前回はエアインテークの組み立てをしました。今回は主翼の組み立てになります。
🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】『1日1時間の作業』でF-14Dトムキャットを製作する(ハセガワ 1/72)~⑦エアインテークの組み立て編~6日目
=🐣エンジンノズルの塗装と組み立て=
エンジン部分の塗装を先にします。写真1のようにノズル内側はXF2フラットホワイト、エンジン部分はX11クロームシルバーで塗装します。この部分は完成後に塗装するのが難しいので、先に塗装しておきます。
塗装が終了したら、写真2のようにエンジンノズルの組み立てをします。ノズル部分を1枚ずつ取り付けます。最後にちゃんとした円になるように微調整をしらがら接着していきます。この部分の塗装は後で行います。
=🐣エンジンノズルの接着=
エンジンノズルを接着する前に、前回パテを隙間に詰めたエアインテーク部分のヤスリがけを800番のヤスリで行います。最後に写真3のように1000番のヤスリで表面を滑らかにします。この部分はパネルラインなので、完全に合わせ目を消さないようにします。消えてしまったら、エッチングソーでスジ彫りをします
エンジンノズルを機体に接着します。写真4のように機体とエンジンノズルの間に隙間ができてしまいました。
この部分はパネルラインなのですが、隙間は埋めた方がいいです。写真5のようにラッカー系溶剤で柔らかくした少量のパテを隙間に詰めていきます。
=🐣補助翼の取り付け=
主翼前方にある隙間に、補助翼を取り付けます。閉状態にする場合は説明書通りに部品を切り取っても、上手くはまらないので写真6のようにパーツの前後を大きく切ってからはめ込みます。少しずつパーツを切断して、小まめにすり合わせをして調節します。
🐥補助翼は機体胴体部分の接着時に、挟み込んで接着した方が楽だと思います。不要部分の切断も楽にできると思うのでお勧めです。
=🐣主翼の組み立て=
写真7の赤い丸で囲んだ箇所に押し出しピン跡があります。
押し出しピン跡自体は、完成後には見えないのですが出っ張っているため、主翼上下パーツを接着した時に邪魔になるので削り取ります。この部分はナイフの刃で削り難いので平ノミを使用した方がいいです。
🐦平ノミはナイフの刃が届かない箇所の削り作業で役に立つのでお勧めです。下記に載せておくので参考にして下さい。
今回は主翼を格納状態にするので、フラップは通常の状態にします。説明書では主翼を展開状態にする場合は、前後のフラップを下げた状態で製作するようになっていますが、好みで製作して問題ないです。ただし発艦時や、着艦時を製作する場合はフラップは下げて製作します。
写真8のように主翼を組み立てます。後部フラップ部分は接着する部分が少ないので、接着剤が乾くまでは動かさないようにします。
🐥翼の一部を上下、前後に動かす事によって、翼の揚力(物を浮かす力)を増大させ、低速時の失速を防ぎます。この可動する部分の事をフラップと言います。
=🐣機首部分の接着=
機首部分と機体部分を写真9のように接着します。この部分もパネルラインになるので合わせ目に処理は不要ですが、隙間ができているならば、ラッカー系溶剤で柔らかくしたパテを使用して隙間を埋めます。
ここで時間になったので終了です。作業する項目は多かったですが、どれも10分程度で終了する事なので比較的簡単に作業ができます。
次回は機体細部の組み立てになります。