前回で浮ドックの製作は終了したので、今回から塗装作業になります。
🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。
アメリカ海軍ABSDー1大型浮ドックの製作(スノーマンモデル 1/700)~⑧船体の仕上げ編~
🐦️下記に今回使用するキットを載せておきます。1/350も一緒にのせておくので参考にして下さい。
タコム スノーマン 1/700 アメリカ海軍 ABSD-1 分割式浮きドック プラモデル
タコム 1/350 アメリカ海軍 ABSD-1 分割式浮きドック プラモデル
=🐣下地塗装=
大型で構造物が単調なので、下地塗装で明暗をつけてメリハリを出していきます。下地塗装で明暗をつけておくと、基本塗装を普通にするだけで軽い明暗のグラデーションがつきます。
1.黒の下地塗装
タミヤアクリル塗料を使用してエアブラシで塗装します。
タミヤアクリル塗料XF1フラットブラックで全体を塗装します。塗り残しがないように、全体が真っ黒になるまで塗装します。
エッチングパーツは面積が小さく、制作中に直接触れるような箇所がないので、メタルプライマーを塗る必要はないです。もしメタルプライマーを塗る場合は、手すりや格子状のパーツの隙間が埋まらないように注意して下さい。サーフェイサーを吹いてもいいのですが、モールドが埋まってしまうのも嫌なので直接フラットブラックで塗装しています。
黒の下地塗装が終了した状態が写真1~3になります。
ドック中央の無数にある艦船を乗せる突起部分はしっかり塗装して下さい。この作業をしておくと基本塗装時に塗料が上手く塗れなかった箇所が影のようになるので、凹凸の多いキットにはお勧めの作業です。
2.白の下地塗装
次にXF2フラットホワイトで明暗を付けます。
上から光が当たる箇所や、強調したい箇所を中心にエアブラシで吹き付けていきます。全面に吹き付けてしまうと、明暗が消えてしまうので注意して下さい。
艦船と違って垂直な壁面が多いので、下地塗装でメリハリをつけておくと完成後に立体感が強調されます。壁面は軽くグラデーションになるようにして塗装します。中央部は壁に囲まれていて影になりやすそうなので、あまり白を吹き付けないで軽く明暗が付く程度に塗装しています。
白の下地塗装が終了した状態が写真4~8になります。
🐥エアブラシを使用する際は、手やエアブラシが監視所やクレーンに当たって破損しないように注意して下さい。
これで下地塗装は終了です。
今回はここで終了です。次回は基本塗装になります。
🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。