今回は泥汚れについて説明していこうと思います。初心者の方でも、簡単にできる方法を紹介します。
=🐥まずは製作する模型の汚れについて考える=
自分が作る車両にあった汚れを考えます。例えば、砂漠で行動する車両には、サラサラの砂を被ったような汚れになります。雨の多い地域や、雪の降る寒冷地で行動する車両にはドロドロの泥汚れが自然な感じです。
今回は、泥汚れの説明にタミヤの1/35、38(t)戦車を用意しました。キットはロシア戦線の状態を再現してます。ロシアのぬかるんだ泥汚れの表現を説明していきます。
=🐣キットについて=
去年発売された新しいキットです。小さいサイズで組みやすく、塗装もジャーマングレイの単色なので初心者の方にもお勧めのキットです。
🐥今回はエアブラシで塗装をします。
=🐣用意する道具=
🐤組み立てに関する道具は5点です。
【ニッパー】ランナーから切り離すための道具です。タミヤの薄刃ニッパーがお勧めです。
【接着剤】プラスチック用のものを使用します。
【瞬間接着剤】エンジングリルのメッシュがエッチングパーツのため使用します。ゼリー状のほうが、扱いやすいのでお勧めです。
【クラフトナイフ】刃先が換えられるナイフ。少し小型のデザインナイフでも問題ありません。
【デカール軟化剤】デカールを密着させるために使用します。
🐤塗装に関するものは溶剤2点、筆5本、塗料8点です。
【塗料】タミヤアクリル塗料の、XF1フラットブラック、XF2フラットホワイト、XF63ジャーマングレイ、XF64レッドブラウンの4点を基本塗装に使用します。コーティングにXF86フラットクリアーを使用します。フィギュアを塗装する方は、XF15フラットフレッシュも用意します。
スミ入れ用に、タミヤエナメル塗料のXF1フラットブラック、XF64レッドブラウンも用意します。スミ入れの塗料をお持ちの方はそちらを使用して構いません。
【筆】泥汚れ用に筆先の広がった古い筆があったほうが便利です。塗装用の平筆、面相筆を中、小で1本ずつ、泥汚れ用が1本、計5本が目安です。
【溶剤】アクリル溶剤とエナメル溶剤を用意しておきます。
🐤泥汚れに使う物はテクスチャーペイント3点、塗料3~6点、その他4点になります。
【タミヤテクスチャーペイント】グリーン、ライトサンド、ダークアースの3種類を使用します。
【塗料】タミヤエナメル塗料、X1ブラック、X10ブラウン、X22クリアーの3点を用意します。もし用意できるなら、AKインタラクティブのウエザリング塗料も用意します。写真左から、アースエフェクト、フレッシュマッド、ダークマッドになります。
【歯ブラシ】泥汚れに凹凸を付けて、リアルにするための道具です。使い古しで問題ありません。固めのほうがお勧めです。
【木工用ボンド】泥汚れを定着させるために使用します。
【粗い粒子の粉】泥汚れのザラザラ感を出します。石膏等の粉で問題ありません。きれいに洗った土や砂を天日干ししたものでも代用できます。その場合は天日干しを2,3日はしっかり行って下さい。
【パステル】粉状に削って土汚れや、排気管のスス汚れに使用します。
以上のものを使って、製作していきます。
今回はこれで終了です。次回は組み立てを予定してます。
🐦下記に今回紹介したものを参考までに一部載せておきます。
タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.369 ドイツ軍 軽戦車38 (t) E/F型 プラモデル 35369
タミヤ メイクアップ材シリーズ No.109 情景テスクチャーペイント (土 ダークアース) 87109
タミヤ メイクアップ材シリーズ No.111 情景テスクチャーペイント (草 グリーン) 87111
タミヤ メイクアップ材シリーズ No.110 情景テスクチャーペイント (砂 ライトサンド) 87110
🐔今までの戦車模型の記事を載せておきます。参考にしてください。
【初心者向け】オープントップ車両の作り方(タミヤ マーダーⅠ)~①準備編~
【初心者向け】フルインテリアキットを説明書の順番通りに製作する(1/35 タコム パンサーA型)①~準備編~
【初心者向け】現用戦車の簡単ディテールアップ方法(タミヤ 1/35 M1A2エイブラムス TUSKⅡ)~①準備編~
🐔道具について過去の記事も参考にして下さい。
初心者向け艦船模型製作方法 【アオシマ 陽炎】① ~道具準備編~
🐔今回の記事の目次になります。よかったら参考にして下さい。
初心者でも簡単にできる泥汚れの方法②【タミヤ 38t戦車】~組み立て編~
初心者でも簡単にできる泥汚れの方法③【タミヤ 38t戦車】~塗装編~
初心者でも簡単にできる泥汚れの方法④【タミヤ 38t戦車】~泥汚れ製作編~
初心者でも簡単にできる泥汚れの方法⑤【タミヤ 38t戦車】~泥汚れの付着編~
初心者でも簡単にできる泥汚れの方法⑥【タミヤ 38t戦車】~泥汚れの塗装編~