【初心者向け】フルインテリアキットの製作と見せ方(アミュージングホビー 1/35 フェルディナント)~⑭外部パーツの接着編~

前回は戦闘室内部の製作をしました。今回は外部パーツの製作になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】フルインテリアキットの製作と見せ方(アミュージングホビー 1/35 フェルディナント)~⑬戦闘室内部の塗装編その3~

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

アミュージングホビー 1/35 ドイツ軍重駆逐戦車 フェルディナント フルインテリア & 16tストラボクレーン

=🐣上部装甲の取り付け=

上部装甲の裏面を写真1のように塗装します。裏面は完成後には見えないので、しっかり塗装する必要はないですが簡単にスミ入れとオイル汚れを加えています。

写真1

汚し塗装が終了したら、内側のマスキングテープを剥がして車体と接着します。

=🐣パテ盛り作業=

砲身とマズルブレーキは金属製パーツになっていますが、プラスチック製パーツも一緒に封入されているので、金属製パーツの扱いが苦手な人はプラスチック製のものを使用して下さい。プラスチック製でも砲身部分は一つのパーツになっているため、合わせ目を処理する必要はないです。

金属製パーツを使用すると、マズルブレーキ中央部分に写真2のような継ぎ目が発生します。ここはちょっと目立つので合わせ目の処理が必要になります。

写真2

写真3のように継ぎ目部分にパテを盛り付けて、パテの乾燥後にヤスリで処理します。複雑な形状の部分なので、一度では上手く継ぎ目が消えにくいので、2~3回のパテ盛り作業で継ぎ目をけしていくつもりで作業をして下さい。

写真3

プラスチック製パーツの精度も高いので、無理に金属製に変える必要はないと思います。ちょっと難しいと思った人は、加工や塗装が楽なプラスチック製パーツの使用をお勧めします。

牽引ホールド部は写真4のように中央に大きな窪みがあります。これは牽引フックを取り付けても目立ってしまうので、処理した方が良いです。

写真4

中央部分に写真5のようにパテを盛って、パテの乾燥後にヤスリで処理をします。窪みが少し深いのでパテの乾燥後に、ヒケが発生する確率が高いです。ここも2~3回のパテ盛り作業で処理をするつもりで製作して下さい。

牽引フックの取り付け穴が埋まってしまた場合は、作業後にピンバイスなどで開口します。パテ盛りした時に針などで軽く印を付けておくと開口する時の位置確認が楽です。

写真5

🐥今回説明したパテ盛り作業は、製作工程に影響しないので早い段階から行っておくと気楽に作業ができます。組み立ての段階になって、慌てて作業をすると雑になりやすくなるので、余裕をもって作業する事をお勧めします。

🐔今回使用しているパテを下記に載せておきます。参考にして下さい。

タミヤ(TAMIYA) タミヤパテ(ベーシックタイプ)

=🐣フェンダーの接着=

フェンダーを接着すると写真6のようになります。キャタピラとフェンダーの隙間が短く、不具合があった時の処理が大変なので、キャタピラを塗装後に取り付ける場合は、フェンダーの取り付け前に一度擦り合わせをして、キャタピラの合いを確認して下さい。

写真6

=🐣外部パーツの接着=

装備品などの外部パーツを接着します。

牽引ケーブルは付属の金属製ワイヤーを切断して使用します。説明書では20㎜と記載されていますが、20㎝の間違い表記だと考えないようにして下さい。実際そう思って20㎝で切断したらかなり短くなってしまい、説明書のような位置でワイヤーを取り付けられなくなってしまいました。

直接車体にワイヤーを合わせて長さを確認するのが一番確実なので、しっかり合わせてから長さを決めて下さい。

写真7の小さなフックは、エレファントと向きが異なるのでエレファントの資料を参考にして製作している人は注意して下さい。フェルディナントは縦向き、エレファントは横向きになっています。

写真7

内部が見えなくなるので、操縦室上部の予備キャタピラは取り付けないようにしています。

今回はここで終了です。次回から塗装作業になります。

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