【初心者向け】1日1時間以内の作業で戦車模型を製作する(タミヤ 1/35 M4A3シャーマン75㎜砲搭載・後期型)~①準備編~

 日常の会話で趣味が話題になる事は結構多いです。「帰宅後や休日は何をしてますか?」などと聞かれたり、逆に聞いたりする事も多いと思います。そのような時に「プラモデルを作ってます。」と答えるとそこそこの確率で「やってみたいけど、時間が無いんですよね。」なんて言葉が返って来ます。

 大半が大人の会話的な返しとしての言葉だと思うのですが、なかには本気で食い付いてくる人もいて、いろいろ製作について聞いてくる人もいます。ちょっと深く話をしてみると、組み立て道具やキットは一応手元にあるけど、製作する時間が無くてなかなか製作に取りかかれないという人も結構多いです。

 詳しく聞いてみると、塗模型製作をするなら半日程度は製作時間として確保する必要があると考えてしまいう人が多いようです。確かに完成までにはそれなりの時間がかかりますが、それを2~3日で終える必要はなく、むしろ乾燥時間などを考えると、時間を短く区切ってコツコツ製作した方がうまく製作できるという事もあります。

 今回は製作時間を1日1時間以内に絞って、戦車模型を製作してみたいと思います。1時間なら空き時間をうまく利用したり、無理矢理時間を作って製作する事も可能だと思うので、まとまった時間が無くて製作できないと悩んでいる人はちょっと参考にしてみて下さい。

=🐣使用するキット=

 今回は写真1のタミヤから発売されているM4A3シャーマン75㎜砲搭載車を使用します。

写真1

 このキットの発売時期は古いですが、パーツ数は多くも少なくもない感じで、製作自体も楽しめるキットだと思います。戦車兵以外に冬季装備の歩兵が3体付属していますが、ポーズ的に考えると車体に乗せるのはちょっと厳しく、このフィギュアを活かすには、地面などを製作してジオラマ仕立にする必要があります。ジオラマ製作になると、一気にハードルが高くなるので今回は付属の戦車兵だけ使用する事にします。

 ちょっと古いキットなので、近年に発売されたキットと比べるとディテールや再現度が見劣りする箇所もありますが、別売りディテールアップパーツは使用しないで、キットそのままで製作したいと思います。正確なシャーマン戦車の模型を製作すると考えると、ディテールアップパーツの使用などを考えてしまいますが、普通にタミヤから発売されているシャーマン戦車の模型を製作するという考えにシフトしてしまえば、結構気楽に作業ができると思います。

 キャタピラは軟質素材のベルト式ですが、通常のプラスチック用接着剤で接着可能です。最近は可動連結式や部分連結式のキャタピラをセットしたキットが多くベルト式はちょっと古臭い感じもしますが、接着して巻き付けるだけなので短い時間で手軽に製作できるという大きな利点もあります。

🐦️今回使用するキットを下記に載せておきます。 アクセサリーパーツも豊富にセットされているので、キットだけで十分楽しめると思うので興味のある方は参考にして下さい。

 製作前にディテールアップの事を考えてしまうと、製作するのに躊躇ってしまうし、ディテールアップパーツや資料を探すなど 製作前の手間も増えてしまいます。そういった事も模型製作の楽しさの一つですが、それで製作が進まなくなるようなら、思いきってメーカーから発売されているキットを自分なりに楽しみながら製作するという方向性に変えて製作するのも有りだと思います。

=🐣工具について=

 ニッパー、デザインナイフ、ヤスリ、プラスチック用接着剤などの基本的な工具は必須です。

 砲身と砲塔部分に合わせ目が発生します。合わせ目を処理する場合はラッカーパテと紙ヤスリが必要になります。

=🐣塗装について=

 下地塗装と基本塗装はタミヤアクリル塗料を使用してエアブラシで行います。汚し塗装や細部塗装は、部分的にエナメル塗料も使用しながら行っていきます。

 エアブラシは上級者向けだと考えている人も多いと思いますが、ムラの無い塗装をするならエアブラシが最も適しています。逆に筆塗りでムラのない塗装をする方がかなりの技術が必要になります。ムラを活かした感じで筆塗りをするなら問題ないですが、ムラの無いキッチリした仕上がりが好みの人にはエアブラシの使用をお勧めします。

 エアブラシはそれなりに高価なものなので購入に躊躇してしまいますが、模型製作を趣味としてそれなりに長く続けるつもりなら、製作の幅が拡がるので早い段階での購入をお勧めします。筆塗りがメインだとしても、ツヤの整えやデカールの保護などでコーティングが必要になる場合もあります。コーティング用のトップコートは缶スプレーでも発売されていますが、缶スプレーのコントロールは難しいので、筆塗り主体でもエアブラシはあった方が便利だと思います。

以上の感じで製作を進めていく事にします。

 今回はここで終了になります、次回から製作になります。

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