前回は下地塗装について説明をしました。今回は基本塗装になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】ムギ球を使用して模型を光らせる!(ゲッコーモデル 1/35 コンテナ兵舎)~⑨下地塗装編その2~
🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
ゲッコーモデル 1/35 米軍基地 コンテナ兵舎 ベトナム
=🐣コンテナの基本塗装=
タミヤアクリル塗料XF62オリーブドラブでコンテナの基本塗装をします。下地塗装で付けた明暗や塗装剥がれが消えないように、少し薄めにした塗料で吹き付けをします。
コンテナの基本塗装が終了した状態が写真1~6になります。
写真1
写真2
写真3
写真5
写真6
=🐣車両の基本塗装=
ミュールはタミヤアクリル塗料XF58オリーブグリーンで塗装します。下地塗装で付けた明暗と塗装剥がれ消さないように、少し薄めにした塗料で吹き付けます。
ミールの基本塗装を終えた状態が写真7、8になります。
写真7
写真8
=🐣土嚢の塗装=
土嚢はタミヤアクリル塗料XF57バフで塗装しています。下地塗装で付けた影を消さないようにバフを吹き付けます。側面から吹き付けると影が消えてしまうので、主に上面から吹き付けるようにします。
土嚢の塗装が終了した状態が写真9になります。
写真9
=🐣地面の塗装=
地面の塗装をします。今回の土嚢のように地面と一体化させた物がある時は、はみ出しても自然に見える順番で塗装をします。
今回の場合だと先に土嚢を塗装すれば、地面の塗装時に地面の色が土嚢に付着しても砂ぼこりのように見えるので、自然な感じになります。順番を逆にすると地面に土嚢の色が付着するので、やや不自然な感じになり重ね塗りなどで修正する必要があります。
土嚢部分はタミヤアクリル塗料XF57バフで塗装します。下地塗装で加えた影を消さないように、真横や下面からの吹き付けを避けて影が残るようにバフを吹き付けます。
土嚢の塗装を終えた状態が写真10~12になります。
写真10
写真11
写真12
土嚢の塗装が終了したら地面の塗装をします。地面は下地塗装で写真13のように色の変化を加えています。
写真13
ベトナムの土は赤茶色のイメージが強いので、タミヤアクリル塗料XF92イエローブラウンを使用します。下地の明暗が残るように少し薄めにして吹き付けます。
イエローブラウンを吹き付けた状態が写真14になります。一色しか吹き付けていないのですが、下地塗装のおかげで地面に色の変化が出ています。
写真14
下地塗装で色の変化を加えておくと、基本色を吹き付けただけで地面に深みが出ます。基本色のみ吹き付けるので、全体的に違和感のない色の変化になります。地面の塗装が単調になってしまうと悩んでいる人はちょっと試してみて下さい。
土嚢と地面の境目部分は写真15、16のようになります。地面色がはみ出していますが、普通に砂ぼこりが付着した感じ見えます。
写真15
エアブラシで塗装する場合は、はみ出しが自然に見える順番で塗装すれば修正作業などを省く事ができます。さらに、塗装するだけで汚れが付着したように見えるので、汚し塗装の代わりにもなります。
こういった部分はついマスキングをしなくてはと考えてしまいますが、塗装する順番を工夫すればマスキング無しでも自然な感じで仕上がる場合もあります。マスキングをする前に、マスキングをしなかったらどのように仕上がるのかちょっと想像してみて下さい。
写真16
今回はここで終了です。次回は細部塗装になります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。
【初心者向け】ムギ球を使用して模型を光らせる!(ゲッコーモデル 1/35 コンテナ兵舎)
~①準備編~
~②配置決め編~
~③ムギ球の配線編その1~
~④ムギ球の配線編その2~
~⑤コンテナの製作編~
~⑥小物の製作と配置編~
~⑦地面の製作編~
~⑧下地塗装編その1~
~⑨下地塗装編その2~