【初心者向け】Ⅲ号突撃砲フルインテリアキット製作方法(ボーダーモデル 1/35 Ⅲ号突撃砲G型)~⑰細部の塗装編~

前回はシュルツェンの塗装をしました。今回は細部の塗装になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】Ⅲ号突撃砲フルインテリアキット製作方法(ボーダーモデル 1/35 Ⅲ号突撃砲G型)~⑯外装の塗装編その2~

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

ボーダーモデル 1/35 ドイツ軍 III号突撃砲G型 後期生産型 w/フルインテリア プラモデル 

=🐣細部塗装=

転輪のゴム部分や、牽引ワイヤーなどの細部塗装をします。防盾のカバーも忘れずに塗装します。細部塗装が終了した状態が写真1、2になります。

今回はデカールを使用しませんでしたが、デカールを貼る場合はこの時点でデカール貼り作業をして下さい。

写真1
写真2

付着させた泥汚れにも塗装をします。少し薄めにした土色のエナメル塗料で、泥汚れの凹凸に染み込ませるようにして塗装をします。泥汚れの縁がハッキリすると、不自然な感じになってしまうのでエナメル溶剤を付けた筆で境目をぼかしていきます。

泥汚れの着色が終了した状態が写真3、4になります。

写真3
写真4

細部塗装と泥汚れの塗装が終了したら、XF86フラットクリアーを全体に吹き付けてコーティング塗装をします。コーティング塗装が終了したら乾燥のため丸1日放置します。

=🐣スミ入れ=

コーティング塗装が終了したら、タミヤスミ入れ用塗料のダークブラウンを使用してスミ入れをします。泥汚れ部分にもスミ入れをすると、より立体的に見えるので泥汚れ部分にもスミ入れをします。

筆を上から下に動かしてスミ入れ塗料の拭き取り作業をすると、拭き残した塗料が雨垂れ汚れのような感じになります。汚れの流れを考えながら拭き取り作業をすると、拭き残しも自然な感じになるのでお勧めです。

スミ入れが終了した状態が写真5、6になります。

写真5
写真6

🐦️今回使用したスミ入れ用塗料を下記に載せておきます。参考にして下さい。

TAMIYA スミ入れ塗料 ダークブラウン タミヤメイクアップ材シリーズ No.140

=🐣汚し塗装=

土色のピグメントやパステル粉を使用して、写真7のように土ぼこりを付着させます。

乾いた筆にパステル粉を付けて、キャタピラや足回り部分、付着させた泥汚れなどに土ぼこりを付着させていきます。付け過ぎると粉っぽくなってしまうので、一度ティッシュなどで粉を軽く落としてから作業をする事をお勧めします。

写真7

次にオイル汚れ用の塗料で、エンジン点検ハッチの回りや、フェンダー部分などにオイル染みの汚れを付けます。オイル染みの縁がハッキリしていると、自然な感じにならないので溶剤で縁を軽くぼかします。

🐦️下記に市販のオイル汚れ用塗料を載せておきます。参考にして下さい。

ガイアノーツ ガイアカラー オイル 10ml 模型用塗料

🐥オイル汚れ用の塗料が手元にない場合は、タミヤエナメル塗料の’X26クリアーオレンジにX1ブラックを混ぜて調節します。ブラックをXF1フラットブラックに変更すると、ツヤの具合もコントロールできるのでテカテカさせたくない場合はフラットブラックを使用して下さい。

オイル染みを付けた状態が写真8、9になります。

写真8
写真9

オイル汚れ用の塗料を写真10のように、泥汚れ部分に塗装すると足回りが湿った状態になります。湿った泥汚れにしたい場合は、泥汚れ部分にオイル汚れ用の塗料を塗って下さい。

境目部分をエナメル溶剤でぼかすと自然な感じになります。

写真10

オイル汚れがテカり過ぎてしまった場合は溶剤で拭き取ってやり直すのも方法の一つですが、軽く土色のピグメントやパステル粉を付着させてもツヤを抑える事が可能です。ツヤだけ抑えたい場合の時は試してみて下さい。

今回はここで終了です。次回は仕上げ作業になります。

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。

【初心者向け】Ⅲ号突撃砲フルインテリアキット製作方法(ボーダーモデル 1/35 Ⅲ号突撃砲G型)

~①準備編~

~②基礎工作編~

~③変速機の組み立て編~

~④操縦席の製作編~

~⑤戦闘室の製作編その1~

~⑥戦闘室の製作編その2~

~⑦主砲の製作編~

~⑧エンジンルームの製作編~

~⑨足回りの製作編~

~⑩防盾の製作編~

~⑪装備品の製作編~

~⑫下地塗装編~

~⑬内部パーツの塗装と組み立て編その1~

~⑭内部パーツの塗装と組み立て編その2~

~⑮外装の塗装編その1~

~⑯外装の塗装編その2~

~⑱仕上げ作業編~

~⑲まとめ編~

コメントを残す