【初心者向け】簡単!水性塗料で行うガンプラのメタリック塗装方法(バンダイ 1/144 HG ギャン)~⑤銀塗装編~

前回は下地塗装をしました。今回は銀塗装になります。

🐔前回の記事を下記に載せておきます。参考にして下さい。

【初心者向け】簡単!水性塗料で行うガンプラのメタリック塗装方法(バンダイ 1/144 HG ギャン)~④下地塗装編~

=🐣銀塗装について=

エアブラシを使用して、クレオス水性ホビーカラーのスーパーシャインシルバーを塗装していきます。

塗装時の注意点は二つあります。下地塗装が消えないように少し薄めにする事と、小まめにカップ内の塗料を拡販させる事です。

下地塗装で行った塗り分けが消えてしまうと、銀一色になるので注意して下さい。少し薄めにして4~5回の吹き付けで仕上がる感じにすると下地塗装が残って銀を塗り分けしたように見えます。

塗料の中に含まれているメタリック粒子は時間が経過すると沈殿していくので、徐々に下層が濃くなっていき上層が薄くなります。そのままの状態で吹き付けていると、急に塗料が薄くなっていくので、小まめにうがいなどでカップ内の塗料を拡販させながら塗装をして下さい。

=🐣銀塗装=

塗り残しやムラがないように気を付けながら、スーパーファインシルバーを吹き付けていきます。

🐦️今回銀塗装で使用した塗料を下記に載せておきます。参考にして下さい。

スーパーファインシルバー HSM01 10ml【GSIクレオス AQUEOUS 水性ホビーカラー プラモデル 塗料】

下地塗装を消さないように塗装すると、銀塗装を1度するだけで写真1のように塗り分けたような感じになります。

写真1

銀塗装が終了したらしっかりと乾燥させます。光沢塗料はつや消し塗料よりも乾いた状態が解り難いので、焦らずに丸1日は放置して乾燥させた方がいいです。

乾燥したら写真2のように組み立てていきます。引っ掻いたりすると、塗料が剥がれる場合があるので注意しながら作業をして下さい。

写真2

サーベルは写真3のように刀身も銀塗装をしています。このままの状態でも良いですが、刀身を塗装することにします。

写真3

クリアーオレンジを上から吹き付けると、写真4のようになります。銀塗装の上からクリアー塗料を吹き付けると、発光しているような感じになります。好みの色で塗装してみて下さい。

写真4

組み立てが終了したら完成です。今回は式典仕様をイメージして甲冑風に塗装をしてみました。

下地塗装のおかげで一度の塗装で、銀が上品な色調で塗り分ける事ができました。銀の色調を変えながら塗装するよりもずっと楽に塗装できるので、メタリック塗装で色の変化を出したいと思っている人は参考にしてみて下さい。

写真5
写真6
写真7
写真8
写真9

今回は金属的な質感を大事にしたかったので、コーティング塗装、スミ入れはしていないです。

🐦️今回使用したキットを下記に載せておきます。参考にして下さい。

HGUC 197 機動戦士ガンダム ギャン 1/144スケール 

=🐣まとめ=

単調になりやすい銀塗装でも、下地塗装を上手く使えば塗り分けをしたような仕上がりになります。

写真10

同系色を下地塗装に使用すると、色の変化が解り難くなるので使用する色には注意して下さい。黒地に銀を吹き付けると発色が良くなるので、下地塗装に黒は入れた方がいいです。

写真11

一昔前までは水性塗料で金属的な質感の銀塗装は難しかったのですが、今回使用した水性ホビーカラーのスーパーファインシルバーだと簡単に金属的な塗装ができます。取り扱いも簡単で、入手もしやすいので銀塗装をやってみたいと思っている方にはお勧めの塗料です。

塗装前に仕上がりの状態が上手く想像できないので、初めてメタギック塗装をする時はちょっと難しいですが、何度かやっていくうちにコツが掴めてくるので興味のある方は挑戦してみて下さい。

今回の記事はこれで終了になります。下地塗装を上手く利用すると、塗装の幅が拡がるのでいろいろ試してみて下さい.

🐔今回の記事一覧を下記に載せておきます。目次代わりに使用して下さい。

【初心者向け】簡単!水性塗料で行うガンプラのメタリック塗装方法(バンダイ 1/144 HG ギャン)

~①準備編~

~②組み立て編その1~

~③組み立て編その2~

~④下地塗装編~

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