前回はコクピットと機体内部の組み立てを説明しました。今回はコクピットと機体内部の塗装を行います。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】大型キット製作方法(タミヤ 1/32 零戦)~②コクピットの製作編~
=🐣コクピットの塗装=
説明書の塗装指示通りにコクピット部分を塗装していきます。機体内部と共通する塗料が多いので、機体内部の塗装を同時にすると作業がはかどります。写真1のように、分割した状態で塗装した方が楽に塗装できます。
塗装が乾いたら計器板のクリアーパーツを接着します。今回もクリアーパーツは木工用ボンドで接着します。ボンドが乾いたら裏から計器板のデカールを貼ります。計器板の位置とズレないように、表から見ながらデカールの位置を調節します。
塗料が乾いたらスミ入れをします。コクピットは胴体内部に埋め込まれるので影になるので、薄めでスミ入れをします。写真2は左がスミ入れをした状態で、右がスミ入れをしていない状態です。参考にして下さい。
コクピット部分のパーツ全体を、写真3のようにスミ入れをします。
スミ入れが終了したら、コクピット部分を組み立てます。塗料の上から接着剤を塗ると、接着力が落ちるので接着し難い箇所は、接着面の塗料をナイフなどで軽く削ってから接着して下さい。
今回はパイロットを乗せるので、写真4のようになりますがパイロットを乗せない場合は、付属のシールでシートベルトを製作します。シールの光沢が目立つので、最後にタミヤアクリル塗料のXF86フラットクリアーをエアブラシで吹き付けて、ツヤを整えた方がいいです。
コクピット部分を組み立てると写真5、6のようになります。
🐦コクピット部分は細かい塗り分けが多いので、資料本があると作業が楽になります。下記に載せておくので、参考にして下さい。
世界の傑作機スペシャル・エディションVol.6 零式艦上戦闘機 (世界の傑作機スペシャル・エディション Vol. 6)
=🐣機体内部の塗装=
機体内部を説明書の塗装指示通りに塗装します。コクピット回りはXF71コクピット色で、他の機体内部は青竹色を言われる色で塗装されています。青竹色は説明書の指示通り、X13メタリックブルー、X25クリアーグリーンを3:1で混合した物を使用しています。
説明書の指示通りに写真7のように内部全体を塗装しましたが、完成後は見えないので機体後部まで青竹色を塗る必要はないです。コクピット回りと後部車輪の格納部分だけで大丈夫です。
写真8のように機体内部のスミ入れをします。青竹色の部分はほとんど見えないし、完成後は影になってしまうのでスミ入れはやらなくても大丈夫です。
今回はここで終了です。次回は胴体部分の組み立てになります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。
【初心者向け】大型キット製作方法(タミヤ 1/32 零戦)
~①準備編~
~②コクピットの製作編~
~④胴体の組み立て編~
~⑤主翼の組み立て編その1~
~⑥主翼の組み立て編その2~
~⑦主脚とエンジンの組み立て編~
~⑧塗装前の下準備編~
~⑨下地塗装編~
~⑩基本塗装編~
~⑪デカール貼り編~
~⑫デカールの修正編~
~⑬スミ入れ前の準備編~
~⑭スミ入れ編~
~⑮仕上げ編~
~⑯まとめ編~