【初心者向け】簡単!1/35フィギュア迷彩塗装のコツと方法(タミヤ 1/35 ドイツ歩兵)~⑬仕上げ塗装編~

前回は迷彩ヘルメットの塗装をしました。今回は仕上げ作業になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】簡単!1/35フィギュア迷彩塗装のコツと方法(タミヤ 1/35 ドイツ歩兵)~⑫迷彩ヘルメットの塗装編~

🐦️今回使用しているフィギュアセットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.196 ドイツ 歩兵 アタックチームセット 

=🐣木製部分の塗装=

銃やスコップなどの木製部分を塗装します。今回は木目を意識した塗装方法を説明します。

まずは銃の木製部分を、タミヤアクリル塗料のXF59デザートイエローで写真1のように下地塗装をします。

🐥下地塗装は必ずアクリル塗装で行うようにして下さい。

写真1

次にタミヤアクリル塗料のX26クリアーオレンジで、木目の下地塗装をします。特に細く塗る必要はないですが、木目の雰囲気が出るように塗装して下さい。塗装が終了した状態が写真2、3になります。

写真2
写真3

銃の金属部分をタミヤエナメル塗料のX10ガンメタルで塗装します。金属部分の塗装は、質感が良いのでエナメル塗料を使用していますが、ここはアクリル塗料でも問題ないです。

銃のスリングも塗装をタミヤアクリル塗装XF49カーキで塗装します。溶きパテでコーティングをしていますが。薄めすぎると紙がふやけてスリングが切れてしまう場合があるので注意して下さい。

塗装が終了した状態が写真4になります。

写真4

溶剤で薄めたタミヤエナメル塗料のXF64レッドブラウンを、木製部分の表面に塗ります。クリアーオレンジの木目表現が薄く透けて見えるようにして塗装をします。アクリル下地にエナメル塗料で重ね塗りをするので、下地塗装が溶け出す事はないです。重ね塗りや拭き取りをして自分好みの色合いになるように調節して下さい。

塗装が終了した状態が写真5、6になります。

写真5
写真6

木箱や車両装備品の木製部分にも使える塗装方法なので、木製部分を単調に塗装したくない人は参考にしてみて下さい。

エナメル塗料の濃さ調節する事で、木目をハッキリさせたり、目立たなくする事が可能になります。自分好みの木目表現になるように調節してみて下さい。

=🐣装備品の明暗塗装=

装備品の明暗塗装をします。モールドの凹部分に暗い色を塗って、少し明るめの色でドライブラシをして立体感をだします。

水筒のキャップやガスマスクケースなどの金属部分には、XF16フラットアルミで塗料剥がれを表現するとリアルな感じになります。剥がれ表現が大きいと、塗装剥がれに見えなくなってしまうので大きさには注意して下さい。

塗装が終了した状態が写真7になります。

写真7

レギンスや靴も写真8のように明暗塗装をします。

写真8

=🐣塗装終了=

これでフィギュアの塗装は終了です。写真9、10のように接写して見ると、迷彩模様は塗装図の柄とは違いますが、写真11~13のように遠目から見ると、えんどう豆パターンのように見えます。

写真9
写真10
写真11
写真12
写真13

完成品を棚などに飾った場合は、写真9よりも写真11のような距離で眺める事の方が多いと思うので、塗装図通りの迷彩柄にこだわる必要はないと思います。

ある程度離れた距離から見ると想定しながら、塗装をすると難しい迷彩柄でも比較的簡単に塗装可能です。何色も交互に使用していくので、手間はかかりますが作業自体は簡単なので、是非挑戦してみて下さい。

今回はここで終了です。次回は汚し塗装になります。

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。

【初心者向け】簡単!1/35フィギュア迷彩塗装のコツと方法(タミヤ 1/35 ドイツ歩兵)

~①準備編~

~②組み立て編~

~③合わせ目処理編~

~④装備品の製作編~

~⑤皮膚の塗装編その1~

~⑥皮膚の塗装編その2~

~⑦服の塗装編~

~⑧迷彩服の塗装編その1~

~⑨迷彩服の塗装編その2~

~⑩迷彩服の塗装編その3~

~⑪装備品の塗装編~

~⑫迷彩ヘルメットの塗装編~

~⑭汚し塗装編~

~⑮まとめ編~