【初心者向け】簡単!1/35フィギュアの迷彩塗装方法(オークリーフパターン)~④迷彩服の塗装編その1~

 前回は皮膚塗装について説明をしました。今回は迷彩服の塗装になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】簡単!1/35フィギュアの迷彩塗装方法(オークリーフパターン)~③皮膚の塗装編その2~

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

=🐣迷彩柄の特徴=

 まずは迷彩柄の特徴を自分なりに掴みます。迷彩パターンが載っている箱絵や資料をちょっと離れた距離から見て、大まかな特徴を掴みます。

 オークリーフパターンの場合、基本色は土色のような感じで黄緑色の迷彩柄に緑の縁取りがあります。あとは無数の緑の斑点が散らばっている感じです。

 次に近づけて迷彩柄の細かい特徴を掴みます。

 縁取りの緑は曲線ではなくギザギザした感じになっていて、斑点は黄緑色でこれにも緑の縁取りがあります。緑は遠目だと1色に見えますが、濃い緑と緑色の2種類があるように見えます。

 これらの感じから、黄緑色の迷彩柄と斑点に濃い緑と緑色の2種類でギザギザした感じの縁取りをすれば、オークリーフパターンに見えると考えられます。今回はこの特徴を活かすようにして塗装作業を進めていきます。

🐦️下記に資料となりそうな書籍を載せておきます。第二次大戦ドイツ軍装ガイドは、大戦中の様々な部隊の軍装が紹介されています。実物を着たモデルの写真で紹介しているのですが、軍装の数が多いので個々の写真は少ないです。ドイツ武装親衛隊軍装ガイドは、武装親衛隊のみに絞っているので武装親衛隊の迷彩柄の資料としてはかなり使える資料です。フィギュアを製作する際にはどちらも使える資料なので、興味のある方は参考にして下さい。

=🐣基本色の塗装=

 服はタミヤエナメル塗料で塗装します。

 まずは基本色のXF52フラットアースを塗ります。基本色は面積が広くて重ね塗りがしやすいと思われる色を選んでいます。面積が広くても濃い色を基本色に選んでしまうと、重ね塗りした色がうまく出ない事があるので注意して下さい。面積だけでなく重ね塗りの事も考えて基本色を選びます。

 フラットアースに少量のフラットベースを混ぜて完全なつや消しにした塗料を写真1のように塗ります。ツヤは完全に消えた方が発色が良く見えるので、フラットベースを混ぜて調節しています。服にツヤが出てしまうとおもちゃ感が強くなってしまうので、ツヤには注意するようにして下さい。

写真1

=🐣斑点の重なりについて=

 迷彩服には迷彩模様の他に無数の斑点がある物が多く、基本色や迷彩色の斑点が均一に散りばめられています。均一というはの斑点の数ではなく、重なり具合の事でこの重なりが重要なポイントです。

 例えばA、B、C、Dの4色を使用した迷彩だとすると、A色の斑点はB、C、D色の上に重ねっていて、B色の斑点はA、C、D色の上に重なっています。同様にC色やD色も全ての色に重ねっています。

 A→B→C→ Dの順番で迷彩柄を塗装した場合、A色には全ての色の斑点が重なりますが、D色の上にはどの色も重ない状態になってしまいます。A→B→C→ Dの順番で塗装をしたらなら、折り返しでA、B、C色の斑点を各色の上に塗らないと均一な重なり状態にはならないです。

 今回はそこを重点にして塗装作業を進めていきます。

=🐣色の決定=

 まずは色を決めていきます。塗装図を参考にして指定色を使用しても良いですし、自分でそれに近い色を選んだり調合しても問題はないです。調合する場合は、途中で作業を中断したり修正作業の際に同じ色が調合できるように、色を混ぜた比率などをメモしておくようにして下さい。

 今回は基本色をXF52フラットアース、黄緑色をXF71コクピット色、濃い緑をXF58オリーブグリーン、緑色をXF5フラットグリーンで塗装する事にします。いちいち色の名称を記載するのはちょっと面倒なので、XF52=A、XF71=B、XF61=C、XF5=Dと表記する事にします。

=🐣迷彩塗装=

 まずは簡単に色の重なり具合を写真2のような表で表現しておきます。実際に表を作成しても構わないし、頭の中で思い浮かべても問題ないです。ちょっと、斑点の重なり具合を意識するようにしてみて下さい。

写真2

 まずはB色を写真3、4のように塗ります。あとから緑で縁取りするので、形はそれほど意識する必要はないです。緑の縁取りや斑点を加えるので、基本色とB色の比率は2:1程度で良い感じだと思います。後から塗る色の事も考えて比率を決めて下さい。

写真3

 B色の斑点は緑で縁取りされていますが、実際に細かい斑点を塗って縁取りをするのは面倒なので、緑の斑点の中にB色を点塗りするようにします。そうすれば見た目は緑で縁取りされたように見えるし労力も軽減されます。そのため、B色の斑点はこの段階では塗装しないようにします。

写真4

 斑点部分は例外になりますが、一応A色の上にB色を重ねたとして、写真5のように重なりを加えた箇所に印を付けます。表の縦軸は下になる塗料、横軸は上から重ねた塗料になります。

写真5

 C色を塗ります。これはB色の柄を縁取りするように塗ります。きれいに縁取りするのではなく、境目がギザギザになるように筆を動かしながら塗ります。D色の縁取りもあるので、半分程度をC色で縁取りする事にします。

 縁取りを終えた状態が写真6、7になります。

写真6
写真7

 A色とB色部分の上に斑点を加えます。この後からD色の斑点も加えるので、スペースと数には注意して下さい。D色の斑点も同数程度加える予定なので、理想とする斑点数の半数程度を加えています。

 C色の斑点を加えた状態が写真8、9になります。

写真8
写真9

 C色をA、B色それぞれの上に重ね塗りをしたので、写真10のように表に印を付けます。

写真10

 D色で残った部分の縁取りを行います。これも境目がギザギザいなるように筆を動かしながら塗装します。

 D色の縁取りを終えた状態が写真11、12になります。迷彩塗装で使う塗料もツヤが出てしまうとおもちゃ感が強くなってしまうので、フラットベースを加えてツヤをしっかり消すようにして下さい。 

写真11
写真12

 D色で斑点を加えます。全ての色に重なるように斑点を加えます。目立たないですが一応C色の上にも斑点を加えています。

 斑点を加えた状態が写真13、14になります。

写真13
写真14

 D色の斑点をA、B、C各色の上に重ね塗りをしたので、写真15のように印を付けます。これで片道の作業は終了です。ここから表の左側を埋める折り返しの作業になります。

写真15

 他のフィギュアの途中経過も載せておきます。一応オークリーフパターンには近づいた気はしますが、なんかちょっと違和感があります。ここからの折り返し作業でこの違和感を減少させていきます。

写真16

 今回はここで終了です。次回は迷彩塗装の続きになります。

 

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