【初心者向け】Ⅲ号突撃砲フルインテリアキット製作方法(ボーダーモデル 1/35 Ⅲ号突撃砲G型)~⑨足回りの製作編~

前回はエンジン部分の製作をしました。今回はから外装部分の製作になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】Ⅲ号突撃砲フルインテリアキット製作方法(ボーダーモデル 1/35 Ⅲ号突撃砲G型)~⑧エンジンルームの製作編~

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

=🐣台座の製作=

ある程度製作が進んだところで、台座の製作を始めておくと慌てずにニスの重ね塗りができるのできれいに仕上がります。完成したパーツを乗せる台にもなるので、なるべく早めから製作する事をお勧めします。

🐔飾り台の作り方についての記事を下記に載せておきます。台座の製作方法を詳しく説明しているので、こちらを参考にして下さい。

【初心者向け】簡単!飾り台の作り方

今回は写真1、2の木製トレイを使用します。このままでは、トレイだとバレてしまうので、色とニスを塗って飾り台っぽくなるように加工します。

写真1
写真2

内部パーツは白色で外装パーツはダークイエローの迷彩塗装になります。内部パーツを目立つようにしたいので、台座の色を暗くする事にしました。タミヤアクリル塗料のXF64レッドブラウンにXF1フラットブラックを混ぜて製作した暗めのブラウンで、写真3のように台座を塗装します。

🐥木目調にしたい場合は、わざと筆ムラが出るように塗装します。筆ムラの上からニスを塗ると、木目調の仕上がりになります。筆ムラが一定方向になるようにして、塗装をして下さい。

写真3

塗料が乾いたらニスを塗っていきます。ニスは重ね塗りをすればするほど、台座の深みが増すので小まめに作業の合間などに、重ね塗りをしてみて下さい。

🐦️下記に今回使用したニスを載せておきます。参考にして下さい。

=🐣車体の製作=

車体の製作は、内装部分との擦り合わせを行う必要がないので、ストレスなしでサクサク組み立てる事ができます。

足回りは写真4のようにトーションバーを組み込むので、実車と同じように転輪が可動します。

写真4

転輪と起動輪の組み立てが完了した状態が写真5になります。転輪をこの時点で固定してしまうと、キャタピラ接着時に隙間が発生する場合があるので、まだ転輪は固定しないようにします。

写真5

キャタピラを写真6、7のように、転輪に巻き付けていきます。説明書通りのコマ数だと、上手く巻けない場合があるのでコマ数を調節して違和感のないようにキャタピラを巻き付けます。

🐥どうしても上手くいかない場合は、起動輪は誘導輪の取り付け部分を切り取って、キャタピラに合わせてちょうど良い位置で接着するようにすればきれいにキャタピラを巻く事ができます。

写真6
写真7

写真7のようにキャタピラが巻けたら、キャタピラと転輪に隙間のない状態にして転輪を固定します。軸部分に流し込み用接着剤を流し込めば簡単に固定できます。

写真8

ボーダーモデルのパーツは比較的柔らかいので、フェンダー部分に軽くダメージ表現を付けてみます。写真9、10のようにプライヤーなどでフェンダーを軽く曲げておきます。

実車の写真を見ると、フェンダーが大きくめくれている車両よりも、微妙に左右に傾いている車両の方が多く見られるので、プライヤーで軽くひねって、正面から見るとフェンダーが軽く傾いて見えるようにしています。

写真9
写真10

思いきり曲げると、プラスチックが裂けてしまい穴が開く場合があります。穴が開いてしまっら、パテを盛って裂けた部分を軽く埋めておきます。もともと。ダメージを浮けて曲がっているので、パテ跡が多少汚くなっても問題ないです。ラッカー系溶剤を付けた筆で軽くなぞって、表面を軽く滑らかにするだけで十分です。

🐥あまり曲げすぎると車体に上手く接着できなくなるので、小まめに車体と擦り合わせをしながら、パーツを曲げて下さい。

今回はここで終了です。次回は砲塔の組み立てになります。

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。

【初心者向け】Ⅲ号突撃砲フルインテリアキット製作方法(ボーダーモデル 1/35 Ⅲ号突撃砲G型)

~①準備編~

~②基礎工作編~

~③変速機の組み立て編~

~④操縦席の製作編~

~⑤戦闘室の製作編その1~

~⑥戦闘室の製作編その2~

~⑦主砲の製作編~

~⑧エンジンルームの製作編~

~⑩防盾の製作編~

~⑪装備品の製作編~

~⑫下地塗装編~

~⑬内部パーツの塗装と組み立て編その1~

~⑭内部パーツの塗装と組み立て編その2~

~⑮外装の塗装編その1~

~⑯外装の塗装編その2~

~⑰細部の塗装編~

~⑱仕上げ作業編~

~⑲まとめ編~