【初心者向け】エッチングパーツ同封艦船キットの製作(アイラブキット 1/700 ノースカロナイナ)~⑩艦橋の製作編その3~

前回は艦橋の組み立てと塗装をしました。今回は艦橋製作の続きになります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】エッチングパーツ同封艦船キットの製作(アイラブキット 1/700 ノースカロナイナ)~⑨艦橋の製作編その2~

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

アイラブキット 1/700 アメリカ海軍 USS ノースカロライナ BB-55 トップグレードキット プラモデル 

=🐣弾薬箱の製作=

写真1のように前部艦橋に、弾薬箱のモールドがされているパーツがあります。そのまま使用しても良いのですが、甲板上の弾薬箱をエッチングに変更してしまったので、統一感を出すためにこの部分の弾薬箱も変更します。

写真1

弾薬箱のモールドを削ってエッチングパーツに変更するのですが、写真2のように弾薬箱が側壁と一体化している箇所があります。こういった箇所は無理に削ると側壁がボロボロになってしまい、きれいに削り取る事ができない場合があります。

写真2

そのような場合は、弾薬箱上部のモールドだけを削って上面を平らにしてから、蓋部分のエッチングパーツだけを取り付けます。写真3で側壁に接している弾薬箱は、エッチングの蓋パーツのみを取り付けたものです。他の部分と比べても特に違和感はないので、削り取るのが難しい部分は蓋パーツだけでも変更してみて下さい。

写真3

写真3のパーツを取り付けて塗装した状態が写真4になります。

写真4

写真5の後部艦橋パーツにも左右に側壁を面した弾薬箱のモールドがあります。

写真5

ここも上面のモールドだけ削って、写真6のように蓋パーツだけ接着しています。

写真6

接着して塗装した状態が写真7になります。木製甲板を使用していない箇所の弾薬箱はエッチングに変更しなくでも問題ないですが、甲板上の弾薬箱と形状がやや異なってしまうので、気になる人は蓋パーツだけでも変更してみて下さい。

写真7

たまに写真8のように上面から眺めて、ミディアムブルーの塗り残しがないか確認して下さい。

写真8

=🐣レーダーの組み立て=

艦橋上部にあるレーダーを製作します。前後左右合わせて4個製作する必要があります。

難易度は少し高めですが、側面パーツに合わせるようにして、レーダー部分のパーツを曲げていくと製作しやすいです。パーツ自体が小さいので円形に曲げるのは難しいですが、逆にパーツが小さいのでV字型に曲げても曲線に見えます。

あまり細かい形状は気にしないで、少し遠目から見た時にレーダーの雰囲気があれば十分だと思います。難しいパーツは説明書通りに加工するよりも、雰囲気的に見えるように加工した方が上手くいく場合もあるので、自分に技量に合わせた製作方法を考えてみて下さい。

完成した状態が写真9になります。

写真9

製作したレーダー部分を写真10、11のように取り付けます。

写真10
写真11

レーダー部分はエッチングに変更する効果が高い箇所です。多少難易度が高くても、組み込む事で完成度に大きな違いがでるため、エッチングパーツに変更する事をお勧めします。

今回はここで終了です。次回は艦橋製作の続きになります。

🐦️今回使用した資料を下記に載せておきます。製作する際の参考にしてみて下さい。

世界の艦船増刊 第187集 傑作軍艦アーカイブ(12)米戦艦「ノース・カロライナ」級/「サウス・ダコタ」級 Kindle版

コメントを残す