【初心者向け】エッチングパーツ同封艦船キットの製作(アイラブキット 1/700 ノースカロナイナ)~⑪艦橋の製作編その4~

前回は艦橋の塗装と製作をしました。今回は艦橋製作の続きになります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】エッチングパーツ同封艦船キットの製作(アイラブキット 1/700 ノースカロナイナ)~⑩艦橋の製作編その3~

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

アイラブキット 1/700 アメリカ海軍 USS ノースカロライナ BB-55 トップグレードキット プラモデル 

=🐣クレーンの製作と塗装=

後部煙突付近にあるクレーンを製作します。クレーンやカタパルトのような格子状の構造物は、エッチングパーツの見せ場になるので多少難易度が高くてもエッチングに変更する事をお勧めします。

角が直角になるように、プライヤーなどを使用してしっかりとパーツを曲げるようにして下さい。素材が真鍮よりも硬めなので少し力をいれてもグニャリと曲がってしまう事はないので、しっかりと角がでるようにします。

🐦️エッチングパーツをきれいに曲げるための道具を下記に載せておきます。参考にして下さい。

ハセガワ トライツール エッチングプライヤー プラモデル用工具 TT26

タミヤ クラフトツールシリーズ No.67 エッチングベンダー プラモデル用工具

タミヤ クラフトツールシリーズ No.117 ピンセットベンダー(エッチングパーツ用) プラモデル用工具 74117

取り付けが終了した状態が写真1、2になります。

写真1
写真2

クレーンの取り付けが終了したら、写真3のようにマスト上部や煙突回りにアンテナなど、破損防止のため後回しにしていた部分の製作と塗装をします。

アンテナを切り離す時に曲がってしまった時は、伸ばしランナーや真鍮線で作り直した方がきれいに仕上がります。作り直すのは難しそうですが、エッチングと同じ長さに切断するだけなので、とても簡単に製作できます。

写真3

アンテナは地面と垂直になるように注意して接着して下さい。

=🐣艦橋上部の製作=

艦橋上部にはレーダーがあります。レーダー類もエッチングパーツの見せ場のひとつなので、多少手間がかかってもエッチングに変更する事をお勧めします。

まずは艦橋上部にあるマストを写真4、5のように製作します。

写真4
写真5

艦橋上部にあるレーダーを写真6のように製作します。

写真6

製作したレーダーを写真7のように艦橋パーツに取り付けます。レーダーはしっかり正面を向くように位置と角度に注意して接着します。

写真7

最後に艦橋周囲にアンテナを取り付けて終了です。アンテナがきちんと垂直になるように注意して下さい。アンテナ自体の重みで傾く場合があるので、完全に固定するまでは目を離さないようにして下さい。

完成した状態が写真8になります。

写真8

=🐣仕上げ作業=

破損防止のため、後回しにしていた部分を組み立てます。

写真9のように船尾のクレーンを取り付けます。

写真9

船首のポールを写真10のように接着します。船首のポールはエッチングだと断面が円形にならないので、円形のポールにしたい場合は細目の真鍮線に変更して下さい。

写真10

艦橋上部パーツを写真11、12のように接着したら組み立ては終了です。塗装が終了したら基本塗装は終了です。

写真11
写真12

最後に上面と側面の塗り分けの確認をします。

写真13のように上から見て、ほぼ全体がミディアムブルーに見えるか確認をして下さい。上から見て大きくニュートラルグレイが見えるような箇所は、ミディアムブルーを重ね塗りします。

写真13

同様に側面から見て、ニュートラルグレイが全体的に見えるか確認をします。

これで組み立てと基本塗装は終了です。

今回はここで終了です。次回は迷彩塗装になります。

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】エッチングパーツ同封艦船キットの製作(アイラブキット 1/700 ノースカロナイナ)

~①準備編~

~②甲板の工作編~

~③木製甲板の接着編~

~④甲板上の製作編~

~⑤甲板の塗装編~

~⑥金属砲身の接着編~

~⑦船体の塗装編~

~⑧艦橋の製作編その1~

~⑨艦橋の製作編その2~

~⑩艦橋の製作編その3~

~⑫迷彩塗装編その1~

~⑬迷彩塗装編その2~

~⑭仕上げ作業編~

~⑮まとめ編~