思います。

エアブラシの長所は均一な塗装面できれいな仕上がりになる事で、短所はマスキングが必須になる事です。マスキングが比較的簡単な迷彩柄ならストレスなく塗装する事が可能になります。
筆塗りの長所は複雑な形状の迷彩柄もマスキング無しで塗れる事で、短所は筆ムラが発生しやすく、重ね塗りで下地が溶け出しやすくなる事です。筆ムラは重ね塗りやコーティングで落ち着かせる事ができるし、汚し塗装で筆ムラを目立たなくさせるといった方法もあります。下地の溶け出しは筆を動かす回数を減らしたり、下地に影響のない塗料を使用する事で回避する事が可能です。

縁のハッキリした迷彩塗装は、迷彩柄や塗装面の形状によってそれぞれに適した塗装方法があると思います。筆塗りやエアブラシでの塗装それぞれに固執してしまうと、逆に難しい方の選択肢を選んでしまう事もあるので、互いの長所と短所を比べながら自分に適した塗装方法を選んでみて下さい。
今回はちょっと失敗してしまいましたが、エアブラシと筆塗りを混合させる場合は、塗膜の厚さをどちらかに合わせる事が重要になると思います。迷彩柄はやや濃い目の塗料を使用した方が縁をハッキリさせやすいので、迷彩柄を筆塗りで行う場合は筆塗りで使用する塗料に合わせて、エアブラシでの吹き付けの厚さや塗料の濃さを調節する事をお勧めします。
=🐣まとめ=
縁のハッキリした迷彩柄の塗装はどうやって塗装するか悩んでしまう人も多いと思います。
筆塗りやエアブラシで塗装する際の長所や短所を自分なりに考えて、それに合わせて作業しやすい塗装方法を選択するのも一つの手段です。慣れていない塗装方法を選んでしまうと、失敗した時にどうにもならなくなってしまいますが、自分がやり易い塗装方法を選択したなら、失敗した時でも落ち着いて修正しやすくなります。
筆塗りやエアブラシでの塗装にそれぞれ固執してしまうと、難しい方の選択肢を選んでしまう場合もあるので、ちょっと頭を柔らかくして、作業しやすくてリカバリーのしやすい塗装方法を探してみて下さい。

今回の記事はこれで終了になります。塗装前にいくら悩んでも、それほど効果的な方法はなかなか思い付かないです。実際に塗装しながら効果的な方法を発見したという事の方が多いので、まずは自分がやりやすいと思った方法で塗装を始めてみて下さい。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。
【初心者向け】筆塗りで行う日本陸軍戦車の迷彩塗装(ファインモールド 1/35 九七式中戦車「チハ」)
