前回は組立て作業について説明をしました。今回はパテ盛り作業になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】1/16フィギュアの製作と塗装方法(タミヤ 1/16 ドイツ・アフリカ軍団戦車兵)~②組立編その1~
🐦️今回使用しているキットはカタログ落ちしていますが、下記に現在発売されている1/16フィギュアキットをいくつか載せておきます。1/16フィギュアに興味のある方は参考にして下さい。
タミヤ(TAMIYA) 1/16 ワールドフィギュアシリーズ No.05 ドイツ陸軍 アフリカ軍団 ロンメル元帥
タミヤ(TAMIYA) 1/16 ワールドフィギュアシリーズ No.06 ドイツ陸軍 機関銃手 後期型オーバーコート
タミヤ 1/16 ワールドフィギュアシリーズ No.01 ドイツ国防軍 戦車兵
=🐣襟章や胸章の製作=
このキットが襟章や胸章をデカールで再現するため、写真1のように襟章や胸章部分はモールドが無く平らな状態になっています。
デカールで再現しても良いのですが、軟化剤で密着させたりツヤの整えなどを考えると、塗装で済ました方が楽な感じがしたので、今回は塗装で済ませる事にします。

塗装する場合はモールドが無いとちょっと厳しいので、襟章はプラペーパーとエポキシパテ、胸章はエポキシパテでモールドを写真2のように製作してみました。
一見難しそうですが、デカールを見本にすればそれほど難しくはないです。1/35の襟章や胸章はかなり細かいですが、1/16だとパテで自作できる程度の大きさになります。自作できる程度の大きさですが、モールドがはっきり解るほどの大きさではないので、何となく形を作ってナイフなどでそれっぽいモールドを書き込めば、十分胸章に見える感じで仕上がります。

帽章も写真3のようにエポキシパテで製作しました。それほど難しくはないので、立体感を出したい人はパテで製作してみて下さい。

肩章はデカール無しで使用できる階級章がモールドされた肩章パーツが封入されているので、肩章は自作する必要はないです。
腕章は塗装で文字を入れるのが難しいので、デカールを使用する事にしました。
🐦️今回使用しているエポキシパテを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ メイクアップ材シリーズ No.51 エポキシ造形パテ(速硬化タイプ) 25g
=🐣パテ盛り作業=
エポキシパテで隙間や合わせ目を埋めていきます。ベルト下部の合わせ目はモールドと被りますが、隙間がクレパスのように深くなっているので深さを調節していきます。
ベルトや服にある合わせ目の縁がちょっと欠けているのでパテで形を調節します。金型の関係で曲面部分の合わせ目は欠けてしまう事もあるので、そういった箇所はパテで形を修正します。

小さくちぎったエポキシパテを隙間や合わせ目部分に詰めて薄く伸ばします。先の細いヘラや爪楊枝を使うとスムーズに作業ができます。爪楊枝は先端をナイフで削れば色々な形状になるので結構便利です。パテがベタつくとうまく作業ができないので、ヘラや爪楊枝はこまめに水を付けながら作業をするようして下さい。
パテを伸ばしたらモールドを加える必要がある箇所に、ナイフなどでモールドを加えます。今回は上着下部の合わせ目部分に細かいシワのモールドがあったので、周囲に合わせてナイフでモールドを加えています。
パテが硬化する前にラッカー溶剤を浸けた筆で表面を撫でていきます。そうすると表面が滑らかになるので、ヤスリがけの必要が無くなります。
パテ盛りをしてラッカー溶剤で表面を滑らかにした状態が写真5になります。

ラッカー溶剤のみで表面はかなり滑らかになります。それでもパテ跡が気になる箇所は、硬化後にラッカーパテを盛ってヤスリがけをすればきれいになります。
🐥ラッカー溶剤を使用すると硬化時間が通常よりも遅くなります。パテ盛りした箇所に触れる際は、硬化をしっかり確認してから触れるようにして下さい。
胴体部分の合わせ目や隙間処理を終えた状態が写真6、7になります。


帽子と頭部の深い隙間はパテを詰めて、写真8のように隙間を浅くしました。小さくちぎったパテを隙間に詰めて伸ばすだけなので簡単な作業です。1/35スケールフィギュアでも行う作業なので、深い隙間が気になってしまう人はちょっとパテで隙間を浅くしてみて下さい。

親指部分の合わせ目を処理した状態が写真9になります。右手は水筒をしっかり保持させたかったので、水筒を接着した状態で作業を進めています。

腕やブーツの合わせ目や隙間処理を終えた状態が写真10になります。

パテでの隙間埋めは1/35スケールフィギュアよりも作業がしやすいですが、パテ盛りの面積が広くなるのでちょっと面倒です。パテ跡が多少荒れても1/35だとあまり気にならないですが、1/16だとちょっと目立ってしまうので注意が必要です。その辺の違いを意識しながら作業を進めていけば、うまくパテ盛り作業が進むと思います。
今回はここで終了です。次回は組立て作業の続きになります。
