前回で完成しました。今回は簡単なまとめになります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】大型キット製作方法(タミヤ 1/32 零戦)~⑮仕上げ編~
=🐣大型キットの注意点=
大スケールのキットで注意する点は、パーツの合いが徐々にズレていく事です。
何故かというと、大型キットはパーツの接着面が大きく、さらにパーツ分割が小スケールのものより多くなっています。そのため、接着剤や塗膜の厚み、接着時の微妙なズレにより、組み立てが進むごとにパーツの合いが悪くなる場合があります。最初のうちはキッチリはまっていたけど、終盤になるとズレたり、隙間ができたりするのはそれが原因です。
常に仮組みをしながら製作していくと、ある程度の歪みはおさえられますが、大きくズレてしまったらパーツを削ったりパテで埋めるなどの対応が必要になります。
=🐣キットについて=
部品が多いですが組み立ては難しくなく、塗装の塗り分けもとくに必要ないので、大型キットを作ってみたいという方にはお勧めのキットです。大スケールだと置き場に困ってしまいますが、飛行状態にすると高さは必要になりますが、接地面は少ないので小スペースでも飾ることが可能です。
主脚や格納部の塗装やマスキングが面倒ですが、主脚を収納状態にして基本塗装する事によって、マスキングが必要なくなるので比較的楽に塗装ができます。
水平尾翼と垂直尾翼はガイドが付いていて、隙間なく差し込む事ができますが、パーツ同士の圧力の関係で徐々に外側にズレていく場合があるので、しばらくの間しっかりと押さえる事が必要です。接着剤がある程度乾くまでは、小まめにズレwをチェックした方がいいです。
デカールは大判なので、途中でちぎれないようにしっかりと水に浸して、デカールが簡単に剥がれるようにしてから作業をして下さい。水に浸す時間が短いと台紙から剥がすときに、デカールがちぎれてしまうので注意して下さい。
=🐣まとめ=
製作場所や、飾る場所の確保が大変ですが、1/48や1/72と違ってパーツの情報量が凄く、実際に本物の飛行機を製作する感じで楽しく組み立てられます。好きな機体があるなら、大スケールのキットを製作するのもいいと思います。
パーツの情報量も多いので、資料本などを観ながらゆっくり製作してみて下さい。
🐦下記に今回使用したキットを載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ 1/32 エアークラフトシリーズ No.17 日本海軍 三菱 零式艦上戦闘機 21型 プラモデル 60317
🐦下記に資料として役に立ちそうな本を載せておくので、参考にして下さい。
世界の傑作機スペシャル・エディションVol.6 零式艦上戦闘機 (世界の傑作機スペシャル・エディション Vol. 6)
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。
【初心者向け】大型キット製作方法(タミヤ 1/32 零戦)
~①準備編~
~②コクピットの製作編~
~③コクピットの塗装編~
~④胴体の組み立て編~
~⑤主翼の組み立て編その1~
~⑥主翼の組み立て編その2~
~⑦主脚とエンジンの組み立て編~
~⑧塗装前の下準備編~
~⑨下地塗装編~
~⑩基本塗装編~
~⑪デカール貼り編~
~⑫デカールの修正編~
~⑬スミ入れ前の準備編~
~⑭スミ入れ編~
~⑮仕上げ編~