【初心者向け】クレオス水性塗料 スーパーファインシルバーで銀塗装をしてみる(エアフィックス 1/72 B-17G)~③下地塗装編~

前回は機体内部の製作をしました。今回は下地塗装をします。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】クレオス水性塗料 スーパーファインシルバーで銀塗装をしてみる(エアフィックス 1/72 B-17G)~②機体内部の製作編~

🐦️下記に今回使用してキットを載せておきます。参考にして下さい。

エアフィックス 1/72 アメリカ ボーイング B-17G フライングフォートレス

=🐣主翼の製作=

主翼部分はパーツ数が少ないのですが、パーツ自体が大きいのでズレがないように接着します。上下を合わせるタイプなので、主翼側面に合わせ目ができます。ズレがないとナイフの刃を立てて軽くカンナがけをすれば合わせ目を消すことが可能ですが、ズレがあるとパテを使用する事になるのでしっかり合わせて接着して下さい。

写真1

タイヤパーツが自重変形タイプなので、塗装が完了した時に接着して位置調節をします。そのため、主脚部分は写真2のようにタイヤを取り付けないで塗装をします。プロペラも別で塗装をして最後に接着します。

🐥今回のような大型の機体は、手に持って細部塗装をするのが困難な箇所もあります。そういった部分は塗装後に接着する事にした方が、細部塗装中に機体を破損する危険度が低下します。

写真1

主脚と主脚格納部は下地塗装前にシルバーで塗装しておきます。主脚部分は機体と区別させるために、スーパーファインシルバーではなく、タミヤエナメル塗料XF16フラットアルミで塗装しています。エンジン内部も外から見える部分だけ先に塗装をしておきます。

=🐣塗装前のマスキング=

機体の組み立てが終了したら、写真3、4のようにマスキングをします。機体上部の旋回銃座と下部の回転銃座は別で塗装した方が楽なので取り外しています。銃座部分にティッシュを詰めてマスキングをしています。

機首の風防にはフレームがないため、塗装後に接着した方がマスキングの手間が省けるので外した状態になっています。

写真3

爆弾倉と主脚部分もマスキングをします。マスキングは面倒ですがクリアーパーツ以外は、少しはみ出しても簡単に重ね塗りで修正できるので小さい隙間程度は気にしないで大丈夫です。

写真4

機体内部との境目はキッチリとマスキングが出来れば問題ないのですが、曲面などがあるのでなかなか難しいです。そのような時は修正しやすい部分にはみ出すように意識してマスキングをして下さい。

今回は下地塗装→シルバー塗装→コーティング塗装と機体表面に何度も塗装をするので、マスキングテープを剥がした時に機体部分に無塗装部分があると周囲と同じ色合いで修正塗装をするのが難しくなります。逆にエンジン部分や爆弾倉の縁に機体塗装が掛かっても、機体内部色で重ね塗りをすれば、きれいに修正する事ができます。

このように、どっちにはみ出した方が修正がきれいに出来るかを考えながら作業をすると、少し気楽にマスキングをする事ができます。

=🐣下地塗装=

マスキングが終了したら写真5のように下地塗装を行います。いつもの癖で、タミヤアクリル塗料のXF1フラットブラックを使用して塗装してしまいましたが、ツヤ有りのX1ブラックで塗装した方がシルバーの発色が良くなるのでツヤ有りのブラックで塗装して下さい。

黒を下地にした方がシルバーの発色が良くなるので、はっきりとしたシルバーにしたい人は下地塗装を行って下さい。

写真5

パネルごとで色を変えたい場合は、写真6のように下地塗装で変化を付けておくと、基本塗装のシルバーを吹き付けるだけで色が変化するのでお勧めです。

エアブラシでとパネルごとにマスキングをしないといけないので、作業は筆塗りで行います。上からシルバーを吹き付けるので多少の筆ムラは気にならなくなります。

今回はホワイトとフラットアース、レッドブラウンを使用しています。使用する色によってパネルの色合いが異なるので、余裕があるならいろいろな色で試してみて下さい。

写真6

これで下地塗装は終了です。塗装後に接着する部分にも忘れないように黒で下地塗装をして下さい。

今回はここで終了です。次回はスーパーファインシルバーでの塗装作業になります。

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】クレオス水性塗料 スーパーファインシルバーで銀塗装をしてみる(エアフィックス 1/72 B-17G)

~①準備編~

~②機体内部の製作編~

~④基本塗装編~

~⑤塗り分け塗装編その1~

~⑥塗り分け塗装編その2~

~⑦デカール貼りと修正塗装編~

~⑧スミ入れ編~

~⑨汚し塗装編~

~⑩まとめ編~

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