【初心者向け】エッチングパーツ同封艦船キットの製作(アイラブキット 1/700 ノースカロナイナ)~⑧艦橋の製作編その1~

前回は船体の塗装について説明しました。今回は艦橋の製作になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】エッチングパーツ同封艦船キットの製作(アイラブキット 1/700 ノースカロナイナ)~⑦船体の塗装編~

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

アイラブキット 1/700 アメリカ海軍 USS ノースカロライナ BB-55 トップグレードキット プラモデル 

=🐣甲板上の塗装=

甲板上にある構造物の製作と塗装が終了した状態が写真1、2になります。

写真1
写真2

迷彩塗装は最後に行うので、船体側面は基本色のXF53ニュートラルグレイで塗装しています。防水布は黒で塗装しましたが、白色の放水布を使用している写真もあったので、白っぽい色で塗装しても問題ないと思います。

🐦️細かい部分は資料があった方が組み立てや塗装がしやすいです。今回使用した資料を下記に載せておくので、製作する事があるなら参考にしてみて下さい。

世界の艦船増刊 第187集 傑作軍艦アーカイブ(12)米戦艦「ノース・カロライナ」級/「サウス・ダコタ」級 Kindle版

=🐣艦橋の製作=

1.パテ盛りが必要な箇所

先にパテ盛りが必要な箇所の作業をしておきます。写真3は後部艦橋の2層目部分なのですが、側面のパーツが別なので合わせ目が発生してしまいます。気にならない部分をありますが、段差が発生した箇所はパテ盛りで修正した方がきれいに仕上がります。

写真3

写真4は前部艦橋上部の戦闘指揮所なのですが、この部分の側面は緩やかな曲線になっています。キット自体のパーツが直線上なので、キットパーツの上からエッチングパーツを貼り付けて曲線を再現しています。そのため、エッチングの曲線部分に隙間が発生してしまいます。

写真4

この部分は目立つので、エッチングパーツとキットパーツの隙間を写真5のようにしっかりパテで埋めておきます。

写真5

パテの乾燥後にヤスリがけをして、パテ盛り部分の表面を滑らかにします。この部分は平面上なので、それほど難しくはない作業です。パテ盛りを先にやっておくと、艦橋の製作がスムーズに進みます。

🐥乾燥などで時間がかかりそうな部分は、先に作業をしておくと作業全体がスムーズに進むのでお勧めです。

2.艦橋の組み立てと塗装

艦橋部分の2、3層目の組み立てと塗装を行います。側面はXF53ニュートラルグレイ、上面はXF18ミディアムブルーで写真6のように塗装をします。甲板上や船体で塗り残しやムラがひどい箇所はあるならば、一緒に修正塗装をします。

🐥垂直面は上から下に筆を動かして、筆ムラが汚れの流れと同じ向きになるようにすれば、ムラが自然な感じになります。筆ムラで悩んでいる人は、是非やってみて下さい。

写真6

階層を重ねる度に塗装していくので、塗料を扱う時間は多くなります。その度に修正塗装ができるので、筆ムラや塗り残しはあまり気にしないで塗装をします。筆塗りの場合は何度か重ね塗りをしないときれいに仕上がらないので、それを意識しながら塗装をしていくと気楽に作業を進める事ができます。

2層目、3層目の塗装が軽く終了したら、キット付属のエッチングパーツを写真7~9のように取り付けていきます。アメリカ艦船は水平面が濃いブルー色になっているものが多く、エッチングパーツの接着後だと塗装が難しい箇所があるので、一通り簡単に塗装してからエッチングパーツを取り付けた方が後の作業が少し楽になります。

写真7
写真8
写真9

ある程度エッチングパーツを取り付けたら、写真10、11のように塗装をします。機銃の銃身だけX10ガンメタルで塗装をすると、単調気味の甲板に少し変化が出るのでお勧めです。

写真10
写真11

たまに、写真12のように上からみて、水平面の塗装が上手くいっているか確認してみてください。パッと見て全体的にミディアムブルーの面積が大半を占めているようなら問題はないです。

写真12

内側のエッチングパーツを先に取り付けた方が、手で触れて破損していまう確率が低くなります。破損の事も考えて背の高いエッチングや、外側の手すりなどはなるべく後の方で接着する事をお勧めします。

今回はここで終了です。次回は艦橋製作の続きになります。

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