【初心者向け】簡単!タミヤ最新キット!M18ヘルキャット製作方法~③車体内部の塗装編~

前回は車体下部と内部の組み立てをしました。今回は車体内部の塗装になります。

🐔前回の記事を下記に載せおきます。参考にして下さい。

【初心者向け】簡単!タミヤ最新キット!M18ヘルキャット製作方法~②車体下部の組み立て編~

=🐣車体内部の塗装=

車体内部の塗装を行います。塗装の乾燥待ち時間に転輪やキャタピラの組み立てをすると、効率良く作業が進められます。

1.下地塗装

タミヤアクリルXF1フラットブラックで、写真1のように車体内部全体を塗装します。

写真1

下地塗装で明暗をつけていくので、XF2フラットホワイトを写真2のように明るくしたい箇所に吹き付けていきます。砲弾部分は金色の発色を良くしたいので、金色で塗る箇所にホワイトをしっかりと吹き付けます。

写真2

2.塗装剥がれの表現

XF1フラットブラックをちぎった台所用スポンジに付けて、写真3のようにスポンジを上から叩くようにして塗料を付けていきます。塗装が剥がれやすそうな床面や構造物のエッジ部分を中心に、塗装剥がれ表現をしていきます。

🐥この時にエナメル塗料を使用すると、やり直したい時に簡単に溶剤で拭き取る事ができるので、慣れていない方はエナメル塗料で塗装剥がれ表現をする事をお勧めします。

写真3

3.基本塗装

XF62オリーブドラブで基本塗装をします。下地塗装の明暗と塗装剥がれの表現が消えないように、やや薄めにして写真4のように吹き付けます。なるべく砲弾のゴールドで塗装する部分には、塗料を吹き付けないようにします。

写真4

基本塗装が終了したら、XF86フラットクリアーでコーティング塗装をします。砲弾部分は光沢にしたいので、コーティング塗装の後で写真5のようにX12ゴールドリーフで塗装します。

写真5

🐦ゴールドリーフはペンタイプの方が、粒子が細かくて発色がいいです。塗料皿に塗料をのせると、普通に筆で塗装する事ができます。下記に載せておくので参考にして下さい。

ペイントマーカー X-12 ゴールドリーフ

4.汚し塗装

スミ入れをしてから、汚し塗装をします。まずは土色のピグメントやパステル粉を筆に付けて、写真6のように床面に付着させていきます。

写真6

次にオイル汚れ表現をします。市販のオイル汚れ塗料を使用してもいいし、タミヤエナメルX26クリアーオレンジにタミヤエナメルXF1フラットブラックを混ぜた物でも代用できます。コツは小まめにフラットブラックを混ぜて、ツヤを調節しながら塗装すると変化がでて単調にならなくなります。

写真7のようにランダムに汚れやすそうな箇所に、オイル汚れを付けます。端の部分をエナメル溶剤でぼかすと、シミのような感じになります。

写真7

床面は完成後はあまりはっきり見えないです。完成後でも汚れがよく見えるようにしたい場合は、汚しを強めにした方がいいです。

上手くいかない場合は、一度エナメル溶剤で軽く全体を拭き取ってから、ピグメントやパステル粉の付着からやり直します。拭き取りを軽くすると前回の塗料が少し残るため、やり直した際に深みがでてきます。3~4回繰り返すと、結構深みのある汚し塗装になります。

今回はここで終了になります。次回は車体上面の製作になります。

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。

【初心者向け】簡単!タミヤ最新キット!M18ヘルキャット製作方法

~①準備編~          
~②車体下部の組み立て編~           
~④車体上部の組み立て編~           
~⑤砲塔内部の組み立て編~           
~⑥砲塔内部の塗装編~         
~⑦車体装備品の製作編~            
~⑧砲塔の組み立て編~         
~⑨下地塗装編~            
~⑩基本塗装編~            
~⑪デカール貼り編その1~           
~⑫デカール貼り編その2~           
~⑬コーティング塗装編~            
~⑭スミ入れ編~            
~⑮汚し塗装編~            
~⑯仕上げ編~         
~⑰おまけ編~         
~⑱まとめ編~