前回は仕上げ作業について説明をしました。今回は運搬作業になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
【初心者向け】コンテストに出しみよう!(市街地ジオラマ製作方法)~⑱仕上げ作業編~
🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。
タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.389 フランス軽戦車 H39
ダス・ヴェルク 1/35 ドイツ軍 ボルクヴァルト4 対戦車車両 ヴァンツェ
=🐣梱包作業=
ジオラマが完成したので、安全に運搬ができるように梱包作業を行います。焦って梱包がおろそかになると運搬中や取り出し時の破損に繋がるので、運搬直前に行うのではなく前日などに余裕を持って作業をするようにして下さい。

写真2の箱が運搬用に用意した箱になります。運搬用の箱については~①準備編~で説明をしているので、そちらを読んで下さい。

運搬用の箱にジオラマを入れた状態が写真3になります。

このまま運搬できそうですが、写真4のようにクッション的な物がないので、運搬中に揺れてしまうと内壁にジオラマがぶつかってしまいます。枠内に収まっているなら強い衝撃を与えない限り破損はしないですが、枠内からはみ出た箇所は内壁にぶつかるとすぐに破損してしまいます。そのためスチレンボードで破損防止用のクッションを製作します。

内壁にはみ出した部分がぶつからないように、壁面にスチレンボードを写真5のようにマスキングテープで貼り付けます。ガムテープなどても問題ないですが、箱を再利用していくならきれいに剥がせるマスキングテープの方がお勧めです。
はみ出した部分が内壁にぶつからないようにスチレンボードの厚さを調節して下さい。

反対側の壁面も写真6のようにスチレンボードでクッションを作り、運搬時に左右に動く事を防止します。クッションと台座がピッタリはまってしまうと、取り出す際に圧がかかって破損しやすくなるので注意して下さい。若干の余裕があるとスムーズに取り外しができます。

前面と後面にもクッションを製作して、前後左右に動かないようにします。クッションの取り付けが終了したら、箱に作品を入れた状態で軽く前後左右に傾けてはみ出した部分が壁面に当たらないか確認をして下さい。
=🐣運搬作業=
梱包が終了したら運搬作業になります。今回の箱には取っ手がありますが、このタイプの箱はヒンジ部分やロック部分の強度がいまいちなので紙袋などに入れて運搬する事をお勧めします。箱がすっぽり入る大きさの紙袋は運搬直前に探すと意外と見つからないものなので、事前に用意しておいた方が良いです。
あとは慎重に運搬するだけです。運搬中は対面から歩いて来る人が全て自分に向かって来るものだと思ってよそ見せずに、目的地に着くまでは油断しないようにして下さい。
=🐣持参道具=
万が一輸送中に破損した時のために、木工用ボンド、爪楊枝数本、細かく切ったプラ板は持参する事をお勧めします。
プラスチック用接着剤は臭いが出るため店舗で使用するのは控えた方が良いと思うので、現地で修復をするなら木工ボンドを使用して下さい。木工用ボンドはやや固着に時間がかかるので、速乾タイプのものがあったらそちらを用意するようにして下さい。
そのままボンドを使用すると大きくはみ出してしまうので、プラ板にボンドを出してから、爪楊枝でボンドを破損した部分に塗るようにして下さい。ここで焦ってしまうとせっかく作った作品が台無しになってしまうので、落ち着いて修復作業ができる道具一式は用意しておいた方が良いです。
=🐣おまけ=
家に作品が戻るまでが行事なので、作品を持ち帰る際も十分に気を付けて持ち帰るようにして下さい。
今回は架空のコンテストに出品するというていで製作を進めましたが、保管のため箱の大きさに合わせて製作するという事にも繋がります。完成品を飾る場所にも限りがあるので、製作を続けていけば、現在飾っている作品を収納する必要が出てきます。
保管用の箱に合わせるように製作をすれば、飾る場所が手狭になっても簡単に収納する事が可能です。単品の作品なら簡単に収納できる箱は簡単に探せますが、ジオラマとなるとそう簡単にはいかないです。自分で箱に合わせた大きさの縛りを決めて製作をすれば、同じ箱を数個用意すれば季節や気分に合わせて作品を入れ換えする事も簡単にできるようになります。
飾る場所の不足というのは模型製作を続ければ必ず発生する悩みです。飾り場所が手狭になってきて不安を感じてしまった時は、先に保管する箱を考えてから製作をしてみて下さい。




これで今回の製作は終了になります。次回は簡単なまとめになります。
