【初心者向け】アメリカ戦車製作方法(タミヤ 1/35 M26パーシング)~⑨基本塗装編その2~

前回は車体の基本塗装を行いました。今回は泥汚れの塗装とコーティング塗装をします。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】アメリカ戦車製作方法(タミヤ 1/35 M26パーシング)~⑧基本塗装編その1~

=🐣泥の塗装=

盛り付けた泥に下地塗装をします。コーティング塗装をした後に本格的な塗装をするので、この時点では色を着けるだけになります。

タミヤエナメル塗料を使用します。エナメル塗料は溶剤で簡単に拭き取る事ができるので、汚し塗装には適しています。茶色系とサンド系の色を混ぜて、写真1のように泥を付着させた部分に塗装します。

写真1

泥の境目ギリギリまで塗る必要はないです。泥を付着させた箇所が解るように塗れば大丈夫です。

泥部分には基本塗装時の車体色が吹き付けられています。車体色が暗めだと、塗料が乾燥すると塗った時よりも暗めになるので、明るめの泥にしたい場合は注意して下さい。写真2のように塗った時は明るめですが、乾燥すると写真3のような感じになります。適度にムラが出るように塗ると良い感じになります。

写真2
写真3

車体側面も写真4、5のように塗装します。サスペンション付近に付着させた泥や、車輪部分に盛り付けた泥にも忘れずに塗装をします。

写真4
写真5

車体前部と後部も写真6、7のように塗装します。

写真6
写真7

キャタピラに付着させた泥の塗装も忘れないで下さい。

この後にコーティング塗装をします。コーティング塗装をした後だとエナメル溶剤で拭き取るのが難しくなるので、はみ出した箇所や気に入らない箇所があったら、この時点で拭き取るようにして下さい。

🐥泥汚れの境目がハッキリして気に入らない場合は、エナメル溶剤を付けた筆で撫でることで境目をぼかす事ができます。

=🐣コーティング塗装=

タミヤアクリル塗料のXF86フラットクリアーで全体にコーティング塗装をします。デカールの保護とツヤを整える作用もあるので、デカールにもしっかりコーティング塗装をして下さい。泥部分にもしっかりコーティング塗装をします。

コーティング塗装が終了した状態が写真8~13になります。

写真8
写真9
写真10
写真11
写真12
写真13

今回の記事はここで終了です。次回はスミ入れになります。

🐦️今回使用しているキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.254 アメリカ陸軍 戦車 M26 パーシング プラモデル 35254

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。

【初心者向け】アメリカ戦車製作方法(タミヤ 1/35 M26パーシング)

~①準備編~

~②砲塔の下準備編~

~③足回りの組み立て編~

~④車体の組み立て編~

~⑤泥汚れの製作編その1~

~⑥泥汚れの製作編その2~

~⑦下地塗装編~

~⑧基本塗装編その1~

~⑩スミ入れ編~

~⑪汚し塗装編その1~

~⑫汚し塗装編その2~

~⑬オイル汚れ編その1~

~⑭オイル汚れ編その2~

~⑮泥はね塗装編~

~⑯仕上げ編~

~⑰まとめ編~