フジミの1/200戦艦大和艦橋を製作してみる(フジミ 1/200 戦艦大和艦橋)~⑯まとめ編~

 前回で製作は終了したので、今回は簡単なまとめになります。

写真1
写真2

=🐣キットについて=

 今回は、エッチングパーツと台座用のシールが付属した特別仕様版を使用しましたが、エッチングパーツは別売りされていて、通常版のキットに組み合わせる事ができます。

🐦️今回使用しているエッチング同封版キットを下記に載せておきます。通常版と別売りエッチングパーツも一緒に載せておくので、こちらも参考にして下さい。

=🐣スミ入れ=

写真3

 このキットは接着剤不要のスナップキットで、機銃や木製グルーチングなどは色分けされたパーツになっています。そのため、ニッパーのみで完成させる事ができますが、無塗装だとちょっと単調に見えてしまう感じはするので、塗装やスミ入れで立体感を出した方が良いと思います。

 パーツは合わせ目が発生しないように上手く分割されていますが、接着ガイドがかなりきつくなっているので、ピッタリ隙間なくパーツを嵌めるのがちょっと難しいです。隙間なく接着したい場合は、接着ガイドを短く切断して簡単に外れるように緩くしてから、接着剤で固定すれば隙間が目立たないようになります。

写真4

 艦橋だけなので物足りない感じはしますが、エッチングパーツを使用すれば迫力のある仕上がりになります。多少高さはありますが、飾る場所にもそれほど困らないと思うので、大スケールの艦船模型に、盛り沢山のエッチングパーツを組み込んで製作してみたいけど飾る場所が無い、と諦めている人にはお勧めのキットです。

  また、場所は取りますが煙突などの中央構造物などの拡張キットも発売されているので、興味のある方はそちらの組み合わせも考えてみて下さい。

🐦️同スケールの主砲や中央構造などのキットを下記に載せておくので、興味のある人は参考にして下さい。

 

=🐣エッチングパーツについて=

 今回使用したエッチングパーツは、ディテールアップ用なので既存のキットパーツを削ったり穴埋めなどの作業をする箇所があります。ちょっと面倒ですが、エッチングの加工が難しそうな箇所はそのままキットパーツを使えるという利点があるので、選択の自由度が高くエッチングパーツの扱いに慣れていない人にもお勧めです。

 後付けパーツはエッチングの加工に失敗しても既存のプラパーツをそのまま使用する事ができます。加工が難しそうなパーツは先にエッチングの加工を行い、うまくできたらプラパーツを削って接着をするようにしてみて下さい。何も考えずにプラパーツを全て切断したり削ってしまうと痛い目に合う事もあるの注意して下さい。

写真5

 一方初めからエッチングパーツの使用を前提としているキットもあるので購入する時は注意して下さい。そういったキットは最初からエッチングパーツを組み込む設定なので、プラパーツを削るなどの作業は無いですが、代替えのプラパーツ含まれていない事が多く、失敗したらパーツを取り寄せたり、他メーカーのプラパーツやエッチングパーツで代用するなどの対応が必要になります。

写真6

=🐣専用エッチングパーツ=

 今回キットに付属していたエッチングパーツは、別売版と同じ2枚組で様々な箇所を再現できるようになっています。

 サイズが大きいので全体的な難易度はそれほど高くないですが、ちょっと難しい箇所もあります。加工や仕上がり具合を考えると、扱い具合に慣れてない人は避けた方が良さそうな箇所や、ここだけは頑張ってエッチング変更してみようという箇所もあるので、簡単に説明しておきます。

 写真7、8は測距儀部分のパーツで写真7はキットパーツ、写真8はエッチングパーツに変更したものです。パッと見ただけでもッチングの方が精密なので、悩むことなくエッチングパーツを使用したくなりますが加工がちょっと厄介です。

写真7

 ここは左右対称のパーツを中心で二つ折りにして、通路状に加工するのですがこの折り曲げ作業が厄介です。パーツが大きい割には折り曲げる部分が小さいので、きれいに角が重なるように二つ折りにするのはかなり難しいです。また通路上の穴が開口しているので、エッチングに変更する効果が高そうに見えますが、これも二つ折り作業でピッタリ合わせないと開口部が塞がってしまいます。

写真8

 一見難易度が低くそうに見えますが、製作してみるとこのパーツが一番厄介でした。ここはプラパーツでも手すりなどを取り付ける事はできるので、先にエッチングパーツの加工を試してみて、うまくできたらキットパーツを切断して取り付けるようにして下さい。

 艦橋基部前面に取り付ける写真9の帯状パーツもちょっと厄介です。プラパーツの表面にある突起のモールドを削って、曲げ加工したエッチングパーツを取り付けるだけなのですが、パーツがやたら細長いので真っ直ぐに接着するのはそこそこ大変です。無塗装だと金色で華やかに見えますが、塗装してしまうと普通な感じです。素のモールドも悪くはないので、真っ直ぐに取り付ける自信がない人はモールドのままで問題ないと思います。

写真9

 電探は加工が難しそうですが、製作してみると意外と簡単でした。ここはエッチングに変更する効果が高いので変更をお勧めします。電探基部のすり合わせはちょっと面倒なので、安定した取り付けを望むなら基部のプラパーツを残すのもありだと思います。

写真10
写真11

 艦橋後部の階段も見せ場のひとつです。難易度はそれほど高くはないですが、ラッタルの角度やフロアの位置を意識しないで適当に接着してしまうと、最後に長さが合わなくなるので注意して下さい。

 長さを合わせるのに自信がない場合は、フロア部分だけプラパーツを使用するのも有りだと思います。フロアの位置が決まっていれば、ラッタルの角度を合わせるだけなので長さの調節はそれほど難しくないと思います。

写真12
写真13
写真14

 艦橋基部にある梯子も見せ場のひとつだと思います。数が多いのでちょっと面倒ですが、見た目の効果はかなり高いです。のりしろがあるのでそれなりの強度もあります。のりしろを加工してから切断すればそれほど難しくはないので、ここは頑張って挑戦して欲しい箇所だと思 います。

写真15
写真16

 以上の箇所はちょっとしたポイントだと思うので、製作時はちょっと参考にしてみて下さい。

=🐣まとめ=

 このキットが発売された当時は、専用エッチングパーツもなかったので、とくに興味も無かったのですが、偶然、模型店でこのエッチング同封キットを見かけた時、ついつい心惹かれて購入してしまいました。

写真17

 もともと、大スケールの大型艦船模型をエッチングパーツ満載で製作してみたいという願望はありましたが、金銭的な事や製作展示スペースを考えるとちょっと難しいなと諦めていました。しかし、部分的ではありますが願望と問題点を全て解決してくれるようなキットを見つける事ができたのは幸運でした。

写真18

 今回の記事はこれで終了になります。今回のように自分の願望を叶えてくれるようなキットに偶然出会う事もあるので、模型店に出向いた際には、普段は見ないような棚やコーナーをたまに覗いてみるのも良いと思います。

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次として利用して下さい。

フジミの1/200戦艦大和艦橋を製作してみる(フジミ 1/200 戦艦大和艦橋)

~①準備編~

~②パーツの加工編~

~③艦橋基部の製作編その1~

~④艦橋基部の製作編その2~

~⑤艦橋の製作編その1~

~⑥艦橋の製作編その2~

~⑦艦橋の製作編その3~

~⑧艦橋の製作編その4~

~⑨測距儀と電探の製作編~

~⑩機銃の製作編~

~⑪おまけ作業編~

~⑫下地塗装編~

~⑬基本塗装編~

~⑭スミ入れ編~

~⑮仕上げ作業編~

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