先日タミヤから発売されたばかりの、1/35アメリカ歩兵偵察セットを使ってフィギュアの組み立てと塗装について説明していきたいと思います。
最近のタミヤのフィギュアは3Dスキャンを使用しているので、シワの造形などが凄くリアルになっています。しかし3Dスキャン導入以前のフィギュアも彫刻的な力強さを持っていて、最新のキットとは違う味わいがあります。
今回は新旧アメリカ歩兵のキットを使用して、ちょっとしたディテールアップと塗装法について説明していきます。
=🐣使用するキットについて=
今回は写真1のアメリカ偵察歩兵セットとアメリカ歩兵攻撃セットを使用します。
左のアメリカ偵察歩兵セットは、今年の7月に発売されたばかりの最新キットになります。右のアメリカ歩兵攻撃セットは1995年に発売されたもので、現在も通常販売されているものです。
今回はこの二つのセットから1体ずつ選んで、製作していきます。
🐦今回使用したキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ アメリカ歩兵 攻撃セット
タミヤ(TAMIYA) 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.379 アメリカ歩兵 偵察セット
=🐣使用する道具=
1.組み立て作業
プラスチック用接着剤、ニッパー、デザインナイフなど基本的な道具は用意しておきます。今回は少しディテールアップする予定なので、エポキシパテも用意しておきます。フィギュアのシワ部分のパーティングラインを削るのに針ヤスリがあれば作業がかなり楽になります。
🐦下記に針ヤスリを載せておきます。参考にして下さい。
TRUSCO(トラスコ) ダイヤモンドテーパーヤスリ金型・精密仕上げ用Φ1mm TK-7
2.塗装作業
皮膚をアクリル塗料、服や装備品はエナメル塗料で行います。エアブラシは使用しないで、全て筆塗りで行います。
説明書には塗装指示がありますが、資料本があると塗装時荷役に立ちます。
🐦下記に載せた本は、太平洋戦線からヨーロッパ戦線までのアメリカ軍の軍装が紹介されています。実物を使用しているので、色や質感などがよく解ります。戦車兵や空挺部隊の軍装も紹介されているので、これ一冊で第二次世界大戦中のアメリカ陸軍のすべての軍装を知ることができるのでお勧めです。
今回はここで終了です。次回から製作になります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。