前回は車体の組み立てを説明しました。今回は砲塔の組み立てについて説明します。
🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】現用戦車の簡単ディテールアップ方法（タミヤ 1/35 M1A2エイブラムス TUSKⅡ）～②車体の組み立て編～ ＝🐣砲塔の組み立て＝
砲塔もとくに問題なく組み立てる事ができます。いくつかの注意点を説明するので、参考にしてください。
1.砲身の組み立て
先に砲身を接着してパテで合わせ目を消します。まずは合わせ目にパテを盛ります。パテの乾燥には１日おいた方がいいので、次の日以降にパテ盛りした部分を600番→800番の順番でヤスリがけをして砲身を滑らかにします。休日などにまとめて作業する方は事前にパテ盛りをしておくと、乾燥待ちの時間がないのでお勧めです。
2.砲塔バスケットのメッシュ部分の製作
今回は写真1のようにエッチングパーツを使用しました。エッチングパーツがない場合は、前回の操縦士ハッチのガラス部分をのように、マスキングテープを説明書に貼り付けて、説明書のガイドにそって切り取ります。切り取ったマスキングテープをキット付属のメッシュに貼り付けて、マスキングテープと同じ形に切り取って使用します。プラスチック用の接着剤を使用して問題ありません。
3.クリアーパーツの接着
車長用のハッチ回りのペリスコープには、操縦士ハッチの時と同じように付属の透明プラ板を切り取って使用します。前回説明したように、先にガラス部分の大きさに切ったマスキングテープをプラ板に貼り裏側に偏光シールを貼ってから切り取ります。
砲塔上部にある２つのセンサー部分を開状態にする場合は、センサー部分のクリアーパーツの裏側に偏光シールを貼っておきます。
機銃回りのガラス部分は普通の防弾ガラスなので、そのままで使用します。透明パーツに接着剤をはみ出さないようにして接着します。接着剤が乾いてから、マスキングテープを貼り付けます。
🐥現用戦車や車輌のペリスコープ部分は、偏光ガラスになってる場合が多いです。センサーのガラス部分やペリスコープに市販の偏光シールを貼り付けるだけで効果的なディテールアップになります。
4.滑り止めの表現
砲塔の組み立てが終了したら、車体と同じようにタミヤのテクスチャーペイントを使用して、写真2、3のように滑り止め表現を行います。叩くようにしてテクスチャーペイントを付けていきます。砲塔部分は車体よりもゴチャゴチャしているのではみ出しやすいのですが、はみ出しても綿棒などで拭き取れるので、あまり気にしないで作業して下さい。
ハッチは塗装を考えて接着していないので、写真には写っていませんが、ハッチ部分にも滑り止め表現をしておきます。
今回はここで終了です。次回は下地塗装になります。
🐦テクスチャーペイントと偏光シールを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ メイクアップ材シリーズ No.115 情景テスクチャーペイント (路面 ダークグレイ) 87115
ハセガワ(Hasegawa) ホログラムフィニッシュ (TF14)
🐔今回の記事一覧を載せておきます。目次代わりに使用して下さい。
【初心者向け】現用戦車の簡単ディテールアップ方法（タミヤ 1/35 M1A2エイブラムス TUSKⅡ）～①準備編～ 【初心者向け】現用戦車の簡単ディテールアップ方法（タミヤ 1/35 M1A2エイブラムス TUSKⅡ）～②車体の組み立て編～ 【初心者向け】現用戦車の簡単ディテールアップ方法（タミヤ 1/35 M1A2エイブラムス TUSKⅡ）～④下地塗装編～ 【初心者向け】現用戦車の簡単ディテールアップ方法（タミヤ 1/35 M1A2エイブラムス TUSKⅡ）～⑤基本塗装編～ 【初心者向け】現用戦車の簡単ディテールアップ方法（タミヤ 1/35 M1A2エイブラムス TUSKⅡ）～⑥フィギュアの塗装編～ 【初心者向け】現用戦車の簡単ディテールアップ方法（タミヤ 1/35 M1A2エイブラムス TUSKⅡ）～⑦スミ入れ編～ 【初心者向け】現用戦車の簡単ディテールアップ方法（タミヤ 1/35 M1A2エイブラムス TUSKⅡ）～⑧汚し塗装編～ 【初心者向け】現用戦車の簡単ディテールアップ方法（タミヤ 1/35 M1A2エイブラムス TUSKⅡ）～⑨装備品編～ 【初心者向け】現用戦車の簡単ディテールアップ方法（タミヤ 1/35 M1A2エイブラムス TUSKⅡ）～⑩まとめ編～