前回は車体の製作について説明をしました。今回はフィギュアの配置とポーズ変更になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】簡単!車両に合わせた歩兵フィギュア改造方法(ドラゴン 1/35 キングタイガー)~③車体の製作編~
=🐣フィギュア配置について=
今回製作しているキットには写真1のフィギュアセットが付属しています。箱絵を見ると上手く8体のフィギュアが車両後部に収まりそうな気がしますが、実際はなかなか上手くいかないです。
写真1
箱絵と同じように配置すると、スペースに余裕が無くなり窮屈な感じになりそうなので、今回は少し余裕のある感じで8体のフィギュアを車両に乗せていきたいと思います。
今回のように密集した多数のフィギュアを配置する場合は、最初に中心になる人物を決めてそこから製作を始めます。
中心というのは情景的な物語の中心人物ではなく、製作するイメージのなかで配置場所やポーズが大方決まっているフィギュアになります。
フィギュアは互いの組み合わせや干渉する部分などを調節しながら配置していくため、徐々に配置スペースが減少していきます。そのため、後半に製作したフィギュアは配置位置やポーズがかなり制限されてしまいます。予め配置場所やポーズが決まっているフィギュア製作を後半にしてしまうと、理想の位置やポーズで配置するのが難しくなります。
そのため、理想のポーズが決まっていたり、配置場所がここしかないというフィギュアから製作を始めるようにして下さい。
🐔下記に戦車兵のフィギュア改造について説明した記事を載せておきます。こちらも参考にして下さい。
【初心者向け】車体に合わせた戦車兵フィギュアの改造方法(ドラゴン 1/35 ヘッツァー コマンドバージョン)~①準備編~
=🐣フィギュアの配置とポーズ決め その1=
最初に配置決めとポーズ変更を行います。今回中心になるフィギュアは小銃を抱えて座っているフィギュアになります。このフィギュアは箱絵と同じポーズで、車両後部中央に腰かけた状態で配置します。
まずは写真2、3のように下半身部分を製作して、配置場所に乗せ接地面を確認します。
写真2
このフィギュアはとくに問題なく接地しましたが、フィギュアの配置場所や形状によっては、足が宙に浮いてしまう場合もあります。不自然な感じがする場合は、ポーズ変更や配置場所をずらしてフィギュアの接地面が自然になるように調節します。
🐥 ポーズ変更については他のフィギュア製作時に説明をするので、そちらを参考にして下さい。
写真3
フィギュアと車両の接地面は問題なかったので上半身を組み立てます。このフィギュアはとくに手を加える事なく、理想のポーズになりました。装備品はフィギュアのパテ盛り作業を終えたら接着します。銃はフィギュアと密着させたいので、先に取り付けています。
ポーズと配置決め終えた状態が写真4~6になります。
写真4
隙間は後でパテ埋めするので、隙間の発生は気にせず理想のポーズになる事重視で作業を進めていきます。
写真5
写真6
このフィギュアを基準にして製作を進めていきます。
=🐣フィギュアの配置とポーズ決め その2=
次に中心フィギュアの右側に配置するMG42を持った機関銃手を製作します。
まずは軽く機関銃を持った状態で写真7のように仮組をしてみます。空いている隙間に機関銃を押し込んだので、どうも銃の傾きと添えている左手に違和感があります。
写真7
銃にしっかり手を添えている状態にしたいので、銃の向きを調節します。左ももの銃に干渉する部分を写真8のように削って、銃が斜めにならないようにします。この部分は銃で見えなくなるので、モールドを気にする必要はないです。銃が正しい向きになる事だけを考えて干渉する部分を削っていきます。
写真8
干渉する部分を削ると写真9のようにMG42が正しい向きで取り付けられたので、左手が銃の上面に自然な感じで添えられるようになりました。
写真9
横から見ると写真10のように、機銃架が服のシワの上に乗ってしまいました。これはちょっと不自然なのでシワを削って調節します。
写真10
銃と左手を外して機銃架にかかるシワを写真11のように削ります。ポーズ決めの際は何度もパーツを取り外すので、接着剤を塗りすぎないように注意して下さい。
🐥接着剤が乾燥する前にヤスリがけをすると、溶けたプラスチックがヤスリ目に挟まってヤスリが駄目になってしまいます。ポーズ変更時の削り作業はナイフなどで行うようにして下さい。
写真11
MG42を再び取り付けた状態が写真12になります。機銃架が服にめり込んだ状態になったので、最初よりは自然な感じになります。削り取った機銃架回りのシワは後でパテを盛って修正します。
写真12
背面から見た状態が写真13になります。隙間はパテで埋めるのでポーズ変更時は隙間を気にしないで、理想のポーズになる事だけを重視して作業を進めて下さい。
写真13
ポーズ調節をしたフィギュアを車体に乗せた状態が写真14、15になります。左手はしっかり銃に添えているようにするため、肩の接着面を少し削って角度を調節しています。
ここで右足が宙に浮いてしまっています。これは、腰かけた位置にあるエンジングリルの段差が影響したためです。
写真14
写真15
これは弾薬箱に腰かけている状態にすれば改善可能です。膝を少し曲げたり、浮いた足の部分に布などのパーツを咬ませる事でも改善できますが、このフィギュアは、もともと弾薬箱に腰かけた状態で製作できるように腰部分に弾薬箱に合わせた窪みがあります。今回はその窪みに合わせて弾薬箱を配置してみました。
弾薬箱を使用した状態が写真16、17になります。弾薬箱のおかげで右足がしっかり接地するようになりました。右足下部が平らになっているのが気になるので、後でパテ盛りをして自然な感じにする事にします。
写真16
左足が少し浮いてますが、これは少し位置をずらせばワイヤーカッターの上にぴったりフィットするので問題ないです。頭部はこの後で他のフィギュアと視線を合わせるかもしれないので、この時点では接着しないようにしています。
写真17
座っているフィギュアは接地面が重要です。不自然に足や腰が浮かないように注意しながら作業をして下さい。
今回はここで終了です。次回はフィギュア製作の続きになります。