前回は下地塗装について説明をしました。今回は迷彩塗装になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】筆塗りで行う日本陸軍戦車の迷彩塗装(ファインモールド 1/35 九七式中戦車「チハ」)~②下地塗装編~
🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
ファインモールド 1/35 ミリタリーシリーズ 帝国陸軍 九七式中戦車 チハ 57mm砲装備・新車台
=🐣基本塗装=
タミヤアクリル塗料XF92イエローブラウンで全体を塗装します。今回は下地塗装が残るように薄めにした塗料を吹き付けてしまいましたが、迷彩柄を筆塗りする場合は色がハッキリ着くように、やや厚めに吹き付けた方が良いと思います。筆塗りに合わせてやや塗膜が厚くなるように吹き付け作業をしてみて下さい。
基本塗装を終えた状態が写真1、2になります。


=🐣縁のハッキリした迷彩塗装について=
縁がハッキリした迷彩柄の塗装をエアブラシで行う場合、マスキングテープなどでマスキングをして塗装するのが一番確実だと思いますが、面が複雑な車両や表面モールドの凹凸が激しい車両だとマスキングが大変です。さらに複数の色を使用するパターンだと、その都度マスキングをしなければいけないのでかなり難易度は高いです。
筆塗りで迷彩柄を縁取りをしてから、内側をエアブラシで吹き付けるという方法もありますが、縁取りの塗料をエアブラシの塗料に合わて薄める必要があるので調節がちょっと難しいです。エアブラシは濃い目で吹き付けたとしても、筆塗りで使用する塗料よりも薄めているので調節がやや難しいです。調節が上手くいかないと縁と内側の色に差が出てしまいます。また縁からはみ出した部分がぼやけてしまうので、最後に修正塗装が必要になります。
どちらもかなり手間がかかる作業で大変ですが、ムラがない塗装するにはエアブラシが一番適していると思います。また、筆塗りだと塗膜がどうしても厚くなってしまうので、塗膜を薄くしたい場合もエアブラシが適していると思います。自分好みの仕上がり具合に合わせて塗装方法を選んでみて下さい。
=🐣迷彩塗装(緑)=
まずは緑色の迷彩塗装から始めます。緑部分はタミヤアクリル塗料XF58オリーブグリーンを使用しています。当初は筆塗りで縁取りをしてエアブラシで塗りつぶす予定でしたが、エアブラシに合わせて縁取りの色を薄めてしまうと、ちょっとボヤけた感じになってしまいます。色が濃ければ濃いほど縁がハッキリするので、思いきって筆塗りに挑戦してみる事にしました。
試しに写真3のように縁取りした部分の内側を筆で塗ってみたところ、思った以上にうまく塗れた気がしたので、このまま筆塗りで迷彩柄を塗装する事にします。

いきなり迷彩柄を塗装するのは失敗する危険度が高そうだったので、まずは塗装図を参考にして写真4のように縁部分から塗装をしています。キット付属の塗装図を紛失してしまったので、今回はタミヤ九七式戦車の塗装図を参考にしています。
砲塔と車両の迷彩柄がうまく繋がるように注意しながら、縁取りを描き込んでいきます。塗りつぶす箇所を間違えてしいそうな場合は、塗りつぶす部分に✕印などを描き込んで解りやすくして下さい。

縁取りが終了したら内側の塗装を行います。塗料は適度に溶剤やリターダーなどを混ぜて筆塗りしやすい薄め具合にします。ここでしっかりと塗りたくなりますが、リターダーや溶剤を混ぜているため、何度も筆を動かすと下地が溶け出してしまう危険があります。まずは筆は一度だけ動かす感じにして塗料をのせていきます。
筆は上から下に向かって動かせば、筆ムラが汚れの流れと同じなるので違和感が少なくなります。横方向や斜めに筆を動かしてしまうと違和感が増すので注意して下さい。
緑の塗装を終えた状態が写真5、6になります。


筆を一度だけ動かしただけなので、写真7のように筆ムラが発生しますが、もう一度上から重ね塗りをするので気にする必要はないです。全体的に色がのっていれば問題ないです。

筆塗りで一番気になるのは筆ムラですが、解決方法を知っていればそれほど気にする必要はないです。筆ムラは塗膜の厚さが均一でない時に発生するのですが、大きく分けると2種類になります。
一つは写真7のように塗膜の薄い箇所に、下地の色が見えてしまっている状態です。これは重ね塗りをすれば解決可能です。
もう一つは下地が透ける事なく塗装できたけど、部分的に塗膜の厚さが異なってしまい表面に凹凸が発生してしまう状態です。これはフリアーやフラットクリアーなどを表面に吹き付ければ、凹凸が滑らかになって思った以上に筆ムラが目立たなくなります。
簡単にまとめると、重ね塗りをして上からコーティング塗装すえと、筆ムラは目立たなくなるという事です。完全に消えるというわけではないですが、スミ入れや汚し塗装を加えればさらに目立たなくなります。筆ムラはあまり難しく考えないで気楽に塗装をしてみて下さい。
今回はここで終了です。次回は迷彩塗装の続きになります。
