【初心者向け】レジンパーツ入りキットの製作方法(ハセガワ 1/72 スーパーハインド)~⑪細部塗装編~

前回は迷彩塗装をしました。今回は細部塗装になります。

🐔前回記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】レジンパーツ入りキットの製作方法(ハセガワ 1/72 スーパーハインド)~⑩基本塗装編その2~

=🐣ローターの塗装=

テイルローターの先端は赤い塗装がされてます。この部分は写真1の㉚、㉛のデカールで再現するようになっていますが、ローターの表、裏にデカールをズレないようにして貼り付けるのは難しいので、今回は塗装で表現します。

写真1

一番楽なのはローターの塗装前に先端を赤で塗装してから、マスキングをしてローターの色を塗装する事ですが、今回はすっかり忘れてしまったのでローターの塗装後に赤の塗装をする事にします。

ローターのように目印になるようなモールドもなく、複数箇所を均一の幅で塗装するような場合はちょっと面倒ですが、今回は簡単に均一の幅でマスキングができる方法を説明します。

塗装したい部分と同じ幅のマスキングテープを用意します。同じ幅のマスキングテープがない場合は、カッターなどで丁度良い幅のものを製作します。

🐦️自作する場合はメモリ付きのマスキングテープがあると作業が楽になります。下記に載せておくので参考にして下さい。

マスキングシール(1mm方眼タイプ)5枚【タミヤ マスキング Item No:87129】

まずは塗装したい部分と同じ幅のマスキングテープを塗装したい部分に貼り付けます。貼り付けたら隣に密着するようにマスキングテープを写真2のように貼り付けます。

写真2

マスキングテープを貼り付けたら、写真3のように塗装する部分に貼ったテープを剥がします。これを繰り返す事で全てのローターで、同じ幅のマスキングをする事が可能になります。今回は筆塗りで赤い部分を塗るので、幅の細いテープを使用しましたが、エアブラシを使用する場合は太めの物を使用して下さい。

写真3

塗り分けをしてマスキングテープを剥がした状態が写真4になります。

写真4

メインローターの前部にも写真5のようにシルバーで塗り分ける部分があります。このように長い部分は、短く切ったガイド用のマスキングテープを両端に貼って、それぞれを繋ぐようにしてマスキング用のテープは貼っていきます。

写真5

ローターの塗装が終了した状態が写真6になります。

写真6

ガイド用のマスキングテープを使用する事で、均一な幅のマスキングが簡単にできます。応用すれば細いラインなども塗装できるので、マスキングに迷った時は参考にしてみて下さい。

=🐣細部の塗装=

機体の迷彩塗装が終了したら細部塗装を行います。細部塗装は、はみ出しても拭き取れるようにタミヤエナメル塗料を使用しています。

細部塗装が終了した状態が写真7~10になります。

写真7
写真8

レジンやメタル部分は、メタルプライマーを塗ったので問題なく塗装ができています。何度も触れる箇所でなかったら、サーフェイサーを吹かなくてもプライマーだけで塗料が定着するので、スプレー吹きが苦手な人はプライマーを塗装するだけでも大丈夫です。

写真9
写真10

エナメル塗料で細部塗装をすると、スミ入れにエナメル系を使用できないと思うでしょうが、アクリル塗料でコーティングをすれば可能になります。何度も溶剤で擦ると剥がれてしまいますが、スミ入れ用塗料を流し込み、軽く溶剤で拭き取る程度なら問題ないです。

今回はここで終了です。次回はデカール貼りになります。

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】レジンパーツ入りキットの製作方法(ハセガワ 1/72 スーパーハインド)

~①準備編~

~②組み立て前の作業編~

~③機体の組み立て編その1~

~④機体の組み立て編その2~

~⑤キャノピーのマスキング編~

~⑥レジンパーツの接着編その1~

~⑦レジンパーツの接着編その2~

~⑧下地塗装編~

~⑨基本塗装編その1~

~⑩基本塗装編その2~

~⑫デカール貼り編~

~⑬仕上げ作業編~

~⑭まとめ編~

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