前回は迷彩服の塗装について説明をしました。今回は明暗を付ける作業になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】簡単!1/35フィギュアの迷彩塗装方法(オークリーフパターン)~⑤迷彩服の塗装編その2~
🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
プラッツ 1/35 第二次世界大戦 ドイツ親衛隊特務部隊 フランス1940
=🐣ズボンの明暗塗装=
迷彩服の前にズボンに明暗を加えておきます。凹部分に暗色を塗ってから、凸部分に明色をドライブラシで塗っています。
ズボンの明暗塗装を終えた状態が写真1、2になります。


=🐣暗色の塗装=
迷彩服の明暗塗装はちょっと詳しく説明していきます。まずは影になる部分に塗る暗色を製作します。基本色のフラットアースにフラットブラックやジャーマングレイなどを混ぜて暗色を調合します。この後に最暗色も調合するので、色の違いが解るようあまり暗くなり過ぎないように調節します。
調合した暗色を写真3~6のようにシワやモールドの凹部分に塗っていきます。迷彩柄の上から重ね塗りする部分もあるので、躊躇してしまいますが、立体感を出すためなので思いきって影色を塗っていきます。

迷彩柄の色もあるので、暗色はどの色を使用するか迷ってしまいますが基本色で問題ないです。迷彩柄と色合いは異なりますが、明色や暗色だとそれほど違和感はないです。柄の色に合わせて暗色を塗るのはちょっと無理があるので、そこは気にしないで基本色の暗色や明色で明暗を付けていきます。



次にさらに黒を加えた最暗色を調合します。最暗色は服の形状に関係する凹モールドに塗ると効果的です。襟と迷彩スモックの境目や腕まくりした部分、ベルトとの境目などに塗っていきます。 深いシワやモールドを強調させたい箇所も最暗色で塗ります。
最暗色の塗装を終えた状態が写真7~10になります。



ガスマスクケースのストラップと迷彩スモックの境目も最暗色で塗ります。

暗色を塗った部分の迷彩柄が消えてしまうのはショックですが、写真11、12のようにやや離れて見ると迷彩柄が消えた感じはしないです


=🐣明色の塗装=
フラットアースに白系の色を加えて明色を調合します。後から最明色を重ね塗りするので、違いが解るように明るさ具合を調節します。
調合した明色をドライブラシで塗装していきます。これも迷彩柄を消してしまうので、躊躇してしまいますが立体感を出したい場合は必要な作業になります。ドライブラシをする際に、筆に付着した塗料の拭き取りをしっかり行わないと、ベチャッと塗料が付着してしまい迷彩柄ががっつり消えてしまうので注意して下さい。
念入りに塗料を拭き取った筆で凸部分を中心にドライブラシを加えていきます。明色のドライブラシをした状態が写真13~16になります。

ドライブラシの塗料がテカってしまうと、一気におもちゃ感が強くなってしまいます。明色のツヤはしっかり消すようにして下さい。


ガスマスクケースのストラップなども一緒にドライブラシをします。ストラップはカーキで塗装しているので、通常での色合いはかなり異なりますが、明色にした場合はそれほどの違いはないです。後からストラップ色の明色でドライブラシを加えるのも面倒なので、基本色の明色で一緒にドライブラシを行います。
明色のドライブラシは色の違いが目立たないので、ズボンや襟にはみ出してもほとんど目立たないです。あまりはみ出しを気にしないで、凸部分に塗料をのせる事だけ専念してみて下さい。

次に最明色の調合をします。最明色はほぼ白色に近い感じで調合しています。ホワイトだと意外と色の調節が難しいので、うまく明色が調合できない時は、デッキタンやバフなど白に近い塗料を使用して色の調合をしてみて下さい。
調合した最明色をドライブラシで塗装していきます。ほぼ白に近い色なので、やり過ぎると全体が白くなってしまうし、迷彩柄もがっつり消えてしまいます。塗料をしっかり拭き取ってから、やり過ぎないようにポイントを絞ってドライブラシを行います。
最明色の塗装を終えた状態が写真17~20になります。


最明色のドライブラシは、最暗色と同じように服の形状が解る部分や強調させたい部分に行います。今回塗装している迷彩スモックには無いですが、最明色はポケットや服の合わせ目、襟元など服の形状を表す部分のエッジにドライブラシをすると効果的です。


少し離して撮影した状態が写真21、22になります。凹凸がハッキリするようになりました。明暗を付ける前の写真23と比べると迷彩柄はややくすんだ感じになりましたが、立体感はハッキリ出たと思います。



全てのフィギュアに明暗を加えた状態が写真24になります。

今回はここで終了です。次回は仕上げ作業になります。
🐦️下記に資料となりそうな書籍を載せておきます。第二次大戦ドイツ軍装ガイドは、大戦中の様々な部隊の軍装が年代別に紹介されています。実物を着たモデルの写真で紹介しているのですが、軍装の種類が多いので個々の写真は少ないです。ドイツ武装親衛隊軍装ガイドは、武装親衛隊のみに絞っているので武装親衛隊の迷彩柄の資料としてはかなり使える資料です。フィギュアを製作する際にはどちらも使える資料なので、興味のある方は参考にして下さい。
