【初心者向け】簡単!タミヤ最新キット!M18ヘルキャット製作方法~⑫デカール貼り編その2~

前回はデカール貼りの説明をしました。今回はデカール貼りの続きになります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】簡単!タミヤ最新キット!M18ヘルキャット製作方法~⑪デカール貼り編その1~

=🐣デカール貼り=

1.砲塔側面のデカール貼り

まずは砲塔側面の国籍マークを写真1の場所に貼ります。砲塔のラックはデカールを貼ってから接着します。

写真1

デカールを貼る部分にマークフィットを塗ります。その上からデカールを貼り、さらにデカールの上からマークフィットを塗ります。しばらく放置して写真2のようにデカールにシワが出来たら、少し濡らした綿棒を押し付けてデカールのシワを伸ばします。

写真2

しっかり綿棒でデカールを密着させると、写真3のようになります。赤丸で囲んだ部分は砲塔横の荷物入れ側面にかかるので、軟化剤でしっかり柔らかくしてから綿棒で押し付けます。うまく密着できない場合はハードタイプのマークフィットを使用して下さい。

写真3

国籍マークの白丸のふちどりを切り取って★の部分と別々に貼る事にすると、砲塔のラックは最初に接着してしまってもいいのでは?と考える人もいると思います。しかし、ラックを接着した状態だと、デカールのシワを伸ばす作業の時にラックが邪魔になり、上手くシワが伸ばせなくなる可能性があります。そのためラックはデカールを貼った後に接着した方がいいと思います。

次に砲塔側面の部隊マークを貼ります。このデカールは第805戦車駆逐大隊のものなので、それ以外の部隊に所属する車両を製作する場合は貼らなくて大丈夫です。

余白部分をしっかり切り取って、マークフィットを塗ってから写真4のようにデカールを貼ります。ほんの少し荷物入れよりも大きいので、1㎜ぐらい側面に折り返すような感じになります。折り返す部分はハードタイプのマークフィットを使用すると、うまくデカールが曲がって密着しやすくなります。

写真4

白丸の一部を荷物入れの側面に写真5のように貼ります。デカールの上面を合わせて貼ると、赤丸部分が段差になっていてデカールが少し浮いてしまいます。この部分は上からハードタイプのマークフィットを塗り、柔らかくなったら綿棒を押し付けて段差に密着させます。

写真5

2.砲塔上部のデカール貼り

写真6の部分に国籍マークを貼ります。

写真6

今までと同じように、先にマークフィットを塗ってから写真7のようにデカールを貼ります。さらにデカールの上からマークフィットを塗ってデカールを柔らかくします。

写真7

デカールが柔らかくなったら、濡らした綿棒を押し付けて写真8のようにシワをのばしてデカールを密着させます。

写真8

ヒンジの部分はデカールが抜けていますが、少しだけヒンジ部分にかかってしまいます。後で白で塗装しますが、デカールを浮いたままにすると目立ってしまうので、ヒンジ部分付近はハードタイプのマークフィットを塗って密着させるようにします。

3.その他のデカール

ここで説明した箇所以外のデカールは、特に問題なく普通に貼ることができます。説明書の指示に従って、丁寧に貼るようにして下さい。

写真9

デカールの量は多いわけではないので、そんなに時間はかからないと思っていたのですが、貼り終わるまで2時間近くかかってしまいました。慌てるとデカールは上手く貼れないので、たっぷり作業時間をとるか、2~3日に分けて作業をする事をお勧めします。

今回はここで終了です。次回はコーティング塗装になります。

🐦下記に今回使用したデカール軟化剤を載せておきます。参考にして下さい。

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