【初心者向け】タミヤ 1/35 M4A3E8 シャーマン イージーエイト(朝鮮戦争)製作法~⑲車両の汚し塗装編その4~

前回は雨垂れの表現をしました。今回はオイル染みの表現をします。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】タミヤ 1/35 M4A3E8 シャーマン イージーエイト(朝鮮戦争)製作法~⑱車両の汚し塗装編その3~

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.359 アメリカ戦車 M4A3E8 シャーマン イージーエイト 朝鮮戦争 

=🐣古いオイル染み=

オイル汚れの塗料を使用して古いオイル染みの表現をします。オイル汚れ以外に、湿った箇所や濡れた泥の表現もできるので一緒に行います。

=🐣オイル汚れ塗料の製作=

溶剤で簡単に拭き取れるエナメル塗料を使用します。古いオイル汚れなので、少しツヤを落とした状態にします。いくつかオイル汚れ用のエナメル塗料が市販されていますが、そのまま使用するとツヤが出すぎるので調節していきます。

🐦️下記に市販のオイル汚れ塗料を載せておきます。参考にして下さい。

ガイアノーツ ガイアカラー オイル 10ml

オイル汚れ用の塗料に、タミヤスミ入れ用塗料のブラックまたはダークブラウンを混ぜてツヤを調節していきます。タミヤスミ入れ用塗料はツヤ消し状態なので、混ぜることでツヤの調節ができます。さらに、スミ入れ用塗料には細かい染料のような物が入っているので、オイル用の塗料と混ぜる事で染みのような汚れになります。

オイル汚れ用の塗料が無い場合は、タミヤエナメル塗料のX26クリアーオレンジにスミ入れ用塗料を混ぜる事で代用可能です。好みの色合いに調合してみて下さい。

🐦️下記にタミヤスミ入れ用塗料を載せておきます。参考にして下さい。

タミヤ スミ入れ塗料 &ふき取り用 溶剤セット 【ブラック131】【 ダークブラウン140 】【エナメル溶剤X-20】

=🐣オイル染みの付着=

オイル染みは点状に、湿らせたい箇所には流し込むような感じで、写真1~4のようにオイル汚れ用の塗料を塗っていきます。

写真1
写真2
写真3
写真4

オイル汚れ用塗料を泥汚れに塗ると濡れた泥の感じになるので、泥を湿らせたい箇所にも写真5のようにオイル汚れ用の塗料を塗っていきます。奥まった部分や地面に近い箇所を塗ると効果的です。キャタピラに詰まった泥にも忘れないように塗装をして下さい。

写真5

フィールドカーにも同じようにオイル汚れを付着させていきます。オイル汚れの塗装が終了した状態が写真6、7になります。

写真6
写真7

=🐣オイル汚れの拭き取り=

このままだと汚れ部分がハッキリし過ぎるので、エナメル溶剤を使用して、湿らせたい部分は境目をぼかし、シミの部分は拭き取りをして薄くしていきます。

溶剤を付けた筆を使用して、塗料を拭き取ったり伸ばす事でオイル汚れを全体的に薄くしていきます。ぼかしや拭き取り作業が終了した状態が写真8~14になります。

写真8
写真9
写真10
写真11
写真12
写真13
写真14

フィールドカーにも同様の作業をしますが、シャーマン戦車よりもオイル汚れを多めに残して放置させた感じをだしています。

ぼかしや拭き取り作業が終了した状態が写真14~16になります。

写真14
写真15
写真16

失敗しても溶剤で拭き取ればやり直す事が可能なので、自分の気に入った感じになるまで挑戦してみて下さい。

今回はここで終了です。次回は新しいオイル汚れ塗装になります。

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。

【初心者向け】タミヤ 1/35 M4A3E8 シャーマン イージーエイト(朝鮮戦争)製作法

~①準備編~

~②下処理編その1~

~③下処理編その2~

~④車体の組み立て編~

~⑤フィールドカーの組み立て編~

~⑥ベースの製作編その1~

~⑦ベースの製作編その2~

~⑧地面の製作編その1~

~⑨地面の製作編その2~

~⑩地面の製作編その3~

~⑪下地塗装編~

~⑫基本塗装編~

~⑬デカール貼り編~

~⑭地面の塗装編その1~

~⑮地面の塗装編その2~

~⑯車両の汚し塗装編その1~

~⑰車両の汚し塗装編その2~

~⑱車両の汚し塗装編その3~

~⑳車両の汚し塗装編その5~

~㉑地面の仕上げ編~

~㉒まとめ編~

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