前回で組み立てと塗装が終了しました。今回は簡単なまとめをします。
🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】現用戦車の簡単ディテールアップ方法(タミヤ 1/35 M1A2エイブラムス TUSKⅡ)~⑨装備品編~
=🐣まとめ=
1.今回の製作について
今回説明したディテールアップは、テクスチャーペイントを使用して滑り止め表現、偏光シールを使用して偏光ガラスの再現、別売りのパーツで装備品の再現、エッチングパーツで砲塔バスケットのメッシュ部分の製作の4点です。
エッチングパーツは入手が難しいかもしれないですが、テクスチャーペイント、装備品パーツ、偏光フィルムは模型店で簡単に入手できます。手間がかからない割には、ハッキリと手を加えた事がわかるので初心者の方にはお勧めです。
🐥偏光ガラスや滑り止めの表現は現用戦車の特徴なので、古い戦車には使用できません。
🐦ディテールアップで使用した物を下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ メイクアップ材シリーズ No.115 情景テスクチャーペイント (路面 ダークグレイ) 87115
タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.266 アメリカ陸軍 現用車輌装備品セット プラモデル 35266
ハセガワ(Hasegawa) ホログラムフィニッシュ (TF14)
2.効果的なディテールアップ
最も効果的なポイントは、完成品をパッとみた瞬間に手を加えたところがわかる箇所のディテールアップだと思います。今回の滑り止め、偏光ガラス、装備品などは素組み状態を知っている人が見れば、すぐに手を加えた事がわかります。
エッチングパーツを使用して細部を作り込む事も効果的なのですが、難易度が高いわりには目立たない箇所も多いです。古いキットだと、装備品の留め具が再現されてないものが多く、留め具などをエッチングパーツで再現していました。しかし、最近は留め具まで再現してあるキットが多いので、無理にエッチングでディテールアップをする必要がなくなっています。逆にエンジングリルや通気口などのメッシュ部分はエッチングを使用すると非常に効果的なので、エッチングパーツを購入するかどうかで迷う時は、効果的な部分があるかないかで判断するのがいいと思います。
細部を作り込むよりも、キットで省略されている箇所を再現する方が簡単なので、初心者の方はそこから始める事をお勧めします。伸ばしランナーでライトなどのコードやアンテナを作るだけでも完成したら雰囲気は変わります。
ディテールアップを行った完成品は、完成してから月日が経っても特別な感じがします。簡単な作業でも自分だけのオリジナル作品になるので、気になる箇所があったら是非挑戦してみて下さい。
今回の記事はこれで終了です。
🐦今回使用したキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.326 アメリカ陸軍 M1A2 SEP エイブラムス TUSKI/II プラモデル 35326
🐔今回の記事一覧を載せておきます。目次代わりに使用して下さい。
【初心者向け】現用戦車の簡単ディテールアップ方法(タミヤ 1/35 M1A2エイブラムス TUSKⅡ)~①準備編~
【初心者向け】現用戦車の簡単ディテールアップ方法(タミヤ 1/35 M1A2エイブラムス TUSKⅡ)~②車体の組み立て編~
【初心者向け】現用戦車の簡単ディテールアップ方法(タミヤ 1/35 M1A2エイブラムス TUSKⅡ)~③砲塔の組み立て編~
【初心者向け】現用戦車の簡単ディテールアップ方法(タミヤ 1/35 M1A2エイブラムス TUSKⅡ)~④下地塗装編~
【初心者向け】現用戦車の簡単ディテールアップ方法(タミヤ 1/35 M1A2エイブラムス TUSKⅡ)~⑤基本塗装編~
【初心者向け】現用戦車の簡単ディテールアップ方法(タミヤ 1/35 M1A2エイブラムス TUSKⅡ)~⑥フィギュアの塗装編~
【初心者向け】現用戦車の簡単ディテールアップ方法(タミヤ 1/35 M1A2エイブラムス TUSKⅡ)~⑦スミ入れ編~
【初心者向け】現用戦車の簡単ディテールアップ方法(タミヤ 1/35 M1A2エイブラムス TUSKⅡ)~⑧汚し塗装編~
【初心者向け】現用戦車の簡単ディテールアップ方法(タミヤ 1/35 M1A2エイブラムス TUSKⅡ)~⑨装備品編~