【初心者向け】Ⅲ号突撃砲フルインテリアキット製作方法(ボーダーモデル 1/35 Ⅲ号突撃砲G型)~⑧エンジンルームの製作編~

前回は主砲部分の製作をしました。今回はエンジン部分の製作になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】Ⅲ号突撃砲フルインテリアキット製作方法(ボーダーモデル 1/35 Ⅲ号突撃砲G型)~⑦主砲の組み立て編~

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

ボーダーモデル 1/35 ドイツ軍 III号突撃砲G型 後期生産型 w/フルインテリア プラモデル 

=🐣エンジンルームの製作=

内部がむき出しになるので、通常だと見えない箇所がしっかりと見えるようになります。そのため、下部パーツや裏側などもしっかりと塗装する必要があるので、塗装がしやすいようにパーツを分割して製作をします。

エンジンは支持架パーツの上に乗せるのですが、塗装しやすいように写真1、2のような状態で塗装をしてから支持架パーツに接着します。

写真1
写真2

支持架パーツは写真3のように別で組み立てます。塗装がしやすいように分割して他の部分も製作していきます。

写真3

写真4は冷却ファンで説明書では車体側面に接着するようになっています。しかし、側面パーツは使用できないので、写真5のように直接エンジンルーム後部の隔壁パーツに取り付けます。

写真4
写真5

写真5の赤丸で囲んだ部分はファンベルトを取り付けるの部分なのですが、ベルトパーツと比べると径が大きすぎて上手くはまりません。そのため回りをヤスリで削って径を小さくします。

🐥上からカバーを取り付けるので断面がいびつになっても問題ないので、ベルトが上手くはまる事だけ重視してヤスリがけをして下さい。

写真6

ファンベルトを取り付けた状態が写真7になります。

写真7

冷却ファンにパイプを写真8のように取り付けます。パイプの先端部分はエンジンパーツに取り付けるので、後で微調整がしやすくなるように挟み込むだけにして、可動するようにしておきます。

写真8

説明書の完成図をみると、冷却ファンに取り付けたパイプにノズルのようなパーツが付いています。このパーツは説明書に記載がなかったので、余りパーツから探してみたところ部品番号M13が該当するようです。M13のパーツを写真9の丸で囲んだ部分に接着するようにして下さい。

写真9

エンジンルーム後部隔壁部分にも、説明書の工程に記載してないパーツを取り付ける必要があるので注意して下さい。

付属エッチングパーツの中に、二つの三角形のパーツがあります。形状は写真10を参考にして下さい。

写真10

この二つの三角形パーツをV字型になるように接着します。説明書の完成図や写真11を参考にして接着して下さい。

写真11

これで内部パーツの製作は終了です。写真13のように分割した状態で塗装をします。塗装終了後に、台座に各パーツを接着していきます。

写真13

今回はここで終了です。次回は外装パーツの製作になります。

🐦️下記に載せた本には、ミニアート、ライフフィールド社のフルインテリアキットの製作記事が載っているので、ちょっとした内部構造の資料にもなります。それ以外にも、簡単なⅢ号突撃砲の外部ディテールの説明も書いてあるので、Ⅲ号突撃砲の資料を持っていない方にはお勧めの一冊です。

タンクモデリングガイド (9) 2022年 05 月号 [雑誌]: 艦船模型スペシャル 別冊 

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