【初心者向け】『1日1時間の作業』でF-14Dトムキャットを製作する(ハセガワ 1/72)~⑩塗装前の準備編~9日目

前回は細部の組み立ての説明をしました。今回は塗装前の準備をします。

🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】『1日1時間の作業』でF-14Dトムキャットを製作する(ハセガワ 1/72)~⑨細部の組み立て編~8日目         

=🐣ヤスリがけ作業=

下地塗装前にパテ盛りした部分で、ヤスリがけをしていない箇所にヤスリがけをします。燃料タンクも忘れずにヤスリがけ処理をします。

写真1

最後に全体をみて、ヤスリがけ処理を忘れている箇所がないかしっかりと確認します。

🐥ミサイルや、爆弾を装備する場合は下地塗装前に、装備品の合わせ目の処理をしておく事をお勧めします。

=🐣車輪格納部カバーの準備=

前脚と後脚の格納部カバーは塗装後に接着する予定なので、塗装しやすいように持ち手を作成しておきます。割り箸に両面テープを貼って写真2のように取り付けます。

写真2

🐥ミサイルや爆弾を塗装する場合も、同じように持ち手を作成して塗装しやすいようにします。塗装後に機体と接着します。

=🐣キャノピーの接着=

キャノピーを機体に接着します。クリアーパーツは木工用ボンドで接着します。接着する部分に爪楊枝などで、木工用ボンドをつけます。はみ出したボンドは乾く前にきれいに拭き取ります。木工用ボンドは乾くまで時間がかかるので、しばらくはキャノピーに触れないようにします。

写真3

🐥キャノピーを開状態にする場合は、キャノピー前部だけ接着して後部は外した状態で塗装後に接着した方が楽に作業ができます。キャノピーを外して塗装する場合は、マスキングをしっかりと行います。

=🐣細かいパーツの接着=

機首部分の左右に2個ずつあるピトー菅や機首先端のプローブを接着します。細かいパーツなので塗装後に接着してもいいのですが、塗装後だと塗料が邪魔をして接着力が弱くなってしまいます。細かいパーツだと接着面が小さいので、塗装後に接着した方が後に外れやすくなります。そのため塗装前にしっかりと接着します。

写真4

🐥プローブのパーツはランナーから切り離す時に、慎重に作業しないとパーツが折れたり、曲がったりします。切り取る際は注意して下さい。

🐦今回は使用しなかったですが、プローブはディテールアップパーツとして別売りしています。今回は使用しませんでしたが、使用した方が破損やパーツの整形を考えなくていいのでお勧めです。下記に載せておくので、参考にして下さい。

ファインモールド 1/72 航空機用アクセサリー F-14アルファプルーブセット 2本入 プラモデル用パーツ AA26

=🐣パイロンの接着=

機体下部や主翼のつけ根部分にパイロンを接着します。製作するタイプによって異なるので、自分が製作したいタイプのパーツを写真5のように接着します。

🐥パイロンとは武器や装備を取り付けるための部分です。兵装や機体のタイプによって異なります。

写真5

主翼つけ根のパイロンも組み立てて接着します。右側のパイロンには写真6のようにLANTIRNポットを接着します。LANTIRNポットは合わせ目が目立たなかったので、パテ盛りはやめてナイフの刃を立ててカンナがけのようにして削り、合わせ目を消しました。パテ盛りをする場合は、下地塗装の前にヤスリがけをしてパイロンに接着します。

 写真6

🐥LANTIRNポット先端の丸いパーツは切り欠きのある部分が下になります。

これで塗装前の下準備は終了です。センサー部分や、航空灯のクリアーパーツは基本塗装後に接着します。

写真7の状態で塗装作業に入ります。

写真7

時間なので今回はここで終了です。次回は下地塗装になります。