前回は地面製作を行いました。今回から塗装作業になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】タミヤ 1/35 M4A3E8 シャーマン イージーエイト(朝鮮戦争)製作法~⑩地面の製作編その3~
🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.359 アメリカ戦車 M4A3E8 シャーマン イージーエイト 朝鮮戦争
=🐣下地塗装=
下地塗装は全体をタミヤアクリル塗料XF1フラットブラックで塗装してから、光の当たる部分や強調したい部分にXF2フラットホワイトを吹き付けます。
フラットブラックを塗装する時は砲塔と車体は外しておきます。トラベリングロックはデカールを貼った後に接着するので、分割した状態で塗装をします。
フィールドカーも同様に全体をフラットブラックで塗装します。
フラットブラックで塗装した状態の写真が消えてしまい文章だけになりますが、車体の裏や奥まった箇所など塗り残しのないようにしっかり塗装をして下さい。
🐔以前製作したパーシングと同じ行程なので下記に載せておきます。黒塗装のイメージが解らない場合は、こちらを参考にしてみて下さい。
【初心者向け】アメリカ戦車製作方法(タミヤ 1/35 M26パーシング)~⑦下地塗装編~
全体をフラットブラックで塗装したら、光があたる箇所や強調したい箇所を中心にXF2フラットホワイトを吹き付けます。影になる部分は黒を残すので、砲塔を飾る向きに取り付けてからホワイトを吹き付けるようにして下さい。
ホワイトの下地塗装が終了した状態が写真4~7になります。
フィールドカーも同じように塗装します。フィールドカーの下地塗装が終了した状態が写真8になります。
=🐣地面の下地塗装=
地面にも同じように下地塗装を行います。写真9のように沼地以外の部分をフラットブラックで塗装します。
フラットブラックの塗装が終了したら、光の当たる部分を中心にフラットホワイトを吹き付けます。ややムラのある感じでフラットホワイトを吹き付けると、基本色を吹き付けるだけで色の変化がでるようになります。とくに大きめの岩などには効果があるのでお勧めです。
ホワイトを吹き付けた状態が写真10、11になります。
車両と地面の下地塗装が終了したら、写真12、13のように車両を配置して明暗が正しいが確認して下さい。
下地塗装は基本色を多めに吹き付ければ消す事ができるので、あまり失敗を気にしないで明暗を付けてみて下さい。
=🐣塗装剥がれの下地塗装=
塗装剥がれも下地塗装でやっておくと便利です。特にグリーン系の車両は効果が高いのでお勧めです。濃いグリーン系車両の塗装剥がれ表現で悩んでしる人は参考にしてみて下さい。
台所用のスポンジを適当な大きさにちぎります。ちぎったスポンジにフラットブラックを付着させて、叩くような感じで塗料剥がれの表現を塗装していきます。塗料が剥がれやすいエッジ部分を中心に塗装剥がれの下地を付けていきます。
🐦️市販されている塗装用のスポンジもあるので、下記に載せておきます。参考にして下さい。
ガイアノーツ モデラーズプロデュース NAZCAシリーズ NT-003n スタンピングスポンジ 塗装用工具
塗装剥がれの下地塗装が終了した状態が写真14~20になります。
車体前面は赤の塗装をするので、写真15のように塗装剥がれ表現はあまり付けないようにしています。
傷を付けたい場合は、軽く爪楊枝や針で表面の白塗装だけを削るように引っ掻くと簡単に写真16のような傷ができます。失敗しても基本色を多めに吹き付ければ消えるので、あまり気にしないでいろいろな傷を付けてみて下さい。
フィールドカーは少し多めに塗装剥がれを付けるようにすると、放置された感じに見えます。
下地塗装で明暗を付けておくと、基本色を吹き付けるだけで簡単に明暗のグラデーション塗装ができます。基本色を調合する必要がないので初心者でも手軽に塗装できるのでお勧めです。
傷や塗装剥がれは上から基本色を吹き付ける事で、少し古い感じの塗装剥がれになります。基本色の塗装後に新しい塗装剥がれを塗装すれば、塗装剥がれや傷にも色の変化が出て単調にならなくなります。塗装剥がれの色が単調で悩んでいる人は参考にしてみて下さい。
今回はここで終了です。次回は基本塗装になります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。