【初心者向け】古いキットの作り方(タミヤ M8自走榴弾砲)~③足回りの組み立て編~

前回はキャタピラの焼き止めについて説明しました。今回は足回りの組み立てになります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】古いキットの作り方(タミヤ M8自走榴弾砲)~②キャタピラの焼き止め編~

=🐣足回りの組み立て=

写真1のようにキャタピラを焼き止めで繋げましたが、まだキャタピラに保管時のクセが残っています。

写真1

早めに足回り部分を組み立てて、キャタピラのクセを取っていきます。足回りの組み立てで一つ注意点があるので説明していきます。

古いタミヤのキットは起動輪のつけ根部分が大きく抜けてるものがあります。これはモーターで走らせる事ができるように、ギアボックスのシャフトを組み込めるようになっているからです。ディスプレイモデルにする場合は写真2のように、起動輪のつけ根のパーツを接着します。

写真2

起動輪のつけ根の接着自体は問題ないのですが、接着剤が乾かないうちにキャタピラを巻いてしまうと、キャタピラがきつめだった時にパーツが内側に傾いてしまう場合があります。パーツがしっかり固定するまではキャタピラを巻かないようにして下さい。

写真4のように足回り部分が完成したら、キャタピラを巻きます。

写真4

キャタピラを巻くときに注意する事は、焼き止めした部分を目立たないようにする事です。サイドスカートがある車両ならば、焼き止め部分が上面になるようにすれば問題ないです。サイドスカートがない車両だと、上部転輪で隠れるようにするのがいいと思います。今回は写真5の赤い丸で囲んだ箇所に、焼き止め部分がくるようにしています。

写真5

キャタピラが転輪や誘導輪から浮いてしまわないように、瞬間接着剤や木工用ボンドでキャタピラと転輪を接着します。

ゴム製のキャタピラを使用する場合は、説明書の工程はとりあえず無視して先に写真6のような状態にして、ゴムキャタピラのクセを取るようする事をお勧めします。

写真6

今回はここで終了です。次回は車体と砲塔の内部を製作します。

🐦下記に今回使用しているキットを載せておきます。参考にして下さい。

タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.312 アメリカ陸軍 自走榴弾砲 M8 出撃待機セット 人形3体付 プラモデル 35312

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。

【初心者向け】古いキットの作り方(タミヤ M8自走榴弾砲)

~①準備編~

~②キャタピラの焼き止め編~

~④車両内部の組み立て編~

~⑤車両内部の塗装編~

~⑥車体と砲塔の組み立て編~

~⑦下地塗装と基本塗装編~

~⑧細部塗装とデカール貼り編~

~⑨泥汚れ編~

~⑩汚し塗装編~

~⑪おまけ編~

~⑫まとめ編~