【初心者向け】レジンパーツ入りキットの製作方法(ハセガワ 1/72 スーパーハインド)~⑦レジンパーツの接着編その2~

前回はレジンパーツの取り付けをしました。今回も取り付け作業の続きになります。

🐔前回の記事を載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】レジンパーツ入りキットの製作方法(ハセガワ 1/72 スーパーハインド)~⑥レジンパーツの接着編その1~

=🐣レジンパーツの修正=

写真1のパーツはロケットランチャーなのですが、横からみると大きく曲がっています。細長いレジンパーツは変形してしまう事があるので、修正作業が必要になる場合があります。

写真1

レジンパーツは修熱湯に浸けてパーツを柔らかくしてから、反対側に曲げてパーツを真っ直ぐに修正していきます。

沸騰または沸騰直前まで暖めたお湯を写真2のように容器に入れます。プラスチック製の薄い容器だと変形してしまう場合があるので少し厚めの容器にするか、陶器や金属製の物を使用して下さい。

写真2

パーツをお湯に浸して1分程度経過したら、ピンセットなどでパーツを取り出します。取り出したパーツは一時的に柔らかくなっているので、やけどに気をつけて修正する方向に曲げていきます。パーツが冷めると固まってしまうので、曲げ難くなったらもう一度お湯に浸けてから作業をします。

🐥修正するパーツの数が多い場合は、お湯が冷めやすくなるのでケトルなどを用意してお湯の交換がしやすいようにする事をお勧めします。

修正が終了した状態が写真3になります。若干まだ曲がりが残っていますが、最初と比べるとかなり改善されたのでこの状態で作業を進めていきます。

🐥修正後、パーツが冷えてくると少し元に戻ってしまいます。少しの曲がりでも気になる人は、一晩おいてからの修正作業を繰り返し行ってみて下さい。

写真3
写真4

=🐣メタルプライマーの塗布=

全てのメタルパーツとレジンパーツを取り付けたら塗装作業になります。塗料が付着しやすいようにメタルプライマーを塗布していきます。サーフェイサーを使用しても問題ないですが、サーフェイサーを厚く吹きつけるとモールドが埋ってしまうので注意して下さい。

今回はクレオスのメタルプライマー改を筆塗りで塗布しています。原液で使用しても問題ないですが、薄める場合はラッカー系の溶剤を使用して下さい。この後で下地塗装をするので、筆ムラは気にしないでで大丈夫です。

🐦️今回使用したメタルプライマーを下記に載せておきます。接着剤用筆セットの筆を蓋に取り付ければ、かなり作業が楽になるのでお勧めです。参考にして下さい。

GSIクレオス Mr.メタルプライマー改 ビンタイプ ホビー用仕上げ材 MP242

GSIクレオス Gツール GT117 Mr.接着剤用筆セット 10本入 ホビー用工具 ホワイト

キット全体に塗る必要はなくメタルパーツ、レジンパーツ部分だけに塗っています。メタルプライマーは透明なので塗った箇所が解りにくいですが、塗り終わった状態が写真5~8になります。

写真5
写真6
写真7
写真8

これで組み立ては終了です。ローター部分は塗装しやすいようにするために、この時点では接着しないで取り外せるようにしておきます。

写真9
写真10

今回はここで終了です。次回はから塗装作業になります。

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】レジンパーツ入りキットの製作方法(ハセガワ 1/72 スーパーハインド)

~①準備編~

~②組み立て前の作業編~

~③機体の組み立て編その1~

~④機体の組み立て編その2~

~⑤キャノピーのマスキング編~

~⑥レジンパーツの接着編その1~

~⑧下地塗装編~

~⑨基本塗装編その1~

~⑩基本塗装編その2~

~⑪細部塗装編~

~⑫デカール貼り編~

~⑬仕上げ作業編~

~⑭まとめ編~

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