前回は基本塗装をしました。今回はデカール貼りになります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】タミヤ 1/35 M4A3E8 シャーマン イージーエイト(朝鮮戦争)製作法~⑫基本塗装編~
🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.359 アメリカ戦車 M4A3E8 シャーマン イージーエイト 朝鮮戦争
=🐣デカール貼り=
基本塗装が終了した状態が写真1になります。これから、車体前面に顔のデカールを貼っていきます。デカールを貼る部分に大きな段差もあるので、タミヤマークフィットのノーマルタイプとハードタイプを使用します。
🐦️下記にデカール軟化剤を載せておきます。参考にして下さい。
TAMIYA マークフィット ハードタイプ メイクアップ材シリーズ
まずは位置決めのしやすい鼻のデカールから貼ります。鼻の穴部分のデカールは、トラベリングロックの基部だけ塗装で仕上げるようになっています。トラベリングロック基部の周りを囲む感じで写真2のようにデカールを貼ります。
デカール同士の境目に隙間ができても後で黒で修正するので、あまり気にしないでシワができないように注意して、鼻の穴のデカールを貼っていきます。
鼻のデカールを貼り終えたら、目のデカールを貼ります。右目部分が機銃上のモールドと重なるので、デカール軟化剤を使用してモールドに密着させるようにして下さい。
次に口のデカールを貼ります。口のデカールは写真4のようになっています。
口のデカールを貼る部分には、写真5のように大きな段差とボルトが並んでいます。デカールをそのまま貼ると、段差やボルト部分でデカールがクシャクシャになってしまう可能性が高いので、段差部分で分割する事にします。
写真6のように段差にかかる部分で、デカールを上下に切断します。
下の部分のデカールを写真7のように貼ります。この部分には段差がないのできれいに貼る事ができます。口の位置に気を付けながらデカールを貼って下さい。
下部分に合わせて上部分のデカールを写真8のように貼ります。左右にズレないように気を付けてデカールを貼って下さい。このままでは段差やボルトに密着しないので、モールドがある部分の上からデカール軟化剤のハードタイプを塗ってしばらく放置します。
🐥強めのデカール軟化剤はアクリル塗料の塗膜に影響する場合があるので、デカールの上だけに塗るようにして下さい。塗膜の上にかかったら、すぐに水で薄めてから綿棒などで拭き取って下さい。
デカールが柔らかくなったら、水で塗らした綿棒を上から押し付けて写真9、10のようにモールドに密着させます。ボルト部分に穴が開きますが、後で修正するので気にせずにデカールを密着させる事だけに集中して下さい。
鼻の穴をフラットブラックで塗装します。写真11のようなデカール同士の隙間も一緒に修正塗装をします。デカールと塗料のツヤが異なるため修正した箇所が少し目立ちますが、後でコーティング塗装をしてツヤを整えるので気にしないで修正作業をして下さい。
同じようにして口の部分にも修正します。白い部分の修正は下地が溶けてピンク色にならないようにするために、タミヤエナメル塗料のXF2フラットホワイトを使用しています。下地が溶けたら大きく目立ってしまうような色を重ねるときは、下地の塗料に影響しない種類の塗料で重ね塗りをする方がきれいに仕上がります。
鼻と口の修正塗装が終了した状態が写真12になります。
大きな段差などにかかるデカールは、貼りやすいように分割した方が上手くいく場合があるので、デカール貼りが難しい箇所があったら分割可能なのか確認してみて下さい。
=🐣細部塗装=
デカール貼りが終了したら、写真13のようにトラベリングロックと牽引ワイヤーの取り付けフックを車体に接着します。
機銃や装備品、転輪のゴム部分、防盾の布などを塗装していきます。
キャタピラは車体色が大きくはみ出してしまった部分にだけ、少し多めに薄めたXF1フラットブラックで修正塗装をします。軽くはみ出した程度なら汚し塗装で消えてしまうので、大きくはみ出した部分だけで大丈夫です。
細部塗装が終了した状態が写真14~16になります。
フィールドカーもタイヤや座席などの細部塗装を行います。細部塗装が終了した状態が写真17、18になります。
今回はここで終了です。次回は地面の基本塗装をします。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。