【初心者向け】屋根のある車両の製作方法(ミニアート 1/35 職人用工房車)~③車体内部の塗装編~

 前回は車体の製作について説明をしました。今回は車体内部の塗装になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】屋根のある車両の製作方法(ミニアート 1/35 職人用工房車)~②車体内部の製作編~

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

=🐣下地塗装=

 写真1は塗装のために車体パーツを分割した状態になります。この状態で車体内部の塗装を行うので、ドアノブなど壁面パーツに接着するパーツはこの時点で接着するようにして下さい。

 窓部分に取り付けるカーテン状のパーツは塗装後に取り付ける事にしました。

写真1

 まずは写真2のようにタミヤアクリル塗料XF1フラットブラックを全体に吹き付けます。外装部分は組み立て後に塗装をするのでそのままですが、車体下部やエンジン部分などには一緒に黒を吹き付けています。

 黒を吹き付けておくと、基本色の吹き付けが弱い箇所や塗り残した部分が影のように見えるので目立たなくなります。

写真2

 黒塗装が終了したら、上からタミヤアクリル塗料XF2フラットホワイトを吹き付けます。内部の塗装なので明暗と付けるというよりも、奥まった部分や凹部分に軽く黒を残す感じで写真3のように塗装しています。

写真3

 塗装剥がれを加えます。XF1フラットブラックをちぎった台所用スポンジに付着させて、叩くような感じで塗装剥がれを加えていきます。塗装が剥がれやすい床面やドアやハッチのエッジ部分を中心に、写真4のように塗装剥がれ表現を加えていきます。

 下地塗装で塗装剥がれを加えておくと、上から基本色を重ね塗りするので、くすんだ古い感じの塗装剥がれ表現になります。ちょっとまろやかな感じの塗装剥がれになるので、クッキリした塗装剥がれ表現が苦手な人はちょっと試してみて下さい。

写真4

=🐣基本塗装=

 まずは内壁の色を決めます。もともとバスとして使用されていた車両のため、ハッキリとした内部色は決まっていないと思うので好みの塗料を使用します。今回は内部に配置する作業台をジャーマングレイで塗装するので、内部色を暗くすると作業台が目立たなる事が想定されます。

 そのため、今回はちょっと明るめのタミヤアクリル塗料XF71コクピット色を使用します。コクピットに使用する色なので、車両の内装に使用してもそれほど違和感はないです。国内の古い電車やバスにも、コクピット色のような明るい黄緑で内壁を塗装した車両があるので不自然ではないと思います。ちょっと緑系の内装に抵抗がある人は、XF53ニュートラルグレイなどを使用してみて下さい。

 タミヤアクリル塗料XF71コクピット色で写真5のように車体内部を塗装します。下地塗装が消えないように少し薄めにした塗料で吹き付けます。

写真5

 内部色を塗装したら、ハンドルや運転席のメーターなどの細部塗装を行います。

 塗装剥がれにちょっと色の変化を加えたい人は、ちぎったスポンジを使用してXF63ジャーマングレイなどで塗装剥がれを加えてみて下さい。上から重ね塗りをしないのでハッキリした感じの塗装剥がれになります。こうすれば、くすんだ感じの古い塗装剥がれと、ハッキリした新しい感じの塗装剥がれを表現する事が可能になります。塗装剥がれに色の違いを出せば、やや多めに加えてもしつこい感じがしないので、しつこい塗装剥がれ表現が苦手な人はちょっと試してみて下さい。

 細部塗装が終了したら、タミヤアクリル塗料XF86フラットクリアーでコーティング塗装をします。

=🐣スミ入れ=

 コーティング塗装が終了したら、タミヤスミ入れ用塗料ダークブラウンでスミ入れをします。ドアやハッチ内側にも忘れないようにスミ入れを行って下さい。

 スミ入れを終えた状態が写真6~8になります。車体内側は汚れの流れがないので、拭き取りの方向はあまり意識しないで大丈夫です。シミ状の汚れはあると思うので、ちょっと上から叩くような感じで拭き取り作業をすれば、拭き残しがちょっとしたシミに見えるようになります。拭き残しがシミに見えるように、ランダムに筆をいろいろ動かして拭き取り作業をしてみて下さい。

写真6

 今回はドアやハッチを全て開状態で製作しますが、それでも開口部から覗ける範囲は狭いので、奥まった部分はほとんど見えなくなります。無駄な事をしたくない人は、開口部回りやドアの裏側など完成後に見える範囲だけを重点的に作業してみて下さい。

写真7
写真8

=🐣おまけ=

 このキットにはアクセサリーパーツが豊富に付属しています。アクセサリーパーツは車外の荷物ラックにも配置できますが、大半は車内に配置します。車内にアクセサリーパーツを配置してから、屋根を接着して外装の組み立てと塗装になるので、アクセサリーパーツのパテ盛りや塗装の乾燥待ちに手間取ってしまうと、そこで作業が止まってしまいます。

 アクセサリーパーツは1パーツのみで塗装するだけの物も多いですが、先を焦って塗装などをしてしまうと乱雑な仕上がりになりやすいです。また、2パーツ以上で構成されているパーツは、合わせ目が発生する場合もあります。 先を急いで焦ってパテ処理作業をしてしまい合わせ目が残ってしまったという事もあるので、アクササリーパーツの塗装や製作は車体の組み立てと並行して、ゆっくり余裕を持って進める事をお勧めします。

 合わせ目の処理は余裕を持って作業をした方がきれいに仕上がるので、乾燥する時間を待つ必要のある写真9のようなパテ盛り作業だけでも、早い段階で行ってみて下さい。ヤスリがけは組み立ての合間に行えば、余裕を持って合わせ目の処理ができます。

写真10

 集中力がある人ならそれほど問題ないですが、飽きっぽい人だと車内の塗装後に、大量のアクセサリーパーツを一気に組み立てて塗装するのは、面倒になってややテンションが下がってしまいます。できるだけ高いテンションを継続したまま製作を続けていきたい人は、アクセサリーパーツの組み立てや塗装を車両の組み立てと並行して進めてみて下さい。

 今回はここで終了です。次回は内部パーツの取り付けになります。

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