【初心者向け】エッチングパーツ同封艦船キットの製作(アイラブキット 1/700 ノースカロナイナ)~⑦船体の塗装編~

前回は金属砲身の接着について説明しました。今回は船体の塗装になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】エッチングパーツ同封艦船キットの製作(アイラブキット 1/700 ノースカロナイナ)~⑥金属砲身の接着編~

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

アイラブキット 1/700 アメリカ海軍 USS ノースカロライナ BB-55 トップグレードキット プラモデル 

=🐣船体の塗装=

接着した甲板上の構造物を写真1のように、垂直面や構造物はXF53ニュートラルグレイ、水平面はXF18ミディアムブルーで塗装します。対空機銃や、弾薬箱は数が多いので少しずつ取り付けていく事にしています。

写真1

主砲は上面と砲身が金属パーツで、塗装する面積が広いのでメタルプライマーを塗っておきます。プライマーを塗っても写真2のように一度ではきれいに塗装できないので、何度か重ね塗りをする予定で塗装をしていきます。

船体側面はニュートラルグレイで塗装をしていきます。船体側面は必ず筆を上から下に動かすようにして下さい。すると、筆ムラが汚れと同じ流れになるので、ムラが自然な感じになります。

写真2

写真3のように船体側面と甲板上の塗装が終了した箇所から、手すり接着していきます。

写真3

瞬間接着剤を使用して手すりを写真4~7のように接着します。艦首や船尾は微妙に曲線になっているので、軽くエッチングパーツにクセを付けながら作業をすると上手くいきます。

プラ板などの上にゼリー状瞬間接着剤を出して少し延ばします。ピンセットでつまんだ手すりパーツの接着面を、延ばした接着剤の上に乗せるようにして接着剤を付けると接着面全体に塗ることができます。

写真4
写真5
写真6
写真7

組み立てと塗装は1層ずつ行っていきます。少し面倒と思うかもしれませんが、その方が塗装しやすく、塗り残しや筆ムラがあっても次の階層を塗装する時に修正する事ができます。筆で塗装する時は重ね塗りが必要になってくるので、何度も筆塗りをする状況にしておくと結構気楽に塗装ができます。

🐥下から1層ずつ組み立てて塗装をすると、実際に船を作っている感覚になるので、製作していても楽しく飽きずに作業ができます。

甲板上にかかる階段部分もこの時点で接着します。階段部分を先に取り付けると、周囲の手すりと干渉する場合があるので、写真8のように先に手すりを取り付けて、階段の位置をハッキリさせてから取り付ける事をお勧めします。

写真8

船体側面の塗装が終了したら、船底色を塗装します。タミヤエナメル塗料のXF9ハルレッドにXF7フラットレッドを加えて赤身を少し強めにした塗料を使用して塗装をしています。船体と同じように、側面部分は筆を上から下に動かて塗装をします。

船底の塗料が乾燥したら、写真9、10のようにマスキングテープで持ち手を製作します。持ち手がないと制作中に塗料が剥がれてしまう可能性があるので、よく触る部分には持ち手を付けておく事をお勧めします。

写真9
写真10

今回はここで終了です。次回は艦橋の組み立てになります。

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】エッチングパーツ同封艦船キットの製作(アイラブキット 1/700 ノースカロナイナ)

~①準備編~

~②甲板の工作編~

~③木製甲板の接着編~

~④甲板上の製作編~

~⑤甲板の塗装編~

~⑥金属砲身の接着編~

~⑧艦橋の製作編その1~

~⑨艦橋の製作編その2~

~⑩艦橋の製作編その3~

~⑪艦橋の製作編その4~

~⑫迷彩塗装編その1~

~⑬迷彩塗装編その2~

~⑭仕上げ作業編~

~⑮まとめ編~