【初心者向け】Ⅲ号突撃砲フルインテリアキット製作方法(ボーダーモデル 1/35 Ⅲ号突撃砲G型)~⑱仕上げ作業編~

前回は細部塗装とスミ入れをしました。今回は仕上げ作業になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】Ⅲ号突撃砲フルインテリアキット製作方法(ボーダーモデル 1/35 Ⅲ号突撃砲G型)~⑰細部の塗装編~

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

ボーダーモデル 1/35 ドイツ軍 III号突撃砲G型 後期生産型 w/フルインテリア プラモデル 

=🐣シュルツェンの接着=

シュルツェンに汚し塗装をしたら、写真1、2のように車体に接着します。Ⅲ号突撃砲の車体は垂直な面が少なく、雨垂れ表現を加える箇所が少ないので、シュルツェンのような大きい垂直面には雨垂れ表現の見せ場になります。

写真1
写真2

シュルツェンを接着したら外装部分の完成です。

写真3
写真4
写真5
写真6

装備品を取り付けない場合はこのまま台座に乗せて終了になります。

=🐣装備品の接着=

このキットには装備品が数多くセットされていますが、含まれている装備品を全て使用してしまうと、収拾がつかなくなるので注意して下さい。仮組を繰り返しながら装備品の位置を決めて、程よい感じで荷物を載せて下さい。余ったパーツは他のキットを製作する時に使用できるので、無理に搭載させないようにして下さい。

大きい布を束ねた荷物パーツが2つありますが、おそらく説明書の部品番号Y7とY9が逆になっています。仮組みをしてモールドの合いを確認してから接着して下さい。

装備品の接着が終了した状態が写真7、8になります。

写真7
写真8

=🐣おまけ=

初回特典版には写真9、10にある「戦車突撃章」という勲章のレプリカが同封されています。折角なので、この勲章も台座に展示させます。

写真9
写真10

勲章の大きさに合わせて、写真11のように真鍮線で支柱を作ります。台座に穴を空けて真鍮線を通して、丁度よい長さになったら裏側からボンドで固定します。

写真11

ボンドが乾いたら、写真12のように勲章を立て掛けます。安定感がないので、支柱先端に木工用ボンドを付けて勲章を接着するとしっかり固定できます。

木工用ボンドだと、接着後でも軽く力を入れるだけで簡単に外す事ができるのでお勧めです。勲章の保管場所に困った場合は、今回のように台座に取り付けるのも有りだと思うので、参考にしてみて下さい。

写真12

=🐣完成=

車体を固定したら完成です。展示スペースは2台分になりますが、内部パーツをハッキリ見せる事ができました。外装部分はインテリアパーツを組み込んでないので、擦り合わせ時の作業やストレスが軽減されます。

見た目面倒そうですが、塗装や組み立ては内部に組み込むよりも楽なのでインテリアを隅々まで見せたいと思う人は、参考にしてみて下さい。

写真13
写真14
写真15
写真16
写真17
写真18
写真19
写真21

内装バーツを直接台座に接着したため、外装と比べるとやや沈んだ感じになってしまいました。内部パーツの下に簡単な台などを置いて、車体と同じ高さにするとさらに博物館の展示品っぽくなると思うので、余裕があったら是非挑戦してみて下さい。

🐦️下記に載せた本には、ミニアート、ライフフィールド社のフルインテリアキットの製作記事が載っているので、ちょっとした内部構造の資料にもなります。それ以外にも、簡単なⅢ号突撃砲の外部ディテールの説明も書いてあるので、Ⅲ号突撃砲の資料を持っていない方にはお勧めの一冊です。

タンクモデリングガイド (9) 2022年 05 月号 [雑誌]: 艦船模型スペシャル 別冊 

今回はここで終了です。次回は簡単なまとめになります。

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