【初心者向け】古いキットの作り方(タミヤ M8自走榴弾砲)~⑧細部塗装とデカール貼り編~

前回は基本塗装を説明しました。今回は細部塗装とデカール貼りになります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい

【初心者向け】古いキットの作り方(タミヤ M8自走榴弾砲)~⑦下地塗装と基本塗装編~

=🐣細部塗装=

装備品などの細部塗装を行います。砲塔側面にあるグローサーを写真1のように塗装していきます。タミヤエナメル塗料のXF84ダークアイアンで塗装していますが、ここは自分好みの色で大丈夫です。

🐥グローサーとは靴に着けるスパイクのような物で、キャタピラに取り付けると滑り止めになる金属製のパーツです。雪道や砂浜、泥濘地などで使用します。黒系の金属色で塗装すればいいと思います。

写真1

キャタピラに車体色が付いてしまった場合は、重ね塗りで修正します。基本色自体が暗めなので目立たないと思いますが、気になる場合は修正して下さい。

🐥キャタピラの長方形部分はゴムパットになっているので、その部分だけは金属色を塗らずにXF1フラットブラックか、XF85ラバーブラックで塗装します。

砲塔上の機関銃や、スコップなどの装備品を写真2のように塗装します。

写真2

=🐣デカール貼り=

細部塗装が終了したらデカール貼りになります。エンジンデッキ上に貼る国籍マークがモールドにかかるのでデカール軟化剤があると便利です。

車体側面や正面部分は平面なのでデカールは軟化剤を使用しなくてもいいですが、砲塔部分は微妙な曲線になっているので、写真3、4のように砲塔に国籍マークを貼るときには軟化剤を使用します。

写真3
写真4

デカール自体がかなり古かったので、エンジンデッキ上の国籍マーク貼る時に軟化剤を使用したらバラバラになってしまいました。最後に写真5のエンジンデッキ上に荷物を置いてデカールの失敗を誤魔化す事にします。

写真5

🐦デカール軟化剤を下記に載せておきます。参考にして下さい。クレオスの軟化剤はやや軟化作用が強いですが、水で薄める事が可能なので強すぎる場合は水で薄めて使用して下さい。

Mr.マークソフター MS231

=🐣コーティング塗装=

デカールの保護とツヤを整えるために、タミヤアクリル塗料のXF86フラットクリアーでコーティング塗装をします。全体のツヤも整える作用もあるので車体全体を塗装します。ツヤを出したい部分はコーティング塗装後にもう一度重ね塗りをすればいいので、軽くマスキングをすれだけで大丈夫です。

コーティング塗装が終了した状態が写真6~9になります。

写真6
写真7
写真8
写真9

今回はここで終了です。次回は汚し塗装になります。