前回は下地塗装を行いました。今回は内部パーツの塗装になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】Ⅲ号突撃砲フルインテリアキット製作方法(ボーダーモデル 1/35 Ⅲ号突撃砲G型)~⑫下地塗装編~
🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
ボーダーモデル 1/35 ドイツ軍 III号突撃砲G型 後期生産型 w/フルインテリア プラモデル
=🐣内部パーツの塗装=
戦闘室内部パーツを写真1のように塗装します。無線機やトランスミッション部分は完成後にハッキリ見えてしまうので、しっかり細部の塗り分けを行います。
エンジンルーム内パーツも写真2のように塗装します。ここも細部の塗り分けが完成度に影響するので、丁寧に塗り分けをします。
塗装が終了したら、XF86フラットクリアーでコーティング塗装をします。
🐔乗員のフィギュアも塗装をします。フィギュア塗装の記事を下記に載せておくので、フィギュア塗装の参考にして下さい。
【初心者向け】フィギュア塗装の方法(タミヤ1/35マーダーⅠ)~①準備編~
【初心者向け】1/35フィギュアの製作と塗装法(ドイツ歩兵)~①準備編~
【初心者向け】フィギュアの塗装法(タミヤ 1/35 アメリカ歩兵偵察セット)~①準備編~
=🐣戦闘室内部の組み立てと塗装=
戦闘室床面とトランスミッション部分にオイル汚れを付けていきます。オイル汚れはエナメル系塗料で行うと、溶剤で拭き取る事ができるので失敗を気にせずに塗装ができます。
市販のオイル汚れ塗料もありますが、手元にない場合はX26クリアーオレンジにXF1フラットブラックを混ぜた物で代用できます。フラットブラックで濃さと艶を調節できるので、オイル汚れのテカリを抑えたい場合は、自分で調節する事をお勧めします。
🐦️下記にオイル汚れ用の塗料を載せておきます。参考にして下さい。
オイル汚れが終了したら、土色のピグメントやパステル粉を付けた筆で撫でて、軽く土汚れをつけていきます。オイル汚れと土汚れが終了した状態が写真3、4になります。
砲弾ラックを写真5のように取り付けます。パイプには黒いパステル粉を使用してで煤汚れや、茶色のパステル粉で焼けた感じを表現します。
🐦️下記に汚し用のパステル粉セットを載せておきます。参考にして下さい。
戦闘室床面とトランスミッションの汚し塗装が終了したら、写真6~8のように台座に取り付けます。台座と内部パーツの接着には木工用ボンドを使用しています。説明書を参考にして、操縦手や座席も一緒に取り付けます。
🐥木工用ボンドは接着までの時間が長いので、位置の確認がしやすいです。はみ出しても水で塗らした綿棒などで拭き取れるのでこういった作業には便利です。
むき出しの砲弾ラックを写真9のように取り付けます。この砲弾ラックは弾頭を通す穴が小さめなので、軽く棒ヤスリで穴を大きくしてから砲弾を取り付けて下さい。側面で保持ができないので、先に砲弾ラック全体を組み立ててから接着します。
このキットには真鍮製の砲弾が3つ付属しています。特に使い道がない場合は、このラックに収まる砲弾の上部に使用して下さい。この砲弾ラックは3列なので真鍮製砲弾が上段部分の3つあれば事足ります。下段は影になるのでゴールドを塗装すれば問題ないです。
🐦️ペンタイプのメタリック塗料は粒子が細かいので、砲弾などの塗装にはお勧めです。下記に載せておくので参考にして下さい。
無線機は保持する側面パーツがないので、真鍮線を使用して写真10のように中に浮いた状態にしています。真鍮線は太い方が展示物っぽく見えるので今回は1、5mmの真鍮線を使用しています。
次に砲部分の製作をします。ハンドルと手の位置、照準器と顔の位置に注意しながら、写真11~12のように主砲の座席に砲手を取り付けます。
砲手を取り付けたら主砲を写真13、14のように、戦闘室パーツに接着します。
主砲を取り付けたら、写真15、16、17のように装填手を接着します。砲尾のバスケット部分に空薬莢を入れておくと、戦闘中の雰囲気がでます。空薬莢は砲弾パーツの弾頭部分を切り取れば製作できます。
🐦️下記に載せた砲弾セットには、真鍮製の空薬莢も含まれています。いろいろ使い道があるので手元に有ると便利です。
タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.198 ドイツ陸軍 III号突撃砲 砲弾セット 真鍮製
今回はここで終了です。次回は内部パーツ製作の続きになります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。