【初心者向け】大型キット製作方法(タミヤ 1/32 零戦)~⑧塗装前の下準備編~

前回はエンジンと主脚部分の製作をしました。今回は塗装前の下準備になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】大型キット製作方法(タミヤ 1/32 零戦)~⑦主脚とエンジンの組み立て編~

=🐣風防のマスキング=

キット付属のマスクシールを使用して、風防のマスキングを行います。マスクシールには切り込みが入っていないので、ナイフなどで切り抜いて使用します。ナイフの刃が欠けたりしていると、上手く切り抜く事ができないので刃を交換してから作業するといいです。

=🐣エンジンカウルと風防の塗装=

マスキングが終了したら、風防をX18セミグロスブラックで塗装します。風防自体は機体色のXF12明灰白色ですが、内部のフレームはX18になります。クリアーパーツなので、先にX18を塗装する事によって内部フレームが黒色になります。

エンジンカウルも同じX18で塗装するので、一緒にエアブラシで塗装します。写真1のようにエンジンカウル内側、風防裏側をマスキングしておきます。

写真1

エンジンカウル、カウルフラップを塗装した状態が写真2になります。塗料が乾いたら、エンジン部分に接着します。完成したエンジン部分は、機体の塗装が終了するまでは機体と接着しないようにします。

写真2

=🐣コクピット内部の製作=

写真3のようにコクピット後方の塗装と、照準器の接着をします。照準器は先に塗装してから接着します。

写真3

=🐣主脚の取り付け=

付属のネジとドライバーを使用して固定します。固定が終了したら主脚が稼働するかを確認しておきます。主脚を収納した状態で塗装した方が楽なので、着陸状態で製作する場合でも主脚の可動をチェックして下さい。

写真4のようにエンジン部分、プロペラ、着艦フック、コクピット後部のアンテナ支柱は分割した状態にして、基本塗装後に接着します。

写真4

=🐣風防の塗装と接着=

X18で塗装した風防の上から、XF12明灰白色をエアブラシで写真5のように重ね塗りをします。機体に接着してから塗装すればいいと思うかもしれませんが、風防同士が重なる箇所があるので先に塗装しておきます。

🐥プロペラ部分はシルバーで塗装するのですが、勘違いで一緒にXF12を塗装してしまいました。そのため写真5にプロペラ部分が写っていますが気にしないで下さい。

写真5

塗装が終了したら、木工用ボンドで風防を写真6のように接着します。中央の風防を開いた状態で製作する場合は、木工用ボンドを四隅に軽く点付けして仮接着をしておきます。後部風防の穴にティッシュ詰めてマスキングをして、基本塗装の準備をします。

写真6

=🐣塗装前の準備=

ピトー管は金属パーツなので、先端部は塗装せずに金属の光沢を活かしてそのまま使用します。写真7のように先端だけマスキングをします。

写真7

増槽もこの時点で組み立てておきます。写真8のように中心に合わせ目があるので、きちんと合わせ目を消しておきます。

写真8

最後に主翼両翼端のパーツを取り付けて、塗装準備は終了です。

🐥翼端を折りたたみ状態にする場合は、別にした状態で塗装したほうが作業しやすいと思います。

今回はここで終了です。次回は下地塗装になります。

🐦今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

タミヤ 1/32 エアークラフトシリーズ No.17 日本海軍 三菱 零式艦上戦闘機 21型 プラモデル 60317

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