前回は細部塗装~スミ入れまでの作業について説明をしました。今回は汚し塗装になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】筆塗りで行う日本陸軍戦車の迷彩塗装(ファインモールド 1/35 九七式中戦車「チハ」)~⑥細部塗装編~
🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。バリエーション違いのキットや別売りエッチングパーツも載せておくので、興味のある方は参考にして下さい。
ファインモールド 1/35 ミリタリーシリーズ 帝国陸軍 九七式中戦車 チハ 57mm砲装備・新車台
ファインモールド 1/35 ミリタリーシリーズ 帝国陸軍 九七式中戦車
ファインモールド 1/35 日本陸軍 九七式中戦車 新砲塔チハ
ファインモールド 1/35 ミリタリーシリーズ 帝国陸軍 九七式中戦車 新砲塔チハ 前期車台
ファインモールド 1/35 ミリタリーアクセサリー 九七式中戦車系列エッチングパーツセット
=🐣排気管の汚し塗装=
錆色と黒のパステル粉を使用して、写真1のように排気管が焼けたような感じの汚し塗装を加えます。 排気管カバーのメッシュを埋めないように注意しながらパステル粉を付着させます。

🐔パステル粉を使用した排気管の汚し塗装について詳しく説明した記事を下記に載せておきます。こちらを参考にして下さい。
=🐣オイル汚れ=
オイル汚れやシミを加えます。ガイアカラーのオイル用塗料にタミヤスミ入れ用を混ぜて少しツヤを抑えた塗料を、写真2~4のように汚れやシミを加えたい箇所に塗ります。
形や濃さは溶剤を使用した拭き取りで調節するので、形はあまり気にしないで汚れを加えたい箇所に塗ります。
🐦️今回使用したオイル汚れ用の塗料を下記に載せておきます。参考にして下さい。



エナメル溶剤で拭き取りをしながら形や濃さを整えていきます。ツヤを抑えたい場合は、拭き取り用の溶剤にフラットベースを混ぜて使用してみて下さい。
古いオイル汚れはツヤを消して、新しいオイル汚れはツヤを残すようにすればオイル汚れやシミに変化が出ます。拭き取り作業を終えた状態が写真5~7になります。



土色のパステル粉やピグメントを付着させればツヤを抑える事ができます。微量のパステル粉を筆に付着させて、ツヤを消したい部分を何度か撫でていくとツヤが落ち着いていきます。うまくツヤが消えない時はちょっと試してみて下さい。
軽くパステル粉を付着させた状態が写真8になります。

🐔オイル汚れについて詳しく説明した記事を下記に載せておきます。こちらも参考にして下さい。
【初心者向け】汎用パーツでディテールアップする方法(タミヤ 1/35 ドイツⅣ号戦車G型初期生産車)~⑯汚し塗装編その3~
=🐣泥はね表現=
クレオスから発売されているウェザリングカラーのオーカーソイル、マットアンバー、シェイドブラウンを使用して泥はね表現を加えていきます。
ウェザリングカラーを筆に付けて、筆先を爪楊枝で弾き飛沫を飛ばして泥はね表現を加えます。今回は色合いが薄いタイプウェザリングカラーを使用し、何度も繰り返し飛沫を付着さる事で乾いた感じの泥はねを表現しています。製作する車両の状況に合ったウェザリングカラーを使用してみて下さい。
泥はね表現を加えた状態が写真9~11になります。



🐔下記に泥はね表現について詳しく説明した記事を載せておきます。泥はね表現の方法についてはこちらを参考にして下さい。
【初心者向け】簡単!タミヤテクスチャーペイントを使った泥汚れの製作方法(タミヤ 1/35 M10駆逐戦車)~⑮汚し塗装編その4~
【初心者向け】アメリカ戦車製作方法(タミヤ 1/35 M26パーシング)~⑮泥はね塗装編~
🐦️今回使用しているウェザリングカラーを下記に載せておきます。専用の溶剤も載せておくので参考にして下さい。
GSIクレオス Mr.ウェザリングカラ- オーカーソイル 40ml 模型用塗料 WC16
GSI クレオス(GSI Creos) GSIクレオス Mr.ウェザリングカラ- マットアンバー 40ml 模型用塗料 WC17
GSI クレオス(GSI Creos) Mr.ウェザリングカラー シェイドブラウン 40ml 模型用塗料 WC18
GSIクレオス Mr.ウェザリングカラー 専用うすめ液 (大) 250ml
最後に土色のパステル粉を軽く全体に付着させて完成です。汚し塗装を加えれば筆ムラがより目立たなくなります。筆塗りの際、上から下に向かって筆を動かしておけば、気になる筆ムラを雨垂れ表現で目立たなくする事も可能です。
きれいな状態で仕上げるなら、コーティング塗装で筆ムラを目立たなくするしか方法は無いですが、汚し塗装を加えるなら筆ムラを目立たなくする方法は無限にあります。上手く筆ムラを誤魔化す方法を探してみて下さい。




=🐣完成=
これで完成になります。基本色と迷彩柄の塗膜の違和感は、スミ入れや汚し塗装で少し目立たなくなったと思いますが、やはり迷彩柄を筆塗りする場合は、基本色を厚めに吹き付けた方が良いと思います。

迷彩柄は筆塗りをしたおかげで縁のハッキリした感じになりました。筆塗りでもそれなりに塗料を濃い目にしないと縁がハッキリしないので、薄め具合には注意して下さい。






折角なので写真23、24のようなジオラマにしてみました。筆ムラや色合いなどがちょっと気になる場合は、思いきってフィギュアを満載にしたり、ジオラマなどにしてみるのも有りだと思います。
フィギュアが満載だと、どうしてもフィギュアに注目してしまうし、ジオラマにするとジオラマ全体に視線がバラけます。そうすれば、自然と筆ムラなどから視線が逸れるので、それほど気にならなくなります。ちょっと面倒な方法ですが、これも筆ムラなどを目立たなくする一つの手段なので、興味のある人はちょっと試してみて下さい。


今回はここで終了になります。次回は簡単なまとめになります。
