前回は基本塗装を行いました。今回はデカール貼り作業になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】大型キット製作方法(タミヤ 1/32 零戦)~⑩基本塗装編~
=🐣デカール貼り作業=
貼る数が少ないですが、日の丸や、所属艦を示すラインなど大きめのデカールが多いので、デカール軟化剤の使用をお勧めします。今回はノーマルタイプとハードタイプの二つを使用します。
🐦今回使用したデカール軟化剤を下記に載せておきます。参考にして下さい。
TAMIYA マークフィット ハードタイプ メイクアップ材シリーズ No.135【87135】
主翼の日の丸部分に、クリアーパーツで再現されている航行灯があります。このパーツはデカールを貼ってコーティング塗装が終了したら接着します。パーツが接着しやすくなるように写真1のように、しっかりモールドにデカ–ルを密着させます。
最初にノーマルタイプの軟化剤をデカールを貼る部分に塗ります。デカールを貼ったら、上からノーマルタイプの軟化剤を塗ってしばらく放置します。デカールが軟らかくなったら、綿棒などで上から押し付けて、モールドに密着させながら軟化剤を拭き取ります。
🐥この時に完全に乾いた綿棒を使用すると、綿棒にデカールがくっつく場合があるので、少しだけ綿棒を水で濡らしてから使用して下さい。
モールドに密着し難い部分は、デカールの上からハードタイプの軟化剤を塗ります。密着させ難い箇所にはハードタイプの軟化剤を使用します。ハードタイプはアクリル塗料の塗膜に影響する場合があるので、デカールの上から塗るようにして、なるべく塗膜には塗らないようにして下さい。軟化剤の塗布後に同じように綿棒などで、上から押し付けてモールドに密着させます。
主翼のフラップ部分に貼る写真2のデカールは、二つに分割した方がきれいに貼ることができます。
角の部分で切断して、写真3のように二つに分割します。
まずは縦の部分のデカールを、写真4のように貼ります。
次に横の部分のデカールを、写真5のように貼ります。このように細い線状のデカールは、いくつかに分割して貼った方がきれいに貼れるし、位置決めがしやすくなります。
尾翼と機体後部のラインも日の丸と同じように、デカール軟化剤を使用して写真5のようにモールドに密着させます。
デカール貼りが終了したら、デカールのツヤを整えるためと、塗装面やデカールの保護のためにタミヤアクリルのXF86フラットクリアーでコーティング塗装を行います。写真6のようにプロペラ、増槽、エンジンカウル、なども一緒にコーティング塗装をします。
コーティング塗装が終了したら乾燥のために、この状態で丸一日放置しておきます。
今回はここで終了です。次回はデカール貼りの修正方法について説明します。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。
【初心者向け】大型キット製作方法(タミヤ 1/32 零戦)
~①準備編~
~②コクピットの製作編~
~③コクピットの塗装編~
~④胴体の組み立て編~
~⑤主翼の組み立て編その1~
~⑥主翼の組み立て編その2~
~⑦主脚とエンジンの組み立て編~
~⑧塗装前の下準備編~
~⑨下地塗装編~
~⑩基本塗装編~
~⑫デカールの修正編~
~⑬スミ入れ前の準備編~
~⑭スミ入れ編~
~⑮仕上げ編~
~⑯まとめ編~